生活クラブは、生協(生活協同組合)の一つで、主に食品や日用品を取り扱っていて、宅配で購入が可能。
生活クラブは、特に、無農薬や有機栽培の食品、安全性の高い日用品を提供することで知られていて、その徹底ぶりが「やばい」とされています。
高品質な商品
生活クラブの商品は、厳しい基準をクリアしたものが多く、特に無農薬や有機栽培のものが多いです。これにより、健康志向の高い消費者から高い評価を受けています。
この基準が尋常ではなく、近所の激安スーパーで扱っている商品は軒並みNGになるような基準。
安全性の確保
生活クラブは、商品の安全性を確保するために独自の検査を行っています。例えば、放射能検査や農薬残留検査などを実施し、その結果を公開しています。
他の生協でも検査はおこなっていますが、その検査基準が頭3つぶんくらい飛び抜けているんですね。
環境への配慮
生活クラブは、環境保護にも力を入れています。リサイクル可能な包装材の使用や、エコバッグの推奨など、環境に優しい取り組みを行っています。
そのため、一般の感覚からすると面倒くさいな…と感じる点も多々あります。
生活クラブは、安心・安全な食材を提供する生協の食材宅配サービスとして、多くの利用者から高い評価を受けています。しかし、利用者からは、いくつかのデメリットも指摘されています。以下に、生活クラブの評判について、メリットとデメリットを中心にまとめます。
生活クラブのメリット
安全性と品質の高さ
生活クラブは、国産・無添加・減農薬にこだわった食材を提供しています。食品添加物の削減や放射能検査の公開など、徹底した安全対策が行われており、消費者に安心感を与えています。特に、調味料や加工食品の品質が高く、多くの利用者から「美味しい」との評価を受けています。
この点は文句なく、生活クラブにかなう生協はナシ。怖いぐらいにこだわっています。
生産者との連携
生活クラブでは、生産者と消費者(組合員)が協力して商品を開発するため、透明性が高く、信頼性のある食材が提供されています。生産者の顔が見えることで、消費者は安心して食材を選ぶことができます。
協力して商品開発ってどういうことなんでしょう?
意見交換したりするの?
この部分は、バチバチにやりあい、ときに口喧嘩になるくらい激しい交渉がおこなわれるのだとか。
「安全な牛肉を手頃な値段で食べたい」、と消費者が要求すれば、
「そんな値段でできるわけがない。無理だ」、と生産者が答えます。
「じゃあ、一頭まるごと買いで、生協として毎月一定の購入を約束するならどうだ」
「それでも厳しいが…値段がこれくらいでもいいのなら…」
…と、普通なら経営者がするような交渉を、消費者がおこなっていきます。
例えば、丹精國鶏(たんせいくにどり)という鶏肉は、当初は一般には販売不可能とされていた国産の鶏です。
「秋川牧園の鶏肉」と言えば、鶏肉好きには有名なのだそう。
これをどうにか、日常買いできるレベルまで値段を下げているんですね。(とは言え、高級鶏肉レベルの価格帯)
生活クラブの商品の試食は、たまにキャンペーンで資料請求時のプレゼントとして提供されているほか、千葉県の稲毛市などには生活クラブの商品を使った料理が食べられるお店があったりします。
ミールキットの提供
忙しい家庭や共働きの家庭にとって、ミールキットの提供は非常に便利です。簡単に調理できるため、時間がないときでも手軽に健康的な食事を準備することができます。
生活クラブのミールキットは、主に生活クラブの高品質野菜を美味しく食べるために提供されている印象。
他の企業のように、有名料理研究家が監修!とかはなくて、地味です。
子育て支援
生活クラブは、子育て中の家庭に対する支援が手厚く、妊娠中から小学校入学前の子どもがいる家庭には手数料が免除されるなどの特典があります。また、子育て用品も充実しており、子育て中の親にとって利用しやすいサービスとなっています。
他の生協と比べると、手数料免除の条件や期間が優れている印象。
生活クラブのデメリット
価格が高い
生活クラブの食材は品質が高い分、価格も高めに設定されています。一般的なスーパーや他の宅配サービスと比べると、高いです。
安全なものを食べたい、とは言っても、かけられるお金には限度がありますよね。
例えば、国産の秋川牧園の鶏むね肉400gが税込み834円です。おそらく、スーパーで一般的に売られる鶏むね肉の倍くらいの値段です。
その他の商品がどのくらいの値段なのかは、資料請求でカタログを取り寄せるほか、近所の「デポー」と言われる実店舗に行って、直接値段を確認する方法もあります。
配送時間の指定ができない
生活クラブの配送サービスでは、配送時間の指定ができないため、受け取りが不便に感じることがあります。特に、共働き家庭や外出が多い家庭にとっては、受け取りのタイミングが合わないことが課題となります。
配送は、一般的な生協と同じく、週に一回の配達です。「別の日に変えてくれないかな」といった要望も、あまり受け入れられない印象。
勧誘がしつこい
一部の利用者からは、生活クラブの勧誘がしつこいと感じる声もあります。資料請求をすると、担当者からの電話連絡があるため、勧誘が煩わしいと感じる人もいるようです。
これは、生活クラブに限らず、ある程度はしょうがない面があります。
野菜の品質管理
野菜の品質管理に関しては、厳しい意見もあります。腐った野菜が届くことがあり、品質管理の徹底が求められています。特に、配送センターでの管理が甘いと感じる利用者もおり、改善が望まれています。
野菜が腐るのは、強い農薬を使っていないため、ある程度しょうがない点があります。
食の安全のためには、ある程度の不便を受け入れないといけない…という考えが、生活クラブ全体にあるように思えます。
なお、腐っていた野菜はコールセンターなどに連絡すると交換や次回引き落とし時に別の商品と相殺するなどの対応がされます。
注文は以下の方法で行えます:
インターネット注文は可能ですが、大手生協と比べると使いにくいですね…。食の安全にはお金かけるけど、そういうとこにはあまりお金かけないんだな…という印象。
ここでも「安全のためなら、不便を受け入れる」という考えが見え隠れしてる気がします。
支払い方法
支払いは毎月26日に指定の口座から自動引き落としされます。引き落とし前にお届け分の合計額と明細を記した「個人引落通知書」が届きます。26日が土曜・日曜・祝日の場合は、翌営業日に引き落としとなります。
生活クラブ生協は、忙しい方や買い物が困難な方に向けて、食材や日用品の宅配サービスを提供しています。以下に、生活クラブの配達サービスの詳細をまとめます。
配達方法
生活クラブの配達方法は、以下の3つのスタイルから選べます:
個別配送:ご自宅の指定の場所に毎週決まった曜日に配達します。冷蔵品や冷凍品など、温度帯に合わせた品質を確保する方法でお届けします。
ペア配送:近隣の方とペアを組んで配達を受け取る方法です。配送料を分担することで、コストを抑えることができます。
班配送:グループで注文し、班の荷受先に配達される方法です。カタログ表示価格から請求時に還元される特典もあります。
ペア配送や班配送は配送料がお得なのですが、あまりご近所付き合いがないところでは、個別配送が無難でしょう。
生活クラブが合わなくて、退会するときにモメる(あなたが抜けることで配送料優遇がなくなったりするので)ことがあります。
関連)生活クラブの退会方法
配達エリア
生活クラブの配達エリアは広範囲にわたり、各地域ごとに異なる生活クラブが運営しています。例えば、東京都内には23区南生活クラブ生協、北東京生活クラブ生協、多摩きた生活クラブ生協、多摩南生活クラブ生協の4つの地域ごとの単協と生活クラブ生協・東京があります。
関東だけではなく、東北や関西にもあります。他の生協とくらべても珍しいですね。
出資金
生活クラブに加入する際には、まず出資金が必要です。出資金は地域によって異なりますが、一般的には以下のような金額が設定されています。
生活クラブは、他の生協と比べると出資金ノルマが厳しく、5万円プールされるまで貯めることを推奨されます。
そのため、生協の資金だけで独自商品を作るなどの交渉が可能なんですね。大手生協だと、1000円払えばずっと使える、というところもあるので、人によってはデメリットかも知れません。
なお、出資金は退会時に返還されるため、実質的には預け金のような形になります。
配送料
生活クラブでは、商品を自宅まで配送してくれるサービスがあります。配送料は地域や注文金額によって異なりますが、一般的な料金は以下の通りです。
商品価格
生活クラブの商品は、一般的なスーパーの商品よりも若干高めに設定されています。これは、品質や安全性にこだわった商品を提供しているためです。例えば、オーガニック野菜や無添加食品などが多く取り扱われています。
資料請求で、生活クラブのカタログがもらえます。
眺めるとこんな感じの価格帯なんだー、ということがわかります。
試食セットがついていることもあるので、生活クラブを検討しているあなたはチェックしてみてください。
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