フェアトレードチョコレートを買うだけで、子どもが学校に行けるようになります。
「フェアトレード」という言葉を聞いたことはあっても、「なんとなく高そう」「専門店でしか買えないもの」というイメージを持っていませんか? 実は、そのイメージは少し古い情報かもしれません。
フェアトレードとは、発展途上国の生産者が作った農産物などを、生産者の生活を守るために適正な価格で、直接かつ継続的に購入する取り組みのことです。チョコレートの場合、対象になるのはカカオ豆の生産者です。国際フェアトレード認証ラベルを取得するには、国際フェアトレード機構が定めた基準(労働条件・環境保護・適正価格取引など)をクリアする必要があります。これが原則です。
明治はフェアトレード認証ラベルとは別に、2006年から独自の「メイジ・カカオ・サポート」という農家支援活動を展開してきました。この活動では、ガーナ・ペルー・エクアドル・ベネズエラ・メキシコ・ドミニカ共和国・ブラジル・ベトナム・マダガスカルの世界9カ国で、カカオ農家に直接足を運び、支援を行っています。具体的には、苗木・肥料・発酵箱の無償配布、栽培技術や発酵法の指導、井戸の寄贈などの生活支援まで多岐にわたります。
そして、この支援を受けたカカオ産地で生産された豆を「明治サステナブルカカオ豆」と呼び、明治は前倒しで調達比率100%の達成を発表しています。つまり、今販売されている明治のカカオ商品には、農家支援の積み重ねがあるということですね。
明治公式|メイジ・カカオ・サポートの取り組み詳細(明治ホールディングス)
「チョコレートはどれでも同じ」と思って選んでいると、知らないうちに気になる現実を見落としているかもしれません。
コートジボワールとガーナは世界のカカオ生産量の約60%を占めています。しかし、その生産地では18歳未満の児童労働者が156万人以上いると報告されています(NGO調査)。背景には、カカオ農家の深刻な貧困があります。ガーナのカカオ農家の平均年収は、COCOBODによると2021ドル(日本円で約32万円)にすぎません。収入が低いため家族みんなで農作業をせざるを得ず、子どもが学校に行けない状況が生まれます。痛いですね。
一方で、フェアトレード対象の農家には「フェアトレードプレミアム」と呼ばれる上乗せ金が支払われます。このプレミアムが学校建設や医療施設の整備、農業技術の習得などに使われ、貧困の連鎖を断ち切る力になっています。つまり、チョコレートの選び方が、遠い国の子ども一人の未来に直結するということです。
明治のザ・チョコレートをコンビニで手に取るだけで、カカオ農家への支援につながる仕組みが動きます。これを知った上で選ぶかどうかで、日常の買い物の意味が変わります。「知ってから選ぶ」が基本です。
認定NPO法人ACE|ガーナのカカオ農家と児童労働の実態(カカオ農家の貧困と児童労働について詳しく解説)
フェアトレード関連のチョコレートというと、「味は二の次かも」と思っていませんか? 「明治 ザ・チョコレート」は、この思い込みをよい意味で裏切ってくれます。
このシリーズは「BEAN to BAR(ビーントゥバー)」というスタイルで作られています。カカオ豆(BEAN)の仕入れから板チョコレート(BAR)の製造まで、全工程を自社で一貫して管理するやり方です。かつてこの製法は、専門店で1,000〜2,000円台が当たり前のクラフトチョコレートの世界の話でした。それを200円台前半でコンビニに届けてしまったのが明治の強みです。これは使えそうです。
現在のラインナップは、4つの産地からカカオ分70%で展開されています。
- 🟢 ベネズエラカカオ70:ナッティな香りが特徴。アーモンドのような香ばしさがあり、酸味・渋味・苦味のバランスが抜群。コクがあって雑味が少ない、まろやかな味わい。
- 🟤 ペルーカカオ70:高地の寒暖差で育ったカカオ豆を使用。フルーティな酸味が際立ち、すっきりとした後味が楽しめます。
- 🟠 ブラジルカカオ70:アグロフォレストリー農法(森をつくる農業)で育てたカカオ豆を使用。森の香りをまとったような、ほのかにフルーティで複雑な風味が魅力。
- 🔵 ドミニカ共和国カカオ70:スパイシーな香りが特徴的。芳醇な風味の中に独特のスパイス感があり、ほかの産地にはない個性がある一枚。
まず自分がどんな風味が好きかを考えてから選ぶと、食べ比べがより楽しくなります。「アーモンド系が好き→ベネズエラ」「フルーティが好き→ペルーかドミニカ」が目安です。
明治公式|カカオ豆の原産地と品種別の特徴(産地ごとの詳しい風味説明)
フェアトレードチョコレート、特に高カカオタイプには、健康面でも見逃せないメリットがあります。
明治 ザ・チョコレートはカカオ分70%のダークタイプです。このカカオ分が高いほど、「カカオポリフェノール」が豊富に含まれます。カカオポリフェノールは抗酸化作用があり、動脈硬化・高血圧の予防、肌の老化対策、アレルギーの軽減、脳の認知機能の活性化に関わるとされています。明治自身もチョコレートの健康効果について長年研究を続けており、「BDNF」という脳の栄養素に働きかける可能性についても研究報告が出ています。
食べ方の目安は、1日あたり3〜5枚(15〜25g程度)。明治 ザ・チョコレートは個包装タイプで提供されているため、食べすぎを防ぎやすい点も主婦にとって扱いやすいポイントです。間食の目安カロリー200kcalと照らし合わせながら調整できます。
ただし注意点もあります。カカオ分70%以上のチョコレートには通常よりカフェインが多く含まれるため、就寝前や敏感な方は摂取タイミングに注意が必要です。また、フェアトレードチョコは農薬使用を抑えた環境で育てられたカカオを使うケースが多く、「何を体に入れるか」を気にする方にとっても安心感があります。健康への意識が高い方には特におすすめです。
明治公式|カカオポリフェノールの効果とは(健康・美容への効果を詳しく解説)
「フェアトレードチョコレートは高くて手が出ない」というイメージは、専門ブランドの価格から来ていることが多いです。たとえばピープルツリーの50g板チョコは350円前後で、一般的なスーパーのチョコと比べると3倍以上になることもあります。これは確かです。
でも、明治のアプローチは別の角度からです。明治 ザ・チョコレートはコンビニやスーパーで230〜250円前後で購入できます。本来ならクラフトチョコレート専門店で1,000〜2,000円台が当たり前のBEAN to BARチョコを、大手メーカーの調達力と流通力で200円台に抑えることに成功しています。ここが明治ならではの強みということですね。
フェアトレードや農家支援のために大きなコスト増を受け入れながら、それを消費者に過剰転嫁しない仕組みを維持していること自体が、明治の取り組みのユニークな点です。毎日のおやつ予算の中で「いつものチョコ」を明治 ザ・チョコレートに変えるだけで、農家支援・児童労働防止・環境保全に貢献できます。財布への負担を最小限にしながらエシカルな選択ができる、これが普通のフェアトレードチョコにはない明治の強みです。
また、Amazonや楽天などのオンラインショップでまとめ買いをすると、1枚あたりのコストをさらに下げられます。国際フェアトレード認証製品が買えるECサイトも整備されており、選択肢は広がっています。
国際フェアトレード機構|フェアトレード認証製品が買えるECサイト一覧
これはあまり話題にされませんが、明治 ザ・チョコレートは子どもへの食育ツールとしても活用できます。
カカオ産地の農家の話、チョコレートができるまでの工程、「買い物が誰かの生活を変える」という考え方は、子どもに届けるには少し難しいテーマです。でも、手元にある板チョコを一緒に眺めながら話すと、不思議とすっと入ります。「このチョコ、ベネズエラっていう国のカカオで作ってるんだよ」「農家のお兄さんたちが育てた豆なんだよ」——それだけで、子どもはチョコレートを少し特別なものとして見始めます。いいことですね。
明治はSDGs教育の文脈でも情報を発信しており、カカオができるまでの工程をわかりやすく解説したコンテンツも整備されています。小学校低学年でも理解できるレベルで、「フェアトレードとは何か」「なぜ農家を支援するのか」を説明しています。
また、産地ごとに違う味を子どもと一緒に食べ比べることで、「国によって食べものの味が変わる」という体験的な学びにもなります。テーブルの上で世界地図を広げながら「今日はドミニカ共和国の味がしよ!」と楽しんでみてください。これは実際にやってみると楽しい食育になります。
普段の買い物で選ぶチョコを1枚変えるだけで、家族の食卓が少し豊かになる——これが「フェアトレードチョコレートを日常に取り入れる」最もシンプルな意味かもしれません。
HugKum(小学館)|明治のカカオ農家支援と子ども向け食育解説(産地支援の仕組みをわかりやすく紹介)
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