コールドブリューコーヒーをカスタムなしで注文すると、毎回数百円の"もったいない飲み方"をしている可能性があります。
スターバックスのコールドブリューコーヒーは、通常のアイスコーヒーとは抽出方法がまったく異なります。熱湯で抽出したコーヒーを冷やして作るアイスコーヒーに対して、コールドブリューは常温の水でじっくり約14時間かけてコーヒーを抽出します。この方法が、あのまろやかで雑味のない独特の風味を生み出しているのです。
熱を使わないため、コーヒーの苦みや渋みの原因となる成分が抽出されにくくなります。つまり、コールドブリューはコーヒーが少し苦手な人でも飲みやすい、クリアですっきりとした味わいが特徴です。
注目すべきはカロリーの低さです。スターバックス公式サイトによると、コールドブリューコーヒーのショートサイズのカロリーはわずか9kcal。一般的なカフェラテ(ショート)が約130kcalであることと比べると、その差は歴然です。ダイエット中の方にとっては、スタバでコーヒーを楽しむうえでまず知っておきたい選択肢です。
一方で気をつけたい点があります。コールドブリューのカフェインはTallサイズで121mgと、ドリップコーヒーのTallサイズ(約150mg前後)と同水準か、それ以上になることもあります。「アイスコーヒーよりやさしそう」と感じてグビグビ飲んでしまいがちですが、カフェイン量は決して少なくありません。これが基本です。
価格は2026年3月時点でショートサイズ430円~(店内税込)、Tallサイズ470円~となっています。
スターバックス公式|コールドブリュー コーヒーのアレルゲン・栄養成分情報(カフェイン量121mgなど詳細データ掲載)
「カスタムって頼みづらい…」と感じていたとしても、無料でできるものから始めればハードルはぐっと下がります。スターバックスの無料カスタムは基本的に「量の調整」と「ミルクの種類変更」が中心です。
まず試してほしいのが、ソイミルク(豆乳)変更です。2025年2月15日から、スターバックスではソイミルクへの変更が全商品において無料になりました。それ以前は55円かかっていたカスタムが0円に。コールドブリューにソイミルクを少量追加するだけで、豆乳のやさしいコクが加わります。カフェオレ感覚で飲めるのが嬉しいですね。
次に氷の量の調整です。「氷少なめ」または「氷なし」と伝えるだけで対応してもらえます。注意が必要なのは、氷を少なくしても液体量が自動的に増えるわけではないという点です。氷の体積が減る分、カップに空白が生まれるだけです。コーヒーをしっかり飲みたいなら「氷なし、液量多めで」と一言添えるのが正確な伝え方です。
シロップの追加・変更(無料分の範囲)も押さえておきましょう。バニラシロップ・キャラメルシロップ・ヘーゼルナッツシロップなど、各シロップは1ポンプあたり約20kcal。2ポンプまでは通常料金内のケースもありますが、変更・追加の組み合わせによっては有料になるため、注文前に確認するのがベストです。
また、コンディメントバーのブラウンシュガーを活用する方法も見逃せません。スタバ店内のコンディメントバーには、無料で利用できるブラウンシュガーやシナモンパウダーが置かれています。コールドブリューのホイップクリームの上にブラウンシュガーをかけて混ぜると、味の深みが増して別物のように美味しくなります。これは使えそうです。
アメリカのスターバックスに「Vanilla Sweet Cream Cold Brew(バニラスイートクリームコールドブリュー)」というメニューがあることはご存じでしょうか。日本では正式メニューとして展開されていませんが、カスタムで再現することができます。元スタバ店長が監修するカスタムブログでも紹介されているほど、リピーターが続出している人気の組み合わせです。
注文方法は次のとおりです。
| カスタム内容 | 追加料金 |
|---|---|
| ベース:コールドブリューコーヒー(Tall) | ベース価格 |
| バニラシロップ追加(1〜2ポンプ) | +55円〜 |
| ホイップクリーム追加 | +55円 |
| コンディメントバーのブラウンシュガーをかける | 無料 |
飲み方にもコツがあります。ブラウンシュガーをホイップクリームに混ぜ込んでから、そのまま上から直飲みするのがポイントです。このカスタムのカロリーはTallで約111kcalとまとまっており、フラペチーノのような高カロリーを避けながらも満足感が得られます。
もう一つ注目されているのがコールドブリュー×シトラス果肉というカスタムです。グレープフルーツ・オレンジ・レモン・ゆず果皮などをミックスしたシトラス果肉をトッピング(+110円)するだけで、コーヒーがまるでフルーティーなハーブティーのような爽快な味に変わります。世界バリスタチャンピオンの粕谷哲氏がSNSで推薦したことで話題になった組み合わせです。コーヒーの苦みが少し苦手という方でも飲みやすくなります。意外ですね。
コールドブリュー×シトラス果肉の詳細解説記事(シトラス果肉の成分と味の変化についての丁寧な解説)
スタバのコールドブリューコーヒー(Tall)には121mgのカフェインが含まれています。これは通常のアイスコーヒー1杯(約100〜130mg程度)とほぼ同等か、場合によってはやや多めです。「水出しだからカフェインが少ない」と思い込んでいる方は多いのですが、実際には使用する豆の量が通常より多いため、カフェイン量は決して少なくありません。
妊娠中・授乳中の女性が1日に摂取してよいカフェインの目安は、食品安全委員会の指針によると最大300mg/日とされています。コールドブリューをTallで1杯飲むだけで、その約40%を消費することになります。もちろん、他の食品(チョコレート、緑茶など)にもカフェインは含まれているため、注意が必要です。
重要なポイントがあります。スタバのコールドブリューコーヒーは、専用の水出し豆を使って作られる特殊なメニューのため、ディカフェへの変更ができません。ドリップコーヒーやエスプレッソベースのラテ類であれば+55円でディカフェに変更できますが、コールドブリューだけは例外です。
カフェインが気になる方にとっての現実的な選択は次の2つです。まず「コールドブリューの代わりにディカフェ対応のドリップコーヒーをアイスで注文し、好みのカスタムを加える」という方法があります。次に「少量のコールドブリューをショートサイズ(カフェイン量は少なめ)で楽しむ」という方法です。ショートサイズなら比例してカフェイン量も抑えられます。ショートサイズが条件です。
スタバのディカフェ対応メニュー一覧(コールドブリューがディカフェ不可である理由と代替手段の解説)
毎日スタバに通う方でなくても、賢いカスタム術を知っておくと「同じ金額で満足度が高い1杯」を手に入れられます。ここでは、特に家族がいる主婦の方に役立つ視点でカスタムの節約術をご紹介します。
まず前提として、コールドブリューコーヒーはそもそもコスパが高い部類に入るメニューです。Tallサイズ470円前後で9〜10kcalという低カロリー。フラペチーノ(Tall 640円〜)と比べると、約170円の差があります。つまり、コールドブリューをベースにカスタムを加えても、フラペチーノより安く抑えられるケースが多いです。
次に、モバイルオーダーを活用すると注文ミスが減ります。スターバックスの公式アプリからモバイルオーダーで注文すると、カスタムの組み合わせを画面上で確認しながら選べます。「口頭で伝えるのが不安…」という方にとって、モバイルオーダーは心強い味方です。
さらに節約効果を高める視点として、スタバリワードを貯めるという選択があります。スタバカードや対応クレジットカードと連携することで、購入額に応じてスター(ポイント)が貯まります。150スターで「無料ドリンクチケット」などの特典と交換でき、ちょっとしたご褒美感覚で使えます。
「カスタムが難しそう」と感じたときの最もシンプルな対処法があります。店員さん(スタバではパートナーと呼びます)にスマートフォンの画面を見せて「これをお願いします」と伝えるだけでOKです。SNSやブログに掲載されているオーダーシートを保存して活用する方法が、多くのスタバユーザーの間で広まっています。つまり、言葉が出てこなくても注文は問題ありません。
| カスタム | 追加料金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ソイミルク追加 | 無料 | コクを出したい・健康志向 |
| 氷少なめ+液量多め | 無料 | 量をしっかり飲みたい |
| バニラシロップ1ポンプ | +55円 | 甘さを少しだけプラスしたい |
| ホイップクリーム追加 | +55円 | リッチな飲み心地にしたい |
| シトラス果肉追加 | +110円 | 爽やか系・コーヒーが少し苦手 |
| バニラ+ホイップ(バニラクリーム再現) | +110円 | 海外スタバ気分を楽しみたい |
最後に、カスタムは「どれが正解」ではなく「今日の気分や体調に合わせて選ぶもの」という姿勢が一番楽しめるコツです。カフェインが気になる日はショートサイズのアイスドリップをベースにし、のんびり過ごしたい日はバニラクリームカスタムのコールドブリューで"ちょっとしたご褒美"にする。そのような使い分けが、スタバカスタムの本当の楽しみ方です。これだけ覚えておけばOKです。
スターバックス公式|コールドブリューコーヒーの魅力(水出し抽出の仕組みとアイスコーヒーとの違いを公式が解説)