マキアートとはどんなコーヒーか種類と味を解説

マキアートってよく聞くけど、実はラテとどう違うの?エスプレッソマキアートとラテマキアートの違い、カフェインや甘さのポイントまでわかりやすく解説します。あなたはどちらのマキアートを飲んでいますか?

マキアートとはどんなコーヒーかを種類と味で解説

毎日コーヒーを飲んでいるのに、マキアートを頼むと余計なカロリーを300kcal以上とっています。


📋 この記事の3つのポイント
マキアートとは「染みをつけたコーヒー」のこと

イタリア語の「macchiato(マッキアート)」が語源で、エスプレッソにほんの少しミルクを加えた飲み物です。

🥛
「エスプレッソマキアート」と「ラテマキアート」は全くの別物

カフェで「マキアート」と注文しても、お店によって出てくるものが大きく違います。2種類の違いを事前に知っておくことが大切です。

⚠️
スタバの「マキアート」は本場イタリアとは別物

スターバックスで人気の「キャラメルマキアート」などは、独自アレンジの甘い飲み物です。本来のマキアートとはカロリーも味も全く異なります。


マキアートとはイタリア語に由来するコーヒーの呼び名


「マキアート」という名前は、イタリア語の「macchiato(マッキアート)」からきています。日本語に訳すと「染みをつけた」「汚れた」という意味です。


エスプレッソの濃い茶色の表面に、ミルクの白い「染み」がついたような見た目を表しています。つまり「ミルクで染みをつけたコーヒー」ということですね。


イタリアでは19世紀後半から20世紀初頭にかけてエスプレッソ文化が発展し、その中でこの飲み方が生まれたとされています。本場では小さなエスプレッソカップに、スプーン1杯程度のフォームドミルク(泡立てたミルク)を乗せるだけのシンプルな飲み物です。


シンプルが基本です。


カフェでは「マキアート」という名前が一人歩きして、実態が少し変わってきました。ただ、原点はこのシンプルな一杯にあります。語源を知っておくと、メニューを選ぶときに迷わなくなりますよ。


マキアートのコーヒーとしての2種類の違いと特徴

マキアートには大きく分けて2つの種類があります。「エスプレッソマキアート」と「ラテマキアート」です。この2つは名前が似ていますが、ミルクとエスプレッソの比率がまったく逆と言っていいほど異なります。


エスプレッソマキアートは、エスプレッソ(約30ml)に対してフォームドミルクをスプーン1〜2杯分だけ乗せたもの。ミルクの量は全体の約10〜15%程度です。エスプレッソの苦みが前面に出た、コーヒー好き向けの飲み物と言えます。


一方、ラテマキアートは比率がほぼ逆転します。温かいミルク(約150〜200ml)が主役で、そこにエスプレッソを後から注ぐスタイルです。ミルクが全体の80〜85%程度を占めるため、まろやかでコーヒーが苦手な方にも飲みやすい味になっています。


2種類で全く別の飲み物です。


| 種類 | エスプレッソ量 | ミルク量 | 味の傾向 |
|------|-------------|--------|---------|
| エスプレッソマキアート | 約30ml | 少量(泡のみ) | 苦み強め・濃厚 |
| ラテマキアート | 約30ml | 150〜200ml | まろやか・飲みやすい |


カフェで「マキアートをください」と注文すると、お店によって出てくるものが異なるのはこの2種類があるためです。注文前にどちらか確認する一言があるとスムーズです。


スタバのマキアートとは本場コーヒーとの味の違い

スターバックスの「キャラメルマキアート」は日本でも非常に人気が高いメニューです。ただ、これは本来のイタリアンスタイルのマキアートとはかなり異なる飲み物です。


スタバのキャラメルマキアートの構成は、バニラシロップ+ミルク(スチームミルク)+エスプレッソ+キャラメルソースというもの。甘みが非常に強く、カロリーはショートサイズでも約230kcal、トールサイズになると約300kcalを超えます。


これは意外ですね。


本場イタリアのエスプレッソマキアートのカロリーは、砂糖を入れなければ約10〜15kcalほど。スタバのものとは20倍近い差があります。毎日カフェでマキアートを楽しんでいると、コーヒー1杯で白ごはん茶碗1杯分(約250kcal)に近いカロリーを摂取していることになります。


「コーヒーを飲んでいるつもり」が、実は「甘いドリンクを飲んでいる」状態になりやすいのがスタバ系マキアートの特徴です。もちろん、それが好みであれば問題ありません。ただ、ダイエット中や血糖値が気になる方は、カスタマイズで「シロップ少なめ」「ソースなし」を指定するだけでカロリーを大幅に下げることができます。


スタバアプリからカスタマイズ内容を事前に確認・保存しておくと、注文時に迷わずに済みますよ。


マキアートのカフェイン量と飲み方のコーヒー活用ポイント

マキアートに含まれるカフェイン量は、種類によって変わります。エスプレッソマキアートはエスプレッソがベースなので、1杯あたり約60〜75mgのカフェインが含まれています。これはドリップコーヒー(約80〜100mg)よりやや少ない水準です。


ラテマキアートの場合もエスプレッソ1ショットを使うため、カフェイン量はエスプレッソマキアートとほぼ同じです。ミルクの量が多い分、カフェインの濃度は薄く感じますが、総量はほとんど変わりません。


カフェインの量はほぼ同じです。


日本では、健康に影響が出ない1日のカフェイン摂取量の目安として成人で400mgまでが推奨されています(カナダ保健省の基準が参考にされることが多いです)。マキアート1杯(約75mg)であれば、1日4〜5杯程度の範囲なら問題ありません。


ただし、妊娠中の方はカフェインを200mg以下に抑えることが推奨されているため、マキアートは1日2〜3杯が目安になります。授乳中の方も同様で、赤ちゃんへの影響を考慮すると1日1〜2杯にとどめるのが安心です。


午後2時以降のカフェイン摂取は睡眠の質に影響するという研究結果もあります。夕方のカフェタイムにマキアートを楽しみたい場合は、デカフェ(カフェインレス)エスプレッソを使ったマキアートを選ぶ方法もあります。最近はコンビニやカフェでもデカフェ対応が増えています。


マキアートを家で作るコーヒーレシピと道具の選び方

マキアートは家庭でも比較的かんたんに作れます。必要なのはエスプレッソマシンまたはモカポット(直火式エスプレッソメーカー)と、ミルクを泡立てるための道具だけです。


エスプレッソマシンは本格的なものだと5万円以上するものもありますが、家庭用であれば1万円前後のものでも十分なクオリティが出せます。Breville(ブレビル)やDeLonghi(デロンギ)の家庭用エスプレッソマシンは口コミ評価が高く、初心者にも扱いやすいと評判です。


これは使えそうです。


モカポットは1,500円〜3,000円程度で購入でき、ガスコンロで直接使えます。エスプレッソマシンと同等の濃さは出ませんが、マキアートの材料としては十分です。


ミルクの泡立ては、電動のミルクフォーマーが便利です。1,000円〜2,000円程度で購入でき、ボタン1つでフォームドミルクが作れます。


エスプレッソマキアートの基本的な作り方:
1. ☕ エスプレッソを約30ml抽出する
2. 🥛 ミルク大さじ1〜2杯分をフォーマーで泡立てる
3. 🍵 エスプレッソの上にそっとフォームドミルクを乗せる
4. ✅ 完成(砂糖やシロップはお好みで)


材料さえそろえれば1杯あたりの原価は30〜50円程度で作れます。カフェで注文すると500〜600円することを考えると、月20杯飲む場合はカフェ代が約9,000〜12,000円かかるところ、自宅なら600〜1,000円程度に抑えられます。毎月8,000円以上の節約になる計算ですね。


参考:カフェイン摂取量と健康への影響については、食品安全委員会の情報が参考になります。


食品安全委員会|カフェインのファクトシート(PDF)


参考:エスプレッソの抽出方法やコーヒーの種類については、全日本コーヒー協会の情報が詳しいです。


全日本コーヒー協会|コーヒーの基礎知識






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