ごま油を多く入れるほど本格的だと思っていませんか?実はごま油の入れすぎで1皿あたり100kcal以上カロリーが跳ね上がり、毎日食べると1か月で体重増加につながります。
ナムルのタレで一番よく聞かれるのが「何をどれくらい入れればいいか」という疑問です。結論からいうと、しょうゆ1:ごま油1(または2)が基本の黄金比で、これを覚えるだけで味のバランスが格段に安定します。
たとえば2人分のもやしナムルなら、しょうゆ小さじ2・ごま油小さじ2でちょうどよい味加減になります。そこに塩ひとつまみ・白ごま小さじ1を加えると、風味がぐっと増してお店の味に近づきます。つまり「しょうゆ=ごま油」の等量が基本です。
さらに本格的な風味を出したいときは、鶏がらスープの素(小さじ1/2)を加えるのがポイントです。市販の鶏がらスープの素にはうまみ成分(グルタミン酸・イノシン酸)が含まれており、少量加えるだけでコクが一段と深まります。ナムルに鶏がらが入るのは意外に感じる方も多いですが、実は多くの人気レシピで使われている定番材料です。
にんにくを加えるかどうかは好みで分かれます。子どもや翌日の仕事が気になる場合は省いても十分美味しく仕上がります。にんにく抜きでもごま油と塩・しょうゆのバランスが整っていれば、味の芯がしっかりした副菜になります。
| 材料 | 2人分の目安量 | 役割 |
|---|---|---|
| しょうゆ | 小さじ2 | 塩分・うまみのベース |
| ごま油 | 小さじ2 | 香りとコクを出す |
| 白ごま | 小さじ1 | 風味・食感のアクセント |
| 鶏がらスープの素 | 小さじ1/2 | うまみのブースター |
| にんにく(チューブ可) | 小さじ1/4(お好みで) | 本格感を出す香り |
| 塩 | ひとつまみ | 全体の味を引き締める |
この比率は覚えやすいうえに失敗がほとんどありません。黄金比が基本です。初めてナムルを作る方も、この配合で一度試してみると仕上がりの安定感を実感できるはずです。
参考:NHK「きょうの料理」掲載のナムルのたれレシピ(ごま油・しょうゆ・塩・にんにくをベースにした基本配合)
ナムルのたれ レシピ どい ちなつさん|みんなのきょうの料理
「毎回調味料を計量するのが面倒」という声をよく聞きます。そこでおすすめなのが、タレだけを先にまとめて作っておく方法です。この方法なら、副菜を出したいときに野菜を和えるだけで完了します。
作り方はとても簡単で、清潔な小瓶やガラス容器に材料をすべて入れてよく混ぜるだけです。目安として、ごま油・大さじ3、しょうゆ・大さじ1、塩・小さじ1/2、にんにく(すりおろし)1かけ分、白ごまと黒ごまそれぞれ大さじ1という配合が、NHK「きょうの料理」でも紹介されている作りやすい分量です。これで約100ml分のタレができます。
冷蔵庫で約5日間保存が可能です。5日間とは月曜日に作ったものが金曜日まで使えるイメージで、平日の副菜づくりがこれだけで大幅に楽になります。これは使えそうです。
保存するときに気をつけたいのが容器の清潔さです。水分や汚れが残った容器に入れると傷みが早まるため、必ず乾いた清潔な瓶を使うようにしましょう。また、ごまは時間が経つと底に沈むため、使う前に軽く振ってから使うのがコツです。
なお、タレ(液体状態)の保存期間は5日間程度ですが、完成したナムル(野菜と和えたもの)の保存期間は別物です。和えてしまったもやしや葉物野菜のナムルは、冷蔵で2〜3日が限界になります。特にもやしは3日目から風味が落ちやすいため、タレだけを保存しておいて食べる直前に和えるスタイルが最も美味しく食べられます。タレと完成品の保存期間は別物だけ覚えておけばOKです。
参考:レシピサイトNadia掲載の万能ナムルだれ・野菜のナムル(にんじん・ほうれん草・もやし対応)
万能ナムルだれ・野菜のナムル|レシピサイトNadia
基本のナムルのタレができたら、野菜ごとに少しだけ調整を加えると仕上がりがぐっと変わります。どういうことでしょうか?野菜の種類によって水分量や加熱時間が異なるため、和えるタイミングや下処理が仕上がりに直結するのです。
もやしナムルは最も手軽に作れる定番です。もやし1袋(200g)を耐熱ボウルに入れてラップをかけ、電子レンジ600Wで2分加熱するだけで下処理が完了します。加熱後は必ず水気をしっかり切ってから和えましょう。水気が残ったまま和えると、タレが薄まって味がぼやけてしまいます。水分はしっかり切るのが原則です。
ほうれん草ナムルは、塩を少し加えたお湯でさっとゆでて(1〜2分)水気をよく絞るのが基本です。ほうれん草には若干のえぐみがあるため、ゆでたあとに冷水にとってから水気を絞ると色鮮やかに仕上がります。タレに砂糖を小さじ1加えると甘みが出て子どもにも食べやすくなります。
にんじんナムルは固さがあるため、塩ゆで(20〜30秒)か電子レンジ加熱が必要です。Nadia掲載の万能ナムルだれレシピでは、湯通し後に酢を少量(小さじ1/2)からめることで、にんじん独特の臭みが和らぐと紹介されています。酢は仕上がりには残らず、爽やかな後味にもなります。これは使えそうです。
以下に野菜別の下処理と押さえるべき調整ポイントをまとめました。
| 野菜 | 下処理方法 | タレ調整のポイント |
|---|---|---|
| もやし | レンチン600W・2分 or 塩ゆで20秒 | 水気を徹底的に切る |
| ほうれん草 | 塩ゆで1〜2分→冷水にとる | 砂糖少量でまろやかに |
| にんじん | 塩ゆで20〜30秒 | 酢少量で臭みを除く |
| 小松菜 | 塩ゆで1分→水気を絞る | にんにく多めで風味UP |
| きゅうり | 薄切りにして塩もみ・水気を絞る | そのまま基本のタレで和える |
どの野菜も「水気をしっかり切る」というステップが共通の要です。水分が多いまま和えると、せっかくのタレが薄まってしまうので要注意です。水気の処理が条件です。
ナムルは野菜料理なのでヘルシーだと思い込んでいる方は多いですが、タレのごま油の量には注意が必要です。ごま油は大さじ1(約12g)あたり107kcalあります。小さじに換算すると約36kcalで、角砂糖約3個分のカロリーに相当します。
もやしナムルをカロリー計算サイトで調べると、1皿(87g)で64kcal程度ですが、これはごま油を最小限に抑えた場合の数値です。ごま油を大さじ1多く入れるだけで100kcal超えになる計算になります。「野菜だから大丈夫」と大量にごま油を入れていると、意外な出費ならぬ意外なカロリー増加につながります。
ただし、ごま油を完全にゼロにする必要はありません。ごま油にはセサミンという抗酸化成分が含まれており、肝臓機能のサポートや活性酸素の除去に役立つとされています。また不飽和脂肪酸(オレイン酸・リノール酸)を含み、コレステロール値の改善にも期待できます。つまりごま油は「適量を守れば健康にプラス」な油です。
カロリーを抑えたい場合は、ごま油は小さじ1(約36kcal)を目安に使い、物足りないうまみは鶏がらスープの素や塩で補うのがコツです。風味を出したい場合は、仕上げにごま油を少量だけ追いかけでかけるとごま油の香りが飛ばずに効率よく風味を出せます。ごま油は最後が基本です。
塩分については、しょうゆと塩の両方を使うと塩分が重なりやすいため注意が必要です。基本の黄金比(しょうゆ大さじ1+塩小さじ1/2)で全量あたりの塩分が5.6g程度(NHKきょうの料理のレシピ参照)になります。1回の食事で全量を使うわけではないため1食あたりの塩分は問題ありませんが、高血圧が気になる方は薄口しょうゆや減塩しょうゆへの切り替えも一つの選択肢です。
参考:ごま油の栄養とカロリーの詳細情報(管理栄養士執筆)
【管理栄養士執筆】「ごま油」のカロリーを解説!ダイエット中の使い方も|macaroni
一度作ったナムルのタレを「ナムルだけに使う」のはじつはもったいない活用方法です。このタレは実は幅広い料理に転用できる万能だれとして機能します。
サラダのドレッシングとして使う場合は、ベビーリーフやレタスをお皿に盛りつけ、レモンを添えてからタレを好みの量かけるだけです。NHK「きょうの料理」のどいちなつさんも「あっという間にサラダが完成する」と紹介しているほど手軽に使えます。レモン汁を少量加えるとより爽やかな仕上がりになります。
炒め物の合わせ調味料として使う場合は、豚バラ肉や鶏もも肉の炒め物に仕上げで大さじ1〜2を回しかけるだけで、ごま油の香りとしょうゆのうまみが一度に加わります。中華風の炒め物や野菜炒めの味つけとしてそのまま使えます。
ビビンバへのアレンジは主婦に特に人気のアイデアです。ご飯の上に3色ナムル(もやし・ほうれん草・にんじん)を並べ、コチュジャンと目玉焼きを乗せるだけで本格的なビビンバが完成します。焼肉のタレを使わずにナムルのタレだけで味が整うため、冷蔵庫にある材料だけでランチが一品できあがります。
このタレ1種類があると複数の料理に応用できるということですね。毎日の献立を考える手間が減るうえ、食材の使い切りにもつながるため家計にもやさしい工夫です。万能だれとして冷蔵庫に常備しておくと、平日の副菜づくりがぐっとラクになります。
参考:みんなのきょうの料理によるナムルのたれのアレンジ活用例(サラダ・炒め物・ドレッシング)
ナムルのたれの使い方と活用レシピ|みんなのきょうの料理
![]()
もやしナムル(200g)ビビンバやキムチと共にどうぞ!【キムチ 韓国料理 ナムル 韓国おかず 本場 本格 パンチャン おつまみ ご飯のお供 ピビンパ ビビンバ 辛くない 大阪鶴橋 手造り 大豆もやし 常備菜 副菜】【冷蔵】