安いものを選ぶと、1人あたりの食費が外食より2,000円近く高くなります。
お取り寄せ鍋セットには、思っている以上にバリエーションがあります。定番の「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」「もつ鍋」から、秋田名物の「きりたんぽ鍋」や宮城のご当地グルメ「せり鍋」まで、全国の名店の味が自宅に届く時代です。
まず種類ごとの相場を把握しておくことが、失敗しない最初の一歩です。マイベスト編集部が主要な鍋セット9種類を調査したところ、お取り寄せ鍋の相場は1人あたり約1,500〜2,000円というデータがあります。そのなかでも種類によって価格帯に大きな差があります。
| 鍋の種類 | 1人前の目安 | 特徴 |
|---------|-----------|------|
| 🥩 すき焼き | 2,000〜4,000円 | 牛肉が主役。お祝いシーンにも人気 |
| 🫕 しゃぶしゃぶ | 1,000〜6,000円 | 価格幅が広くヘルシーなイメージ |
| 🍖 もつ鍋 | 1,000〜2,000円 | 福岡・博多の名物。コスパ良好 |
| 🍗 水炊き | 1,000円前後 | さっぱり上品。ギフトにも喜ばれる |
| 🦆 鴨鍋 | 1,000円台〜 | 4人以上のセットが多く大容量でお得 |
| 🌿 きりたんぽ鍋 | 1,300円前後 | 秋田名物。老若男女に愛される味 |
| 🌿 せり鍋 | 1,000円台〜 | 宮城の変わり種。シャキシャキ食感が魅力 |
「鴨鍋が原則です」という情報を知っておくと予算計画がぐっと楽になります。鴨鍋は4〜7人前の大容量セットが多く、1人あたりを1,000円台に抑えやすいため、家族が多い家庭や親族を呼んでのホームパーティーにとくにおすすめです。
もつ鍋は博多の名店「蟻月」や「博多華味鳥」など、全国的に有名なブランドが多数通販対応しており、名店の味を自宅で再現できるのが大きな魅力です。スープは醤油・味噌・塩とんこつなど複数のフレーバーが選べるので、家族の好みに合わせやすい点も人気の理由のひとつになっています。
参考情報:種類別の価格帯や実食レビューが充実している選び方ガイドです。
名前を知っているだけで終わらせるのはもったいないです。お取り寄せ鍋セット市場には、名店のブランドがしのぎを削っており、それぞれに個性と強みがあります。
主婦に人気のブランドとして繰り返し上位にランクインしているのが、もつ鍋の「蟻月(ありづき)」です。博多で絶大な人気を誇るもつ鍋専門店で、お取り寄せセットは2〜3人前で4,536円(税込)。国産牛の小腸のみを使い、白味噌ベースの特製スープが特徴です。ちゃんぽん麺も付属しているため、〆まで手間なく楽しめます。
水炊きジャンルでは、「博多華味鳥(はかたはなみどり)」が安定した人気を誇ります。3〜4人前で4,980円、鶏ガラをじっくり煮出した白濁スープが特徴で、送料無料で届くため、実際の費用負担が少ないのも魅力です。おとりよせネットの口コミでは「この美味しさクセになる!」と評価4.8を獲得しています。
すき焼きセットでは「クロストーキョー」の福島牛×トマトのすき焼き(2人前・9,000円)が話題です。和漢スパイスや36種のハーブを使ったスープは複雑で奥深い味わいで、婦人画報のお取り寄せでも人気のブランドです。送料別での計算が必要ですが、ギフト向けとして需要が高いです。
コスパ重視の選択肢としては「きりたんぽ鍋(林泉堂)」のおためしセットが1,200円とリーズナブルです。比内地鶏を使った本場秋田の味を低価格で試せるため、はじめてのお取り寄せ鍋にも向いています。これは使えそうです。
参考情報:名店監修の鍋セットを価格帯別に紹介しています。
おすすめお取り寄せ鍋セット25選 価格帯別ガイド【婦人画報】
「とにかく人気ランキング上位を買えばいい」と思っていると、届いてから後悔するケースがあります。人気であることと、自分の家庭に合っているかどうかは別の話です。
①ギフトか自宅用かを最初に決める
ギフトとして贈るなら、賞味期限が長い冷凍便を選ぶことが鉄則です。冷蔵便は消費期限が短く、受け取り主に「早く食べなきゃ」というプレッシャーを与えかねません。冷凍便のほとんどは製造後30日〜1年程度の賞味期限を持ち、やまやのもつ鍋セットで例えると「製造日より冷凍240日」と長期保存が可能です。ギフトなら冷凍便が条件です。
②野菜・〆め食材が含まれているか確認する
鍋セットは「肉+スープ」のみの商品と、「野菜・〆(ちゃんぽん麺・うどんなど)付き」の商品に大きく分かれます。自宅用なら白菜やキャベツを自分で買い足せますが、ギフトや大人数の場合は準備の手間が増えます。商品ページで「セット内容」の欄を必ず見てから購入する、それが原則です。
③人数に合った容量を選ぶ
例えばすき焼き系は2〜3人前セットが中心、鴨鍋は4〜7人前の大容量が多い傾向があります。おでんセットは「◯人前」の記載がないケースも多く、個数を見て必要量を自分で判断しなければなりません。どういうことでしょうか?購入前に必ずセット内容の一覧を確認し、「1人あたり何グラムか」を逆算するクセをつけるとよいでしょう。
④送料込みの実際のコストを計算する
人気ランキングに並ぶ商品の多くは、送料が別途かかります。例えば3,000円のセットに送料1,000円が加わると4,000円になり、1人前のコストが一気に跳ね上がります。「博多華味鳥」のように送料無料を打ち出しているブランドは、実質的なコストパフォーマンスが高い場合があるので、ランキングの価格だけでなく送料込みの総額で比較することが大切です。
参考情報:お取り寄せ鍋の失敗しない選び方を専門家目線で解説しています。
冷凍のまま届く鍋セットを「なんとなく」解凍してしまうと、味が落ちたり食感が変わったりします。正しく扱えば名店の味がそのまま食卓に届きます。
お取り寄せ鍋セットのほとんどは冷凍便で届きます。到着後すぐに食べない場合は、そのまま冷凍庫で保管するのが基本です。解凍の方法によって仕上がりの味が大きく変わることを、多くの方が知らないまま調理してしまっています。
最もおすすめの解凍法:冷蔵庫での自然解凍
前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移し、8〜12時間かけてゆっくり解凍するのが理想的です。ドリップ(うまみを含む肉汁)が出にくく、食材の食感や風味を最大限キープできます。スープ類も同じく冷蔵庫解凍が向いています。
急ぎのときは流水解凍
「今夜食べたいのに解凍し忘れた!」というときは流水解凍が便利です。密封袋のまま、ボウルに水を張ってチョロチョロと流水を当て続けます。100gのもつであれば5〜7分程度、スープパックなら1時間以内に解凍完了するケースが多いです。ただし流水解凍はドリップが多少出やすいため、もつや肉類は食感が若干変わることがあります。
絶対にやってはいけない解凍方法
電子レンジでの加熱解凍は、もつ・鶏肉・魚介類に対しては基本的に避けましょう。表面だけ加熱されて半生・半凍りの状態になりやすく、食品安全面でもリスクがあります。また、室温での放置解凍は細菌繁殖の観点から危険です。冷蔵か流水、その2択が条件です。
解凍後は、スープ・具材ともに当日中に使うことが推奨されています。再冷凍は品質が著しく落ちるため、食べきれる量の分だけ解凍するよう調整しましょう。博多華味鳥の公式FAQでも「スープ類は到着後すぐに常温で確認し、冷凍保管が推奨」と案内しています。
参考情報:鍋セットの解凍から調理まで丁寧に解説された公式案内です。
「人気=正解」ではありません。この視点を持つだけで、失敗が一気に減ります。
主婦がお取り寄せ鍋セットを選ぶシーンは主に3つに分かれます。「家族の夕食」「ホームパーティー」「ギフト」です。それぞれの場面で、最適な選択がまったく異なります。
家族の夕食には:もつ鍋・水炊き・きりたんぽ鍋
普段の夕食に取り入れるなら、コスパと手軽さが最重要です。もつ鍋は1人前1,000〜2,000円台で、ちゃんぽん麺や野菜を足すだけで本格的な夕食が完成します。水炊きも1人前1,000円前後のものが多く、日常使いしやすいです。子どもがいる家庭では、甘辛い醤油ベースのきりたんぽ鍋が飽きられにくいと評判です。
ホームパーティーには:大容量の鴨鍋・しゃぶしゃぶ
4人以上が集まる宴会・ホームパーティーには、鴨鍋や大容量のしゃぶしゃぶセットが向いています。鴨鍋は4〜7人前が1セットになっているものが多く、1人あたりのコストを1,000円台に抑えやすい点が実用的です。人の好みが分かれにくいしゃぶしゃぶは、初めて招く友人や義実家のおもてなしにも安心です。
ギフトには:すき焼き・ふぐ鍋・高級しゃぶしゃぶ
相手に贈るギフトであれば、特別感と保存性の両立が大切です。すき焼きセットは黒毛和牛を使ったものが多く、高級感が出やすいです。「クロストーキョー」の福島牛すき焼き(9,000円)や「銀閣寺大西」の和牛すき焼きセット(6,721円)など、見た目と内容のバランスが良い商品が人気です。ふぐ鍋は、とらふぐ専門店「玄品(げんぴん)」の2〜3人前セット(10,000円〜)が贈り物として格調高い印象を与えます。意外ですね。
日常使いから特別な場面まで、用途を最初に決めてから種類・ブランド・価格を選ぶ、この順番だけ覚えておけばOKです。
参考情報:高級鍋セットのギフト向けおすすめ商品が詳しく掲載されています。
お取り寄せグルメ高級鍋20選 料亭や名店の豪華セット【ごちそうさん】