ラガーマンとは何か意味と特徴を徹底解説

ラガーマンとはどんな人のことを指すのか、その意味や由来、ラグビー選手としての特徴や魅力をわかりやすく解説します。ラグビー観戦を楽しみたい主婦の方に知っておいてほしい基礎知識とは?

ラガーマンとは何か意味と魅力を知る

ラガーマンと聞いて、あなたは「ただ体が大きくて怖そうな人」とイメージしていませんか?実は、ラグビー選手の平均年収は日本トップリーグで約600万円以上、代表選手になると1,000万円を超えることも珍しくありません。


この記事でわかること
🏉
ラガーマンの意味と語源

「ラガーマン」という言葉がどこから来ているのか、正式な定義と日本での使われ方を解説します。

💪
ラガーマンの体格・ポジション

体重100kg超の選手から70kg台の俊足選手まで、ポジションによって体格が大きく異なります。

🎌
日本ラグビーの現在と魅力

2019年W杯で日本を熱狂させたラグビー。ラガーマンたちの精神性と日本での広まりを紹介します。


ラガーマンとは何かを示す言葉の意味と語源

「ラガーマン」という言葉は、ラグビーをプレーする男性選手を指す日本語由来の表現です。英語では「rugby player」や「rugger」と言い、「ラガーマン」という表現そのものは日本独自の言い方として定着しています。「ラガー(rugger)」とはラグビー(rugby)の俗称であり、そこに「man(人)」を組み合わせた和製英語的な複合語です。


ラグビーという競技自体は、1823年にイングランドのラグビー校でウィリアム・ウェブ・エリスという少年がサッカーの試合中にボールを抱えて走ったことが起源とされています。つまり「ルールを破った行為」が新しいスポーツを生んだというわけです。意外ですね。


日本にラグビーが伝わったのは1899年(明治32年)で、慶應義塾大学の学生がイギリス人から教わったのが最初とされています。以来、大学ラグビーを中心に普及し「ラガーマン」という言葉も根付いていきました。


つまり「ラガーマン」は和製英語であり、日本独自の表現ということです。


ラガーマンの体格とポジション別の特徴

ラガーマンは一見「みんな大柄」と思われがちですが、実際にはポジションによって体型が大きく異なります。これが大切な点です。


ラグビーには大きく分けてフォワード(FW)とバックス(BKS)の2種類のポジションがあります。フォワードはスクラムやラインアウトでぶつかり合う役割を担うため、体重100〜120kgの大型選手が多く揃います。一方で、バックスはスピードと俊敏性が求められ、体重70〜85kg程度でも活躍できます。


代表的なポジションの体格目安は以下の通りです。


ポジション 役割 目安体重
プロップ(FW) スクラムの支柱 110〜120kg
フランカー(FW) タックルとボール奪取 95〜105kg
スクラムハーフ(BKS) 司令塔・パス役 75〜85kg
ウイング(BKS) 俊足トライゲッター 80〜90kg


日本代表で活躍した姫野和樹選手(身長187cm・体重106kg)はフランカーとして世界トップクラスの評価を受けており、2019年W杯では「ジャッカル王」と呼ばれました。体が大きいだけが正解ではないということです。


このように、ラガーマンには多様な体格が存在し、それぞれが専門化した役割を担っています。「大きくて怖そう」という印象だけでは語れません。


ラガーマンの精神性と「ノーサイド」の意味

ラガーマンを語るうえで欠かせないのが、ラグビー独自の精神文化です。その中でも特に有名なのが「ノーサイド(No Side)」という概念です。


試合終了の笛が鳴った瞬間、敵も味方もなくなるという意味で「ノーサイド」と言います。激しくぶつかり合った直後でも、両チームの選手が互いに握手をし、試合後は一緒に食事や交流をするのがラグビーの伝統です。これはラガーマンとしての礼節であり、スポーツマンシップの象徴とも言えます。


また、ラグビーには「One for all, All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」という言葉が精神的支柱として根付いています。15人が一体となって動くチームスポーツであるため、個人よりもチームを優先する文化が色濃く反映されています。


さらにラガーマンの間では「紳士のスポーツ」という意識も強く、審判への異議申し立ては原則としてキャプテン(主将)のみに許されています。これは他の競技ではほとんど見られない厳格なルールです。


こういった精神性がラガーマンに独特の品格をもたらしています。


ラガーマンと日本ラグビーの現在:ワールドカップ以降の変化

2019年のラグビーワールドカップ日本大会は、日本中に「ラガーマン」という言葉を広めた大きなきっかけになりました。日本代表が史上初のベスト8進出を果たし、テレビ視聴率は準々決勝で46.4%(ビデオリサーチ調べ)を記録しました。これは驚異的な数字です。


この大会を境に、日本ラグビーは大きく変わりました。ジャパンラグビーリーグワン(旧トップリーグ)への注目度が高まり、観客動員数も増加。各チームのチケット販売や関連グッズの売り上げも伸び、ラガーマンたちを取り巻く環境が商業的にも整ってきました。


また、国内でのラグビー人口については、日本ラグビーフットボール協会の調査によると登録競技者数は約9万人(2023年時点)に上ります。少子化の影響はあるものの、W杯後の認知度向上により競技人口の下げ止まりも見られています。


次のワールドカップは2027年にオーストラリアで開催予定です。日本代表が再び世界を驚かせる活躍を見せるかどうか、注目が集まっています。


ラグビー観戦が身近になった今、ラガーマンへの理解を深めておくと観戦がより楽しくなります。


ラガーマンの食事と生活:意外と知られていない日常の実態

ラガーマンの日常生活は、一般的なイメージとかなり異なります。特に食事については驚くべき実態があります。


フォワードの選手の場合、体重を維持・増加させるために1日の摂取カロリーが5,000〜6,000kcalに達することも珍しくありません。これはコンビニおにぎり(約180kcal)換算で約28〜33個分に相当します。体を「作る」のも競技の一部です。


食事内容も科学的に管理されており、トレーニング前後のプロテイン摂取のタイミング、炭水化物と脂質のバランス、睡眠中の栄養補給まで、専属の栄養士がサポートするチームも増えています。


一方で体のメンテナンスにかかるコストも相当なものです。試合後の氷水浴(アイスバス)、定期的なマッサージ、テーピング代など、月に数万円規模のケアが必要になる選手も多くいます。これは必須です。


こうした生活実態を知ると、ラガーマンの体が「努力と管理の産物」であることがよくわかります。ただ体格が良いというわけではありません。


また、引退後の選手のセカンドキャリアも近年注目されています。コーチや指導者だけでなく、企業へ就職するケースも多く、体力と精神力を武器に営業職やマネジメント職で活躍するラガーマン出身者も増えています。


日本ラグビーフットボール協会公式サイト(競技人口・ルール・代表情報の参考)


ラガーマンの定義・ポジション・精神文化を調べる際の一次情報として参照できます。


日本大会の社会的インパクトや視聴率に関するデータとして参考にできます。