横山醤油仙台の老舗味噌醤油店で買うべき逸品

仙台の老舗・横山味噌醤油店の醤油と味噌の魅力を徹底解説。明治創業の蔵元が手がける「ヤマセイおさしみ醤油」や極味噌の選び方・使い方、アクセス情報も紹介。仙台土産や贈り物にも最適なこの老舗、まだ知らずにいませんか?

横山醤油・仙台の老舗で選ぶ味噌と醤油の極意

仙台のスーパーで買える市販醤油より、横山の醤油は12名の職人が仕込む少量生産品です。


🏯 横山味噌醤油店 3つのポイント
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明治6年(1873年)創業の老舗

明治42年(1909年)から味噌・醤油の醸造を開始。150年以上にわたって仙台の食卓を支えてきた蔵元です。

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鑑評会で「東北味噌醤油組合連合会長賞」受賞

令和7年度・第72回本場仙台味噌・醤油鑑評会にて「ヤマセイおさしみしょうゆ」が受賞。品質はお墨付きです。

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杜の都景観重要建造物に指定

大正9年(1920年)に建てられた白壁の蔵造り店舗は、平成14年に仙台市の景観重要構造物に指定。買い物しながら歴史的建造物を体感できます。


横山味噌醤油店の歴史と仙台での立ち位置

横山味噌醤油店は、明治6年(1873年)に旧奥州街道に面する通町で雑穀商として創業しました。醤油・味噌の醸造を本格的に始めたのは明治42年(1909年)のことで、すでに100年以上の醸造歴を持ちます。その商品は昭和天皇への献上経験もあり、品質の高さは長い歴史の中で証明されてきました。


現在の店舗は大正9年(1920年)に建てられた蔵造りで、外壁は漆喰塗りの土壁、腰壁は大谷石張りという重厚な外観が特徴です。平成14年には仙台市の「杜の都景観重要建造物等」に指定されており、仙台市内に存在するわずかな指定建物の一つです。


つまり、買い物に来るだけで歴史的な建物を鑑賞できます。


店内に入ると、大きな梁がむき出しになった天井が迎えてくれます。建物の外観からは想像しにくいですが、裏手に工場や蔵が続いており、敷地は奥へかなり広がっています。藩政時代の敷地割がそのまま残るこの場所で、代表取締役社長・横山洋平氏をはじめ、わずか12名のスタッフが今日も醸造を続けています。


小さな所帯だからこそ、大量生産品にはない目の行き届いた仕上がりが生まれます。地元の飲食店や豆腐店などにも卸されており、プロに選ばれ続けているという事実が品質の証でもあります。


宮城県産業技術総合センターが後援し、昭和27年(1952年)から毎年10月に開催されている「本場仙台味噌・醤油鑑評会」は、品質の高さを公的に証明する場です。横山味噌醤油店はこの鑑評会で複数回の受賞歴があり、令和7年度第72回鑑評会でも「ヤマセイおさしみしょうゆ」が東北味噌醤油組合連合会長賞を受賞しています。


受賞歴があるという事実は、主婦が日々の食卓で使う調味料を選ぶ際の大きな判断基準になります。


宮城県公式:第72回本場仙台味噌・醤油鑑評会 入賞商品一覧(令和7年度)


横山醤油の種類と選び方|こいくち・うすくち・おさしみの違い

横山味噌醤油店では、現在3種類の醤油を製造・販売しています。それぞれ用途が異なるので、使い方を知っておくと料理の幅がぐっと広がります。


まず「こいくち醤油」は、もっとも汎用性が高い定番品です。煮物・焼き物・炒め物など、家庭料理の基本となる醤油で、かつて角煮に使ったところ「お肉に醤油の味がしっかりと感じられる」と好評だったという声もあります。価格は324円(税込)と手の届きやすい価格帯で、日常使いに最適です。


こいくちが基本です。


次に「おさしみ醤油(ヤマセイおさしみしょうゆ)」は、刺身や冷奴など素材の味を直接引き立てたい場面で力を発揮します。前述のとおり、この商品が鑑評会で受賞しており、お刺身を買う機会が多い主婦にはとくに注目してほしい一本です。


そして「うすくち醤油」は、素材本来の色や風味を活かしたい料理に向いています。たとえば白身魚の煮付け、茶碗蒸し、だし巻き卵などでは、こいくちを使うと色が濃くなりすぎてしまうことがあります。そういった場面で「うすくちに切り替えるだけで仕上がりが変わる」というのは料理上手への近道です。


うすくちは色を活かす料理に必須です。


3種類を目的別に使い分けるという発想を持つだけで、毎日の料理のクオリティは確実に上がります。市販の一般的な醤油と比べ、横山の醤油は少量生産ゆえの「濃さと香りのバランス」が特徴です。まずはこいくち醤油1本から試してみるのがおすすめです。


種類 向いている料理 特徴
🟫 こいくち醤油 煮物・炒め物・角煮 コク深く日常使いに最適
🔴 おさしみ醤油 刺身・冷奴・漬け 鑑評会受賞の逸品
🌕 うすくち醤油 茶碗蒸し・白身魚・だし巻き卵 素材の色と風味を活かす


横山醤油と仙台味噌・極みそ・蔵出しみそを料理に活かすコツ

醤油と並んで横山味噌醤油店が力を入れているのが、味噌のラインナップです。代表商品の「極(きわみ)味噌」は、宮城県産の大豆と米を使った地産地消の本場仙台味噌で、コクがあり大きめの粒感が口の中に広がります。価格は500gで540円程度とリーズナブルながら、店員おすすめNo.1の商品です。


仙台味噌は米味噌の一種で、大豆の比率が高く、塩分は11〜13%の辛口が基本です。信州味噌(10〜12%)と大差ないように見えますが、仙台味噌の特徴は「生味噌(加熱処理をしていない状態)」で販売される点にあります。加熱処理をしていないため、発酵菌が生きており、腸内環境の改善・イソフラボンの吸収率向上・抗酸化作用といった健康効果が期待できます。


生きた菌が入っていることが条件です。


もう一つの人気商品「蔵出しみそ」は、職人が仕込んだ味噌をそのまま出荷する、まさに「プロの本気」を体感できる一品です。こちらは焼きおにぎりや田楽味噌との相性が抜群で、加熱調理することで香ばしさと大豆の旨みが引き立ちます。また「黄金味噌」(378円)は、コストパフォーマンスが高く、毎日の味噌汁用としておすすめです。


料理別の活用ポイントを整理するとこうなります。


  • 🍲 豚汁・芋煮:極みそを大さじ2〜3杯。大粒の粒感と大豆のコクが具材に絡みます。
  • 🍙 焼きおにぎり・田楽:蔵出しみそをみりんと1:1で合わせ、加熱するとコクのある甘辛味に。
  • 🐟 サバの味噌煮:仙台味噌は青背魚との相性が特に良く、臭みを抑えてくれます。
  • 🧅 ねぎ味噌炒め:仙台野菜の曲がりねぎと極みそを合わせると、ご飯が止まらない一品に。


仙台味噌は「芋煮」など東北の郷土料理に欠かせない調味料です。地元の方々が秋の芋煮シーズンに横山の味噌を使うというのも、長年の信頼の証といえます。


農林水産省:にっぽん伝統食図鑑「仙台味噌」(仙台味噌の特徴・歴史について)


横山味噌醤油店の仙台へのアクセスと訪れる際の注意点

横山味噌醤油店は、仙台市青葉区柏木1丁目6番25号に位置しています。旧奥州街道に面した通町エリアで、仙台中心部からも近い場所です。電車を利用する場合は、地下鉄南北線「北四番丁駅」北2出口から徒歩約8〜10分が最もわかりやすいアクセス方法です。


車でのアクセスも可能で、仙台市街地から北仙台方面へ向かう道路沿いに、重厚な蔵造りの外観がすぐ目に入ります。車で5分程度という近さです。


アクセス情報は以下の通りです。


  • 📍 住所:宮城県仙台市青葉区柏木1-6-25
  • ☎️ 電話:022-234-2379
  • 🚇 最寄り駅:地下鉄南北線「北四番丁駅」北2出口より徒歩約8分
  • 🚌 バス:「堤通雨宮町」停留所より徒歩約4分
  • 🕘 営業時間:平日 9:00〜12:00 / 13:00〜17:30、第1・第3土曜(祝祭日除く)9:00〜12:00
  • 🚫 定休日:日曜・祝日(土曜も第2・第4・第5は休み)


注意が必要なのが営業時間と定休日です。日曜・祝日は定休で、土曜日も第1・第3のみの午前中営業となっています。週末に家族でふらっと立ち寄ろうとすると、閉まっているケースが多いです。必ず平日のスケジュールで訪問計画を立ててください。


平日の午前中がいちばん確実です。


また、昼休憩の時間帯(12:00〜13:00)も店は閉まっています。観光のついでに立ち寄る場合は、この「1時間の昼休み」を見落とさないように注意しましょう。訪問前には電話で営業確認を取ると安心です。


仙台のお土産や帰省の手みやげを探している方には、木樽に入った「仙台味噌のお中元ギフトセット」もあります。重厚な木樽ラッピングで、受け取った相手の喜びが想像できるような贈り物になります。遠方への発送対応については、訪問時に直接問い合わせてみてください。


横山醤油を仙台で買う前に知りたい豆知識と主婦目線のレビュー

横山味噌醤油店の商品を実際に試した方のレビューでは、「スーパーで売っているしょっぱいだけの味噌とは格が違う」「大豆の旨みがしっかり感じられる」という声が多く見られます。老舗専門店の底力を感じさせるコメントです。


これは使えそうです。


主婦目線で特に注目してほしいポイントが3つあります。


まず価格面ですが、こいくち醤油が324円、黄金味噌が378円、極みそが540円(500g)と、老舗手作り品にしては非常にリーズナブルです。大手メーカーの市販品と比べてほぼ同価格帯で、「毎日使う調味料をレベルアップできる」という意味でコスパは高いと言えます。


次に、豆腐店などの業者にも卸されているという点です。料理のプロが選ぶ醤油・味噌を家庭で使えるというのは、日常の料理に自信と満足感をもたらします。「同じ醤油でも、仕上がりが変わる」という体験は一度すると手放せなくなります。


そして3点目は、仙台に来なくても購入できる可能性についてです。現時点では直販が基本ですが、宮城県味噌醤油工業協同組合の加盟店として紹介されているため、関連の通販ルートや仙台市内のセレクトショップ・土産物店で取り扱いが広がりつつあります。訪問できない場合は、公式電話(022-234-2379)に問い合わせると対応してもらえる場合があります。


結論は手軽に試せる価格帯です。


老舗の調味料を「特別な日だけ」と思っている方は多いかもしれませんが、横山の醤油・味噌は毎日の料理に組み込みやすい価格と使い勝手を持っています。仙台を訪れる機会があれば、ぜひ平日の午前中に足を運んでみてください。蔵造りの建物の中で、100年以上続く香りと出会えるはずです。


宮城県味噌醤油工業協同組合公式:株式会社横山味噌醤油店の詳細情報(住所・電話・企業情報)