揚げ餅の作り方が簡単にできる切り餅と油のコツ

余った切り餅で揚げ餅を作りたいけど、油はねや破裂が怖くて踏み出せていませんか?温度管理から味付けアレンジまで、失敗しない揚げ餅の全手順を徹底解説します。

揚げ餅の作り方を簡単にマスターする全手順とコツ

切り餅2個をそのまま揚げると、最大60cmも油が飛び散ることがあります。


🍘 この記事でわかること
🌡️
失敗しない油温と火加減

170℃・低温スタートで破裂・油はねを防ぐ正しい温度管理を解説します。

🔪
切り方と下ごしらえのポイント

大きさを均等に揃えるだけで火の通りが激変。フライパン少量油でもできます。

🧂
醤油・塩・みたらし…味付けアレンジ4選

定番の醤油砂糖から青のり塩、甘辛みたらし風まで、余った切り餅が大変身。


揚げ餅の作り方|切り餅の切り方と下ごしらえのコツ


揚げ餅をおいしく仕上げるための第一歩は、切り方と下ごしらえです。市販の切り餅(1個約50g・約112kcal)をそのまま揚げようとすると、中まで火が通りにくく芯が残る原因になります。まず包丁で半分か4等分に切り、1切れの厚みを1〜1.5cm程度に揃えてください。


大きさが不揃いだと、薄い部分は焦げているのに厚い部分は生、という失敗が起こりやすくなります。均等に切ることが基本です。


切り終えたら、キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取りましょう。餅の表面に残った水分が高温の油に触れると、激しい油はねの原因になります。水分除去は必須です。


包丁を使うのが難しい場合や、少し固めの餅ならキッチンバサミでカットしてもOKです。また、切り餅に最初から入っている「スリット(切り込み)」を活用すると、さらに手で割りやすくなって便利ですよ。切り分けた後、バットや皿に並べて5〜10分ほど室温に置いておくと、表面が少し乾いてさらに油はねが減ります。
























切り方 厚み目安 特徴
半分に切る 約1.5〜2cm 中がもちもちで食べ応えあり
4〜6等分 約1cm前後 おかき風・外カリカリに仕上がりやすい
薄切り(3〜5mm) 約3〜5mm 全体がサクサクに。おつまみ向き


揚げ餅が破裂しない!正しい油温と火加減の管理方法

揚げ餅を失敗する最大の原因は、油温の設定ミスです。高温(200℃以上)の油に餅を入れると、内部の水分が急激に膨張して「ポン」と破裂し、油が最大50〜60cmほど跳ね上がることがあります。やけどや周囲の汚染につながるリスクがあるので、温度管理は真剣に取り組みたいポイントです。


正しい油温は170℃前後が目安です。菜箸の先を油に入れたとき、細かい泡がシュワシュワと出る程度が170〜180℃のサインになります。温度計があれば確認するのがベストですが、目視でも十分判断できます。


揚げ時間は切り餅半分のサイズで3〜5分が目安です。最初の2分ほどでぷくっと膨らんできたら裏返し、さらに2〜3分揚げて油の泡が小さくなってきたら取り出します。揚げすぎは焦げの原因になるので注意が必要です。



  • 🌡️ 適正温度:170〜180℃|菜箸を入れると細かい泡がシュワシュワ出る状態

  • ⏱️ 目安時間:3〜5分|膨らんで油の泡が落ち着いたら取り出す

  • 🚫 高温(200℃以上)はNG|急激な水分膨張で破裂・油はねの危険あり

  • 🔥 火加減は弱〜中火|強火で温度が上がりすぎないよう注意する


少ない油で作りたい場合は、フライパンに底から1cm程度の油を注いで揚げ焼きにするのがおすすめです。揚げ焼きなら油の量がフライパンの深さの半分以下で済むので、後処理もずっと楽になります。これは使えそうです。


参考:油の適温判断や揚げ物の失敗しない基本について、ヤマキの公式レシピサイトでも詳しく解説されています。


揚げだしもち|おいしいレシピ – ヤマキ公式


揚げ餅の作り方|フライパン1枚で少ない油でできる基本レシピ

揚げ物というと大量の油が必要なイメージがありますが、揚げ餅はフライパン1枚・油の量は底から1cmあれば十分です。後片付けの手間が大幅に減るので、主婦にとってうれしいポイントです。


【材料(2人分)】


  • 切り餅:2〜4個(半分または4等分に切る)

  • サラダ油:フライパンの底から約1cm分

  • 醤油:大さじ1

  • 砂糖:大さじ1

  • (お好みで)刻み海苔・七味・青のりなど


【作り方】


① ボウルに醤油と砂糖を合わせておく。


② 切り餅を半分に切り、表面の水分をキッチンペーパーで拭く。


③ フライパンに油を入れ、170℃になるまで中火で熱する


④ 餅を入れ、くっつかないよう間隔を空けて並べる。


⑤ 2〜3分でぷくっと膨らんだら裏返し、さらに2分揚げる。


⑥ 油から取り出し、①のタレにくぐらせて完成。


揚げている間は菜箸であまり触らないようにしましょう。表面がやわらかくなっているため、触りすぎると形が崩れ、餅同士がくっついてしまう原因になります。


また、冷たい油から入れて加熱する方法もあります。冷たい油スタートにすると、餅がゆっくり温まって鍋底にくっつくように膨らみ、焼いた時と似た見た目に仕上がりやすいのが特徴です。どちらが正解ということはなく、仕上がりの好みに合わせて選んでください。


参考:少量油での揚げ焼きと火加減のポイントについて、デリッシュキッチンの公式動画でも確認できます。


余ったもちで簡単に!揚げ出し餅のレシピ動画・作り方 – デリッシュキッチン


揚げ餅の味付けアレンジ4選|醤油・塩・みたらし・洋風まで

揚げたての餅は香ばしさが強く、どんな味付けにも合います。定番の醤油砂糖だけでなく、4つのアレンジを覚えておくと余り餅の消費がぐんと楽しくなりますよ。



  • 🍡 醤油砂糖(定番):醤油・砂糖各大さじ1を混ぜてからめる。甘辛い香ばしさで子どもにも人気の鉄板味。

  • 🧂 のり塩(おかき風):揚げたてに塩をふり、青のりをまぶすだけ。おつまみにもなる軽い仕上がり。

  • 🫙 みたらし風(甘辛タレ):醤油大さじ1.5+みりん大さじ1+砂糖小さじ2+片栗粉小さじ1を煮絡める。とろみのあるタレがやみつきになる。

  • 🧈 塩バター(洋風):バター10g程度をフライパンで溶かして絡め、塩少々で仕上げる。洋風な一品になり意外なほどよく合う。


味付けは揚げたての熱いうちにからめるのがポイントです。餅が冷めると表面が固まりはじめ、タレがしみ込みにくくなります。揚げたら素早く作業するようにしましょう。


さらに少し上級のアレンジとして、揚げた餅に大根おろしとめんつゆをかける「揚げ出し餅」もおすすめです。大根おろしのさっぱり感が油のコクを中和してくれるので、揚げ物が少し苦手という方でも食べやすくなります。めんつゆ(2倍濃縮)25mlを水25mlで割ったつゆをかけるだけで完成するので、手間がかからず本格的な仕上がりです。


参考:揚げ出し餅の本格的なだしの割合については、だし専門メーカーのヤマキが詳しく解説しています。


揚げだしもち レシピ – ヤマキ公式


揚げ餅の作り方|余った切り餅を無駄なく使い切る保存と活用法

お正月や冬の時期に余りがちな切り餅は、揚げ餅にすることで美味しく大量消費できます。切り餅1個(約50g)のカロリーは約112kcalで、揚げることで多少カロリーが上乗せされますが、油の吸収量はごく少量(揚げ焼きなら特に少ない)です。気になる健康面はそこまで心配しすぎなくて大丈夫です。


余った切り餅を揚げ餅にするタイミングは「開封後2〜3日以内」が理想的です。餅は乾燥が進むとひびが入り始め、揚げたときに割れやすくなります。乾きすぎた餅を揚げると、おかき・かきもちに近い食感になります。これはこれで美味しいのですが、意図せずそうなってしまうと食感の差に驚くことがあります。


冷凍保存する場合は、切り餅を1個ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて空気を抜いて冷凍してください。冷凍保存の目安は約1ヶ月です。冷凍した切り餅は解凍せずに揚げることも可能ですが、油はねが増える可能性があるため、室温で5〜10分ほど自然解凍してから揚げるほうが安全です。



  • 📅 開封後2〜3日以内:もちもち食感の揚げ餅に向いている

  • 🥨 乾燥が進んだ餅:おかき風のサクサク食感に仕上がる

  • ❄️ 冷凍保存:1個ずつラップ+フリーザーバッグで約1ヶ月保存可能

  • ⚠️ 冷凍餅を揚げる場合:室温で5〜10分置いてから揚げると油はね防止になる


余った揚げ餅は翌日のうどんやそばのトッピング、お吸い物に加えて活用できます。揚げた後に冷めてしまっても、スープに入れると再度やわらかくなり美味しく食べられます。揚げ餅をまとめて作っておいて、食事のトッピングに活用するのが時短の面でも非常に賢いやり方です。


余ったお餅の冷凍保存と活用アイデアについては、味の素の公式コンテンツも参考になります。






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