シュラスコはヘルシーに見えて、食べ放題だと脂質が1食で50gを超えることもあります。
シュラスコとは、ブラジルを代表する肉料理の一つで、「ブラジル風バーベキュー」とも呼ばれます。大きな塊肉を1メートル近い長い鉄串に刺し、岩塩だけでシンプルに味付けし、炭火でじっくり時間をかけて焼き上げるのが基本スタイルです。焼き上がった肉は、ガウーショ(ブラジルの伝統的なカウボーイ)のように、テーブルで目の前でナイフでそぎ落として提供されます。この「見て楽しむ・食べて楽しむ」エンターテインメント性が、シュラスコの大きな魅力のひとつです。
起源は17世紀ごろ、ブラジル南部リオグランデ・ド・スル州のガウーショたちが、放牧中に野外で牛をさばき、木の枝などに刺して直火で焼いて食べたことにさかのぼると言われています。もともとはお祝いごとや祭りで特別に食べる料理でした。それが都市部に広がり、専門レストラン「シュラスカリア」が生まれ、今では世界中に愛されるグルメとなりました。
つまり起源はアウトドアの野外料理です。岩塩だけという潔いシンプルな味付けが、肉本来の旨みを最大限に引き出します。名古屋のレストランでも、この伝統スタイルを守りながら現代的にアレンジした本格シュラスコが楽しめます。牛のイチボやサーロイン、ランプ(外もも)、豚のソーセージ、鶏肉など、複数の部位を一度に楽しめるのも特徴です。
ポルトガル語ではCHURRASCO(シュハスコ)と発音します。日本では「シュラスコ」という呼び方が一般的に定着しています。
参考:シュラスコの歴史・発祥について詳しく解説
シュラスコとは?ブラジル発祥の肉料理の基本情報 - ぐるなびFOR PRO
名古屋でシュラスコを楽しむなら、まず代表格として挙がるのがCARIOCA(カリオカ)名古屋駅店です。名古屋駅・国際センター駅から徒歩約5分というアクセスの良さが魅力で、元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏が監修したことでも知られています。シュラスコ7種+30種超のビュッフェ食べ放題+ブラジルプリンがセットになったコースが税込3,498円から楽しめます。6歳未満は無料、小学生は半額という子ども料金の優遇があるため、ファミリーやママ友グループでの利用にも大変人気があります。
次におすすめなのが、栄エリアにあるAlma.De Churrasco(アルマデシュラスコ)です。和牛ランプやアンガス牛イチボを含む13種類のシュラスコが楽しめる、ワンランク上の本格派レストランです。ブラジル人スタッフが在籍しており、本場の雰囲気をより強く感じられるのが特徴です。食べ放題コースは税込6,600円~と、CARIOCAよりは高めですが、高級感ある空間で特別な日の食事や記念日利用に向いています。
3つ目は、大須エリアのオッソ・ブラジルです。地元の常連客にも愛されるアットホームな雰囲気のブラジル料理レストランで、シュラスコだけでなくブラジルの家庭料理メニューも充実しています。これが基本の3店です。
各店の特徴をまとめると以下のとおりです。
| 店名 | エリア | コース料金(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| CARIOCA(カリオカ) | 名古屋駅徒歩5分 | 3,278円〜(税込) | 子連れOK・ラモス監修・ビュッフェ充実 |
| Alma.De Churrasco | 栄・伏見エリア | 6,600円〜(税込) | 和牛・アンガス牛・13種・高級感 |
| オッソ・ブラジル | 大須エリア | 要確認 | 家庭料理も揃うアットホームな雰囲気 |
予算と目的に合わせて選ぶのが原則です。「初めてシュラスコを体験したい」「子どもを連れてランチに行きたい」という場合はCARIOCAが最も使いやすく、「特別な記念日にしっかり楽しみたい」という場合はAlma.De Churrascoが向いています。
参考:名古屋市のブラジル料理店一覧(食べログ)
名古屋市でおすすめの美味しいブラジル料理 - 食べログ
シュラスコ専門店でコスパよく楽しむ最大のポイントはランチタイムの活用です。CARIOCAの場合、ランチコース(毎日11:30〜17:00)は6種のシュラスコ+ビュッフェ食べ放題+ブラジルプリン+1ドリンクがついて税込3,278円から楽しめます。同じ内容をディナーで注文すると価格が変わる場合もあるため、日中の来店は節約になります。
さらにお得に楽しみたいなら、平日の早い時間帯を狙うのがおすすめです。CARIOCAでは「平日17時予約来店限定」の特別コースが設けられており、通常より割安な価格でシュラスコ7種+ビュッフェ+プリン+1ドリンクが楽しめます。週末の混雑を避けられる点でも、平日ランチや平日ディナー早めの時間帯は一石二鳥です。
食べ放題の制限時間は、多くのコースで120分(2時間)設定となっています。2時間というのは、実際に食べていると意外とあっという間です。ラストオーダーが終了時刻の40分前に設定されているケースも多いため、入店してすぐに好きな部位をリクエストしておくのが賢い楽しみ方です。
予約はホットペッパーや各店の公式サイトからのネット予約が便利です。特に週末・土日祝は席が埋まりやすく、当日の飛び込み利用が難しい場合があります。3日前〜1週間前を目安に予約するのが確実です。誕生日や記念日のサプライズプレートを希望する場合は、3日前までに予約時の備考欄に記入しておく必要があります。これが条件です。
シュラスコ専門店の魅力は、肉料理だけではありません。ビュッフェスタイルのサイドメニューも充実しており、本場ブラジルの食文化を広く楽しめます。CARIOCAではサラダ・スープ・惣菜・デザートなど30種類以上のビュッフェが食べ放題になっており、シュラスコの合間に取り合わせながら食べるのが現地スタイルです。
まず外せないのがポンデケージョです。ブラジルのチーズパンで、タピオカ粉を使ったもちもちした食感が特徴です。名古屋のシュラスコ店でも提供されており、肉料理の合間の口直しに最適。タピオカ粉を使っているため小麦粉不使用で、グルテンフリーでもあります。焼きたてのポンデケージョは外がカリッと中はふわもちで、子どもにも大人にも大変人気があります。
次に注目したいのがブラジルプリン(プジン)です。日本のプリンとは違い、キャラメルソースが濃くリッチな風味が特徴のブラジル伝統デザートで、CARIOCAのコースには付属しています。見た目はふるふるとした大ぶりのプリンで、インスタ映えもします。
また、ブラジルといえばアサイーボウルも有名です。アサイーはブラジル・アマゾン原産のスーパーフードで、高い抗酸化作用を持つことで知られています。実はアサイーボウルはブラジル発祥の食べ物で、現在日本中に広まっていますが、その本家はブラジルです。健康志向の主婦の間でも注目度が高い食材です。
ドリンクも充実しており、ブラジルのサトウキビを原料にした蒸留酒・カシャーサを使ったカクテルカイピリーニャ(858円)はブラジル料理との相性抜群。アルコールが得意でない方は、ブラジル産の炭酸飲料ガラナ(638円)がおすすめです。ガラナはアマゾン原産の植物を使ったブラジルの国民的ドリンクで、コーラとは異なる独特の甘味と清涼感が楽しめます。これは使えそうです。
シュラスコが「ヘルシーな肉料理」と言われる理由には、調理法が大きく関係しています。大きな塊肉を鉄串に刺して回転させながら炭火でじっくり焼くことで、余分な脂が自然に下に落ちていきます。同じ量の肉をフライパンで炒めたり揚げたりするよりも、余分な脂肪分が少なくなるわけです。
使用する部位によっても差があり、赤身の多いイチボ(ピッカーニャ)やランプは特に低脂肪です。脂の多いサーロインやバラ肉と比べると、イチボは赤身が多くあっさりとした風味を持ちます。カロリーが気になる場合は、赤身部位を中心に注文するのがおすすめです。
ただし食べ放題スタイルだと、ついつい食べ過ぎてしまう点には注意が必要です。シュラスコ1人前(192g程度)のカロリーは約330kcalで、たんぱく質22g・脂質26g程度という栄養成分が目安となります(calorie.slism調べ)。食べ放題で何種類も続けて食べると、脂質が1食で50gを超えることも十分あり得ます。ビュッフェのサイドメニューにサラダや豆料理を積極的に取り入れると、栄養バランスが整います。
ブラジルの伝統的な家庭料理であるフェジョン(黒豆の煮込み)もビュッフェに並んでいることがあります。高たんぱく・低脂質の豆料理で、食物繊維も豊富です。シュラスコのお肉とフェジョンを組み合わせるのが、ブラジル人の食べ方の基本です。
コスパの面でも、食べ放題コースは主婦にとって魅力的です。税込3,278円で7種のシュラスコ+30種のビュッフェ+デザートが楽しめるとなると、一般的なランチで1,000〜1,500円を使う感覚と比べても特別感があります。子ども連れの場合、CARIOCAでは6歳未満が無料・小学生が半額なので、家族4人(大人2+小学生1+未就学児1)で来店しても大人2人分の食事代のみで済むケースがあります。これはお得ですね。
参考:シュラスコの栄養成分・カロリーについて
シュラスコのカロリー・栄養成分 - カロリーSlism