めんつゆだけで味付けすると、大豆ミートの臭みが完全には消えません。
大豆ミートそぼろをおいしく仕上げるうえで、最も重要な工程が「下処理」です。下処理を怠ると、せっかくめんつゆで丁寧に味付けしても、大豆特有のイソフラボン臭や青くさいにおいが口に残ってしまいます。
市販の乾燥タイプの大豆ミート(ミンチ/そぼろ状)は、まず熱湯で3〜5分ほど戻します。パッケージの指示より「少し長め」に戻すのがポイントで、完全に中心まで水分を含ませることで、後の炒め工程で均一に味がなじみます。
戻したら、ざるにあけて流水でよく洗います。ここが肝心です。手で軽く押しながら少なくとも3回以上すすぐことで、表面についた大豆の油分と臭いの原因物質をしっかり洗い流せます。
洗ったあとは、両手で包むようにしっかりと水気を絞ってください。水分が多く残っていると、炒めたときに蒸し焼き状態になってしまい、めんつゆの味がぼやけます。キッチンペーパーで押さえると、さらに効果的です。
つまり「戻す→3回すすぐ→しっかり絞る」が基本です。
この3ステップを丁寧に行うだけで、食べたときに「あ、大豆くさい」と感じるリスクをほぼゼロにできます。最近では、臭みが少ない加工済みタイプ(レトルトパウチ入り)の大豆ミートも各スーパーに並んでいます。時短をしたい日はそちらを活用するのも一つの手です。
下処理が終わったら、いよいよ味付けです。めんつゆを使う最大のメリットは、だし・しょうゆ・みりんがすでにバランスよく配合されているため、少ない手順で「それっぽい味」になることです。
ただし、めんつゆだけで仕上げると、甘みと旨味のバランスが単調になりがちです。そこで以下の黄金比率を活用してください。
| 材料 | 分量(1人前150g相当) | 役割 |
|---|---|---|
| めんつゆ(2倍濃縮) | 大さじ2 | だし・旨味・塩味のベース |
|
砂糖(またはみ |