イワシの梅煮を圧力鍋で骨まで柔らか簡単に作る方法

圧力鍋でイワシの梅煮を骨までホロホロに仕上げるコツを徹底解説。下処理の方法から加圧時間、圧力鍋の種類による違い、保存のコツまで詳しく紹介。あなたの圧力鍋に合った作り方、知っていますか?

イワシの梅煮を圧力鍋で作るコツと基本を徹底解説

圧力鍋さえあれば、イワシの梅煮は「骨まで柔らかく」仕上がると思い込んでいませんか。実は同じ「圧力鍋」でも、機種によって骨の柔らかさに3倍以上の差が出ることがあります。


🐟 イワシの梅煮 圧力鍋 この記事でわかること
🔪
下処理のポイント

臭みの原因は内臓と血わた。正しく洗えば生臭さがぐっと消えます。

⏱️
圧力鍋別の加圧時間

T-fal(65kPa)は35分、100kPa機は30分、146kPa機は15分が目安です。

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保存と栄養のコツ

冷蔵4日・冷凍2週間OK。骨ごと食べてカルシウムとDHAを効率よく摂取できます。


イワシの梅煮に圧力鍋が向いている理由と栄養メリット


イワシは青魚の中でも特にDHA・EPAが豊富で、その含有量は食材のなかでもトップクラスとされています。DHAは細胞の老化防止や認知症予防に、EPAは血中の中性脂肪を減少させて血管を健康に保つ働きがあります。さらに見逃せないのが骨のカルシウムです。


マイワシの可食部100gあたりのカルシウム含有量は74mgですが、骨ごと食べると圧倒的に増えます。アメリカ国立衛生研究所(NIH)のデータによると骨ごとのイワシ100gでは約382mgのカルシウムが摂れるという報告もあります。厚生労働省が定める日本人成人の1日のカルシウム推奨量は600mgですから、骨ごとのイワシを1食で半分以上カバーできる計算です。


ここで圧力鍋の出番です。圧力鍋は鍋内部の気圧を高め、沸点を通常の100℃より高い115〜128℃に引き上げて調理します。この高温・高圧環境により、通常の鍋では1時間以上かかるイワシの骨の軟化を、わずか15〜35分で実現できます。


また、梅干しのクエン酸がイワシのカルシウム吸収率を高める相乗効果があるとも言われています。つまり梅煮という料理の組み合わせ自体が、栄養面でも理にかなった料理なのです。いいことですね。





























栄養素 含有量(可食部100g) 主な健康効果
DHA・EPA 食材トップクラス 血管健康・認知機能維持
カルシウム(骨ごと) 約382mg 骨粗しょう症予防
ビタミンD 32μg(丸干しは50μg) カルシウム吸収促進
ビタミンB2 豊富 肌・髪・爪の健康維持


カルシウムの吸収に欠かせないビタミンDもイワシには豊富に含まれているため、骨まで食べるイワシの梅煮は「骨粗しょう症予防」にも非常に有効な料理です。骨の健康が気になるご家族がいる方にも、ぜひ週に1〜2回の食卓に取り入れてほしい一品です。


参考:イワシのDHA・EPA含有量とカルシウム情報について(ヨミドクター・読売新聞)


イワシの梅煮を圧力鍋で作る前の下処理のコツ

イワシの梅煮が生臭くなる原因のほとんどは、内臓や血わたの処理不足です。ここを丁寧にやるかどうかで、仕上がりの味が大きく変わります。


まず頭の切り落とし方ですが、頭の付け根にある胸ビレを一緒に持つようにして斜めに切り落とすと、内臓がスッと引き出しやすくなります。次に腹に浅く包丁を入れて内臓を取り出し、血わたが付いている背骨の内側を流水で念入りに洗い流してください。薄い膜状の血わたが残っていると、煮汁に臭みが溶け出します。洗った後はキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ることも重要です。これが基本です。


サイズが20cmを超える大きめのイワシを使う場合は、半分に切っておくと煮汁がしみやすく、圧力鍋の中に均等に並べやすくなります。一般的な圧力鍋に無理なくおさまる適切なサイズ感は、はがき(横約148mm)程度が目安です。


🐟 臭みを防ぐ下処理のチェックリスト


  • 頭の付け根から斜めに切り落とし、内臓ごと引き抜く

  • 背骨の内側の血わたを流水で丁寧に洗い流す

  • 洗い終わったらキッチンペーパーで水気をしっかり拭く

  • 大きいものは半分に切って煮汁をしみやすくする

  • 魚屋やスーパーで「頭と内臓を取った状態」でお願いするのもOK


また「煮汁を先にひと煮立ちさせてからイワシを入れる」という手順も重要なコツです。沸騰した煮汁に入れることで、魚の表面がすぐに固まって、臭みが煮汁に広がりにくくなります。冷たい煮汁からいわしを煮始めてしまいがちですが、この順番は守ったほうが仕上がりが全然違います。


下処理の工程を楽にしたい場合は、スーパーの鮮魚コーナーで「頭と内臓を取ってください」とお願いすれば、無料で処理してもらえるお店がほとんどです。これを活用するだけで、自宅での下処理がほぼ「洗って水気を拭くだけ」になります。これは使えそうです。


イワシの梅煮を圧力鍋で作る手順と材料(2〜3人分)

材料と具体的な手順を整理します。材料はシンプルで、特別なものは何も必要ありません。


📋 材料(2〜3人分)


  • いわし:4〜6尾(頭・内臓除去済み)

  • 梅干し:2〜3個(塩のみ漬けのものがおすすめ)

  • しょうが:1片(薄切り)

  • しょうゆ:大さじ3

  • 酒:大さじ3(または100mL)

  • みりん:大さじ3

  • 砂糖:大さじ2

  • 酢:大さじ1〜2(骨を柔らかくする効果あり・臭み取りにも)

  • 水:100〜250mL(圧力鍋の機種により調整)


🍳 作り方


  • 【ステップ1】圧力鍋に水・しょうゆ・酒・みりん・砂糖・酢をすべて入れ、中火でひと煮立ちさせる

  • 【ステップ2】煮汁が沸騰したら、下処理済みのいわしを重ならないように並べ、梅干しと薄切りしょうがをのせる

  • 【ステップ3】蓋を閉めておもり(または蒸気弁)をセット。中火〜強火で加熱し、圧力がかかったら弱火にして加圧する

  • 【ステップ4】圧力が自然に下がったら蓋を開け、煮汁が多い場合は中火で軽く煮詰めて完成


加圧時間については、次のセクションで圧力鍋の種類別に詳しく説明します。一読して確認するようにしてください。


煮物は冷めるときに味がしみ込みます。時間があれば一度冷ましてから食べるとより美味しくなるのが原則です。盛り付けのときには梅干しも一緒に添えると、見た目が華やかになりますし梅の風味もさらに引き立ちます。


イワシの梅煮の圧力鍋別の加圧時間と失敗しない選び方

多くの方が見落としているのが「圧力鍋の機種による仕上がりの差」です。圧力鍋は機種ごとに圧力値(kPa)が異なり、その数値によって鍋内の調理温度が変わります。つまり、同じレシピで同じ時間加圧しても、仕上がりは全く違うということです。


圧力鍋研究家のさいとうあきこ氏が3種類の圧力鍋で実際に実験した結果によると、以下のような差がありました。




























圧力値(kPa) 調理温度 代表的な製品例 骨まで柔らかくする加圧時間の目安
65kPa 約115℃ T-fal クリプソ ミニットデュオ 約35分(水250mL)
100kPa 約120℃ パール金属 圧力切替式片手圧力鍋(高圧) 約30分(水200mL)
146kPa 約128℃ アサヒ軽金属 ゼロ活力なべ(赤オモリ) 約15分(水100mL)


骨まで「やわらかく」仕上げるためには、100kPa以上の圧力鍋がおすすめです。65kPaの圧力鍋でも骨は食べられますが、よく噛む必要があり、小さなお子さんやご年配の方には向かないことがあります。


重要なのは、圧力値が高ければ加圧時間を短くでき、圧力値が低ければその分長めに加圧する必要があるという点です。水の量も加圧時間が長くなるほど多く必要になります。お使いの圧力鍋の取扱説明書で圧力値(kPa)を確認してからレシピに臨むのが、失敗しないための第一歩です。


電気圧力鍋についても同様で、圧力値が70〜100kPaの機種なら骨までやわらかく仕上がりやすいです。「魚料理モード」「煮物モード」で設定できる機種も多いので、説明書を確認してみましょう。シロカの「おうちシェフ PRO」には「いわしの梅煮」の専用設定(55分)まであります。圧力値だけ覚えておけばOKです。


参考:圧力鍋の種類と仕上がりの違いについての詳細な実験レポート
【圧力鍋でいわしの梅煮】マニアックな実験をしました!|圧力鍋研究家 さいとうあきこ


イワシの梅煮の圧力鍋レシピ、冷凍保存と作り置きの活用術

圧力鍋でイワシの梅煮を作る大きなメリットのひとつが、まとめて作って保存できることです。作り置きに非常に向いた料理です。


冷蔵保存の場合、清潔な保存容器に移して粗熱を取ってから冷蔵庫に入れると、4日間保存できます。毎日少しずつ煮汁がしみ込んでいくため、翌日・翌々日と味が深まっていくのも嬉しいポイントです。


冷凍保存の場合は、密閉できる保存袋に煮汁ごと入れて冷凍することで、約2週間の保存が可能です。1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと、平日の忙しい日にそのままレンジで解凍して使えて非常に便利です。


⚠️ 保存時の注意点


  • 常温放置はNG。魚料理は特に傷みやすいため、必ず冷蔵か冷凍で保存する

  • 保存容器はしっかり密閉できるものを使い、においの移りを防ぐ

  • 冷凍したものを解凍したら再冷凍しない

  • 煮汁ごと保存することで、解凍後も身がパサつかずしっとり仕上がる


作り置きのもう一つの活用法として、煮汁の再利用があります。残った煮汁には梅とイワシの旨味が凝縮されているので、豆腐や大根を加えて別の煮物に使ったり、少量をご飯にかけてお茶漬け風にするのもおすすめです。これは意外な使い方ですが、捨てるには惜しい濃厚な旨味があります。


また、大量に購入したイワシをそのまま冷凍保存する場合は、下処理を済ませてから冷凍すると便利です。冷凍したイワシは2〜3週間ほど保存でき、使う分だけ冷蔵庫で解凍してから梅煮に使えます。週末にまとめて下処理と調理をしておけば、平日の夕食づくりが大幅に楽になります。


参考:いわしの梅煮の保存期間についての詳細情報(macaro-ni)
骨までやわらか♪ いわしの梅煮レシピ|圧力鍋で簡単に作る方法・コツを紹介|macaroni






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