きんつばの作り方で簡単に本格和菓子を手作りする方法

きんつばの作り方は難しそうに見えて実は意外と簡単です。市販のあんこやフライパンを使えば自宅で本格和菓子が完成します。さつまいもアレンジや失敗しないコツも紹介。あなたはもう試してみましたか?

きんつばの作り方を簡単に解説!基本から失敗しないコツまで

市販のあんこを使えば、きんつばは30分以内に完成します。


🍡 この記事のポイント3選
市販あんこで超時短

粒あん缶+粉寒天+薄力粉があれば、特別な道具なしで本格きんつばが完成します。

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失敗ゼロの2大ポイント

粉寒天は2分以上しっかり沸騰させる&皮は弱火で1面30秒ずつ焼くのが絶対ルールです。

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さつまいもアレンジも簡単

さつまいも1本あれば寒天なしでも作れるアレンジきんつばが楽しめます。


きんつばの作り方に必要な基本材料と道具

きんつばを作るうえで、まず材料の全体像を把握しておくと安心です。材料は大きく「あん(中身)」と「皮」の2パートに分かれます。


あんに必要なのは、粒あん300g・粉寒天3g・水100gの3点だけです。これはちょうどスーパーのあんこ缶1缶分が300g前後なので、買ったものをそのまま使えます。













パート 材料 分量(9〜12個分)
あん 粒あん(市販でOK) 300g
粉寒天 3g(小さじ1強)
100ml
薄力粉 55g
白玉粉 10g
砂糖 15g
ひとつまみ
80ml


必要な道具は鍋・ボウル・フライパン・ラップ・バット(または深めのタッパー)の5点です。特別な型を買わなくても、家にある12〜15cm四方の容器で代用できます。これが条件です。


白玉粉が手元にない場合は、薄力粉を大さじ6に増やすだけで代用できます。もち粉でも同量で代用可能ですが、食感は少しモチっとしたものに変わります。



参考:きんつばの基本材料と皮の配合比率についての詳細レシピはこちら。


きんつばの作り方【基本の手順】あんを固めるステップ

手順は大きく「あん固め」と「皮つけ焼き」の2段階に分かれます。まずあん固めから順を追って確認しましょう。


① 粉寒天を完全に溶かす 鍋に水100mlと粉寒天3gを入れ、よくかき混ぜてから中火にかけます。沸騰したらそのまま2分間、弱めの中火で煮続けます。この工程が一番大事です。


寒天は沸騰させただけでは不十分で、2分以上しっかり加熱しないと溶けきれず、あとで固まらない原因になります。箸を寒天液に通してみて、糸が引っかからなければOKです。


② 粒あんを加えて混ぜる 火を止め、粒あん300gを加えてよく混ぜます。混ぜたら再び弱火にかけ、再沸騰したらすぐ火を止めます。再沸騰がポイントです。


③ 型に流して冷やし固める ラップを敷いたバット(または12cm角のタッパー)に流し入れ、表面を平らにならします。そのまま常温に置いても固まりますが、冷蔵庫に入れると1〜2時間で固まります。


④ カットする 固まったらラップごと取り出し、包丁で9〜12等分に切り分けます。1個あたり4cm角が標準的なサイズで、ちょうど親指の第一関節から第二関節の長さが目安です。



参考:粉寒天の正しい溶かし方と固め方について詳しく解説されているプロ向けの参考情報はこちら。


きんつばの原料と配合を徹底解説|プロが教える作り方のコツ・美濃与


きんつばの作り方【基本の手順】皮をつけて焼くステップ

あんが固まったら、次は皮作りと焼きに入ります。ここが「きんつばらしさ」を決める工程です。


皮生地を作る ボウルに白玉粉10gを入れ、水80mlを少しずつ加えながらしっかり溶き伸ばします。白玉粉が完全にダマなく溶けたら、砂糖15g・塩ひとつまみ・ふるった薄力粉55gを順番に加えてよく混ぜます。


生地の固さはヨーグルトより少しゆるいくらいが理想です。水の量は好みで調整してください。薄めの生地のほうが焼き上がりが薄くきれいに仕上がります。


焼く フライパンにサラダ油を薄くひき、弱火にかけます。カットしたあんこ1個を手またはトングで持ち、皮生地に一面ずつ浸して、フライパンに置いて30秒ほど焼きます。


- まず広い面(表・裏)の2面を先に焼く
- 続いて4つの側面を順番に焼く
- 合計6面すべてを焼いて完成


火加減は終始弱火が鉄則です。中火以上にすると、あんの中の寒天が溶けてしまい形が崩れます。縁からはみ出た皮はハサミで切り落とすと見栄えがよくなります。これは使えそうです。



参考:きんつばの皮の焼き方のコツと手順が動画付きで確認できるレシピはこちら。


基本のきんつばのレシピ動画・作り方|デリッシュキッチン


きんつばの作り方アレンジ版:さつまいもきんつばの作り方

小豆がなくても、さつまいも1本でアレンジきんつばが作れます。意外ですね。


さつまいもバージョンは寒天なしでも固められるので、材料がよりシンプルになります。小さな子どもがいる家庭でも食べやすく、甘さも優しく仕上がります。


さつまいもあんの作り方


さつまいも1本(約300g)の皮をむき、1cm幅の輪切りにして水に10〜15分さらします。アク抜きが甘さを引き出すポイントです。耐熱容器に入れてラップをふんわりかけ、電子レンジ600Wで5〜6分加熱します。竹串がスッと通ればOKです。


熱いうちにボウルに移し、フォークやマッシャーで滑らかにつぶします。砂糖大さじ2〜3(甘さはお好みで)・塩少々・みりん大さじ1を加えてよく混ぜます。粗熱が取れたら手で成形し、4cm角のブロック形にまとめます。


あとの工程は小豆きんつばとまったく同じで、皮をつけてフライパンで焼くだけです。さつまいもの自然な黄色があんから透けて、見た目も鮮やかに仕上がります。


🍠 さつまいもきんつばのポイントまとめ
- さつまいもは水にさらしてアク抜きをする(10〜15分)
- レンジ加熱後は熱いうちにつぶすと滑らかになりやすい
- みりんを加えることで照りが出て風味が増す
- 成形は手でOK。少し硬めに仕上げると焼きやすい


紫いもやかぼちゃでも同じように作れます。かぼちゃは皮を取り除いてレンジ加熱し、同様の工程でペーストにします。いずれも1本(1個)あたり16個分ほど作れるので、来客のおもてなしやお土産にもぴったりです。



参考:さつまいもきんつばの詳しい作り方とアレンジレシピはこちら。


作り方簡単 いもきんつばのレシピ動画・作り方|デリッシュキッチン


きんつばが体にいい理由と栄養成分の話

「和菓子は甘いから体に悪い」と思い込んでいる方が多いですが、実はきんつばは和菓子のなかでもかなり栄養バランスが優れています。驚きですね。


きんつばの主役は小豆です。小豆100gあたりには食物繊維が約17g含まれており、これはゴボウの約4倍に相当します。スーパーでよく見かけるゴボウ1本(約150g)と比較すると、小豆のほうがはるかに食物繊維が多い計算です。


また、小豆には100gあたり約460mgのポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは体内の活性酸素を抑える抗酸化成分で、細胞の老化防止や動脈硬化の予防が期待されます。特にポリフェノールは皮の部分に多く含まれるため、こしあんより粒あんのほうが栄養価が高いといえます。粒あんが基本です。


さらに、きんつば1個(55g)あたりのカロリーは約143kcalで、洋菓子と比べて脂質が非常に少ないのも特徴です。


| 栄養成分 | きんつば1個(55g)あたり |
|---|---|
| カロリー | 約143kcal |
| 脂質 | 約0.5g |
| 炭水化物 | 約31g |
| たんぱく質 | 約3g |
| 食物繊維 | 約3〜4g |


ただし、あんこには砂糖が多く使われているため、食べすぎは禁物です。1日1〜2個を目安にお茶と一緒に楽しむのが理想的です。また、手作りする場合は砂糖の量を10〜20%ほど減らすことも可能なので、市販品より甘さをコントロールしやすい点も手作りのメリットです。



参考:小豆の食物繊維・ポリフェノールなど栄養成分の詳細はこちら。


【小豆の栄養と健康効果】腸活・貧血予防・糖質の影響まで徹底解説|さざえ


きんつばの保存方法と日持ち・持ち運びのコツ

きんつばを手作りしたあと、意外と知られていないのが正しい保存の方法です。


手作りきんつばは、常温では当日中に食べるのが理想です。寒天が入っているため常温でも形は保てますが、衛生面から考えると夏場は特に注意が必要で、完成から3〜4時間以内を目安にしましょう。


冷蔵保存の場合は、1個ずつラップで包んで密閉容器に入れれば2〜3日持ちます。冷蔵すると皮がしっかりとして食感が引き締まり、また違う美味しさが楽しめます。


長く保存したいときは冷凍保存がおすすめです。1個ずつラップで包んでジッパー付き保存袋に入れ、冷凍庫へ。2週間程度は品質を保てます。食べるときは冷凍庫から冷蔵庫に移して、一晩(8〜12時間)かけてゆっくり解凍してください。電子レンジでの急速解凍は寒天の構造が壊れてべちゃっとなりやすいので注意が必要です。


🎁 お土産・おもたせとして持ち運ぶ場合のコツもあります。きんつばは常温でも持ち運びできる和菓子ですが、夏場は保冷材と一緒に保冷袋へ入れることを忘れずに。和紙やワックスペーパーで1個ずつ包むと、贈り物としての見栄えもグッとよくなります。手作りならではの温かみが伝わる一品になります。


手作りきんつばを並べてお茶会を開いたり、友人へのプチギフトにしたりと、応用の幅が広いのも魅力のひとつです。まずは1バッチ(9〜12個)分を試しに作ってみてください。