調味料を水の後に入れると、毎回200ml分の水分が多くなってご飯がべちゃべちゃになります。
しめじ炊き込みご飯を2合で作るとき、まず抑えておきたいのが「材料の分量」と「調味料の黄金比」です。分量を感覚で決めてしまうと、味が薄すぎたり濃すぎたりして、せっかく炊いたご飯が台無しになります。以下がベースとなる材料の目安です。
| 材料 | 分量(2合分) |
|---|---|
| 米 | 2合(360ml) |
| しめじ | 1パック(約100〜180g) |
| 油揚げ | 1枚(20g程度) |
| 生姜(お好みで) | 1かけ |
| 醤油 | 大さじ2 |
| みりん | 大さじ1〜1.5 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 水 | 2合の目盛りまで(調味料を先に入れてから調整) |
キッコーマンの公式レシピが提唱する黄金比は「米1合に対して醤油大さじ1」が基本です。2合であれば醤油大さじ2が基準となります。ただし、醤油だけで全量まかなうと仕上がりの色が濃くなりがちです。そのため、醤油大さじ1の代わりに塩小さじ1/3に置き換えると、ご飯の色が薄くなり見た目もきれいに仕上がります。白だしを使う場合は大さじ3〜4が目安です。
しめじの量は「1パック(100g)」が最もポピュラーですが、しっかりしめじを味わいたい場合は180g程度(大きいパック1袋)まで増やしてもよいでしょう。これはB5サイズの紙とほぼ同じ重さのイメージです。増やしすぎると炊飯器の容量を圧迫し、対流が乱れて炊きムラの原因になるため、しめじ単体なら180gを超えない範囲が安全です。
油揚げはしめじと非常に相性がよく、コクと旨味をプラスする役割を果たします。油揚げを入れる場合は、キッチンペーパーで余分な油を軽くふき取ってから、1cm幅に切って使うのが基本です。生姜は千切りにすると風味が全体に行きわたり、きのこの土くさい香りを和らげてくれます。
参考:炊き込みご飯2合の黄金比(キッコーマン公式)
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/washoku/029/
多くの方がやってしまいがちなのが、「先に水を2合の目盛りまで入れてから醤油やみりんを加える」という手順です。これをやると水分が目盛りを超えた状態になり、べちゃべちゃのご飯が出来上がります。必ず「調味料を先に釜に入れ、その後で2合の目盛りまで水を足す」順番を守ることが大切です。これだけで失敗率が大きく下がります。
次に重要なのが、しめじの下処理です。しめじは石づきを切り落として、手でほぐしていきます。
お米は調味料が入ると吸水スピードが落ちます。塩分や糖分が浸透圧を高め、水がお米の内部に入りにくくなるためです。そのため、炊き込みご飯では「まず清水に30分以上浸水させる(夏場30分、冬場は1時間以上が理想)」→「その後水を捨て、調味料と水を加えてすぐに炊飯する」という順番が正解です。
浸水が足りないと芯が残る原因になります。逆に、浸水しすぎると米のでんぷん質が溶け出してベタつきます。30分〜1時間が適切な範囲です。浸水は冷蔵庫の中でおこなうと衛生的に安心です。
また、炊く直前に「具材をお米の上に乗せるだけ・混ぜない」ことも重要なポイントです。具材と米を混ぜてしまうと、炊飯中に水の対流が妨げられ、熱が均等に伝わらなくなります。炊きムラやべちゃつきの直接的な原因になるため、必ず具材はお米の上に乗せて炊飯ボタンを押しましょう。
参考:炊き込みご飯が失敗する原因と対処法(デリッシュキッチン)
「しめじは生のまま使うのが一番おいしい」と思っていませんか?実はそれは半分正解で、半分は誤解です。日本