LLサイズのシリコンラップを電子レンジで使い続けると、食品が変質する恐れがあります。
ダイソーのシリコーン伸びラップは、現在4サイズ展開で販売されています。最小の10cmサイズはグラスの口にぴったりで2枚入り、15cm・19cmサイズは中型のお皿やボウルに対応、最大のLLサイズ(20cm×20cm)は直径22cmまでの容器をカバーします。はがきの短辺が14.8cmなので、19cmサイズはそれよりひとまわり大きいイメージです。すべて税込110円というのは、主婦の財布にとってもありがたいところです。
ここで見逃してはいけない大事な違いがあります。LLサイズだけ素材の質感が異なり、耐冷・耐熱温度がほかの3サイズと違うのです。
| サイズ | 対応直径 | 耐熱温度 | 耐冷温度 |
|---|---|---|---|
| 10cm(2枚入) | 〜約10cm | -30〜230℃ | -30℃ |
| 15cm | 〜約15cm | -30〜230℃ | -30℃ |
| 19cm | 〜約19cm | -30〜230℃ | -30℃ |
| LL(20×20cm) | 〜約22cm | -10〜180℃ | -10℃ |
LLサイズの耐冷温度は-10℃までです。冷凍庫の庫内温度はJIS規格で-18℃以下と定められているため、LLサイズを冷凍保存に使うのは仕様上おすすめできません。冷凍したい食材には15cm・19cmサイズを選ぶのが正解です。これが基本です。
LLサイズの耐熱温度180℃は電子レンジ加熱(目安140℃)をクリアしていますが、油分の多い食品を長時間加熱すると予想以上に高温になる場合があります。揚げものの温め直しなどには注意が必要です。サイズを確認してから買う習慣をつけておきましょう。
macaroni|SNSで話題のダイソー「シリコーン伸びラップ」が便利すぎる!使い心地や使い方を徹底検証
「ちゃんと貼ったつもりなのにすぐ外れる」という声はよく聞きます。原因のほぼ9割は、裏表の誤りか伸ばし方の不足です。
シリコーン伸びラップは両面で見た目が違います。ポコポコとした突起のある凸面を上(外側)にして、ツルツルとした平らな面を容器側に向けるのが正しい向きです。逆にすると吸着力がほぼゼロになるので要注意です。
正しい手順は次の3ステップです。
1. 🔍 透明フィルムをはがす(購入後初回のみ)
2. ☝️ ポコポコ面を上にして容器の中央にのせる
3. 👐 両手で引っ張りながら容器のフチに吸着させる
「引っ張る」が最重要ポイントです。ただかぶせるだけだと端から浮いてきます。四隅を1か所ずつ伸ばして張り直すと、より密着します。破れそうで怖い?と思うかもしれませんが、かなり引っ張っても破れないので安心してください。
また、容器のフチや手に油分・水分がついている場合も密着しません。使う前にキッチンペーパーでフチを軽く拭き、手も乾かした状態にしておきましょう。シリコーンラップ自体が濡れている場合も同様です。これだけ覚えておけばOKです。
くっつきやすい容器の素材は、表面が滑らかな陶器や一般的なガラス皿。反対に、木製食器・ザラザラした素材・薄いガラス・フチに段差のある容器はくっつきにくい傾向があります。使う器の素材を意識するだけで、失敗がぐっと減ります。
フェリシモ Kraso|シリコンラップの正しい使い方と収納方法まとめ
110円のこのアイテム、実は食品保存以外にも優秀です。SNSや生活情報サイトで話題になっている活用法をまとめました。
🍶 固い瓶のフタを開けるオープナーとして
シリコーンのグリップ力を活かして、固く閉まった瓶のフタを開けられます。ラップを4つ折りにしてフタに当てるだけで、素手ではびくともしなかったフタがするりと回ります。ペットボトルのキャップ(直径約2.8cm)から広口瓶のフタ(直径6.5cm程度)まで1枚で対応できます。これは使えそうです。
🔪 まな板の滑り止めとして
シリコーンラップをまな板の下に敷くと、包丁の動きに合わせてまな板がズレる問題が解消されます。硬いものを切るときのケガ防止にも有効です。使用後はそのまま水洗いできるので、まな板のゴム足代わりに使い続けることもできます。
🥕 おろし器の下に敷いてズレ防止
おろし器の下にシリコーンラップを敷くと、力を入れてもまったく動かなくなります。にんじん1本なら約20秒でおろせたという実際の声もあります。おろし器の横にこぼれた食材もシリコーンラップがキャッチしてくれるので、台が汚れずに済むのもポイントです。
🍙 熱々ご飯でおにぎりを握るとき
シリコーンは熱伝導率が低いため、熱々のご飯を素手で触るより手の熱さを感じにくいという特性があります。炊きたてご飯をシリコーンラップで包んで握ることで、やけどのリスクを減らしながらおにぎりが作れます。
🍽️ 重ねて保存できるフタ代わりに
シリコーンラップをかぶせたお皿同士を、ある程度重ねて冷蔵庫に保存できます。通常の使い捨てラップよりも厚みがあるためフタの感覚で使えて、倒れてもこぼれにくいのが特長です。
grape|ダイソーの『シリコンラップ』思わぬ活用法に「コスパ最強」
繰り返し使えることが最大の魅力ですが、使い終わった後の管理を知らないと、せっかくのシリコーンラップが衛生面で台無しになることがあります。
洗い方は食器と同じでOKです。普通の食器用洗剤でやさしく手洗いし、清潔に保てます。さらに衛生的に使いたい場合は、熱湯消毒も可能です(LLサイズは耐熱温度180℃なので熱湯消毒は問題なし)。食洗機対応かどうかは商品によって異なるため、パッケージで確認してください。熱湯消毒ができるのは衛生面で助かります。
収納・保管で一番困るのが「ホコリがつきやすい」という点です。吸着面のあるツルツル面はホコリを引き寄せるため、そのまま引き出しに入れると衛生的ではありません。
おすすめの保管方法は次の2つです。
- 📎 クリップつきフックで吊るす → 洗ったついでにそのまま干せて一石二鳥。フックは100均で購入可能です。
- 🧺 水切りラックやふきんかけに広げて干す → 乾燥しながら保管できます。乾いたら購入時についていた透明シートに貼って保管すると、ホコリもつきにくく衛生的です。
1〜2年使えるとの声もある長寿命アイテムですが、黄ばみや臭いが気になってきたり、伸縮力が落ちたりしてきたら交換のサインです。ただし110円で購入できるので、買い替えコストも最小限です。使い捨てラップ1本の相場が150〜300円であることを考えると、数か月使い続けるだけで元が取れる計算になります。
シリコーンラップは「繰り返し使えるエコなラップ」として人気ですが、正直に言うと、通常の使い捨てラップより密閉性は低めです。これは意外な弱点です。
具体的には、お刺身などの生ものをシリコーンラップで長時間保存するのは不向きです。また、しっかり引っ張って密着させたとしても、皿の側面への密着が不完全な場合は空気が入りやすくなります。半日を超えるような長期保存には、ふた型や専用フタ付きの容器を使うほうが食材が傷みにくく安心です。
生ものや半日以上の保存には使い捨てラップとの併用が原則です。
一方で、短時間の保存・電子レンジでの温め直し・おにぎり作りといったシーンでは、シリコーンラップはこれ以上ない活躍をします。毎回少量だけ引き出してすぐ捨てていた使い捨てラップの消費を大幅に抑えられます。日常的なラップ消費が多い家庭では、1か月あたり1〜2本のラップが不要になるケースも十分あります。
長期保存の用途には、密閉性の高いフタ型シリコーンラップや保存袋タイプの活用も選択肢のひとつです。シリコーンラップのシート型(ダイソーの伸びラップ)と、フタ型・袋型を目的別に使い分けることで、使い捨てラップへの依存度をより大きく下げられます。
くうやんの嫁日記|ダイソーのシリコーン伸びラップはレンジ対応?くっつかない場合の対処法と保管方法