スーパーで探しても高千穂バターは見つからず、その時間が丸ごとムダになります。
高千穂バターとは、宮崎県霧島山麓で育った乳牛から搾られた九州産生乳100%を使って作られたバターです。製造しているのは南日本酪農協同株式会社(デーリィ)で、「高千穂バター(加塩タイプ)」と「高千穂発酵バター」の2種類が代表的な商品となっています。
「高千穂バター」はシンプルな加塩タイプで、トーストに塗るテーブル用として使いやすい一品。一方の「高千穂発酵バター」は、生クリームをドイツ製の乳酸菌で発酵させてから、伝統的な「バッチ式メタルチャーン」という製法で仕上げたヨーロッパスタイルのバターです。発酵ならではの深いコクとほのかな酸味、芳醇な香りが特徴で、パン好きやお菓子作りをする主婦のあいだでリピーターが多い商品として知られています。
テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介されたことがあり、一時期は入手困難な状態になったほど注目を集めました。意外なことです。現在はネット通販で比較的購入しやすくなっていますが、それでも人気商品のため「1人1日10個まで」といった購入制限が設けられていることがあります。
また、高千穂牧場(宮崎県都城市)が展開するオンラインショップでも、「高千穂牧場発酵バター 200g」が購入できます。こちらも九州産生乳100%使用のメタルチャーン製法で作られた商品です。デーリィ製の「高千穂発酵バター」と高千穂牧場製の「高千穂牧場発酵バター」は別ブランドの商品ですが、どちらも九州産生乳を使った発酵バターという点は共通しています。
高千穂牧場の商品情報・製法について確認できる公式ページです。
高千穂バターを購入したいと思ったとき、まず近所のスーパーやカルディ、成城石井を思い浮かべる方は多いでしょう。結論から言うと、カルディ・業務スーパー・成城石井では高千穂バターの取り扱いは確認されていません。スーパーで探し回っても見つからない可能性が高いということですね。
では、一般的なスーパーマーケットではどうかというと、イオンや西友などでも基本的には取り扱いがないとされています。高千穂バターは九州・宮崎エリアのご当地商品という性格が強く、九州地方のスーパーや直売所ではまれに見かけることがあるものの、全国のスーパーに広く流通しているわけではありません。
富澤商店(TOMIZ)では、高千穂発酵バター(食塩不使用・450g)をオンラインショップで取り扱っています。製菓材料を扱う実店舗でも一部で扱っている可能性がありますので、お近くにTOMIZの店舗があれば確認してみる価値はあります。これは使えそうです。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
| 販売場所 | 取り扱い | 備考 |
|---|---|---|
| 成城石井 | ❌ なし | 確認できず |
| カルディ | ❌ なし | 確認できず |
| 業務スーパー | ❌ なし | 確認できず |
| イオン・西友など | ❌ 基本なし | 九州内の一部店舗は例外も |
| 富澤商店(TOMIZ) | 🔺 一部あり | オンライン・一部実店舗 |
| 高千穂牧場売店 | ✅ あり | 現地訪問が必要 |
| ネット通販各種 | ✅ あり | 楽天・Amazon・デーリィ公式など |
近所のスーパーを何軒もはしごしても手に入らないのが、高千穂バターの現実です。時間とガソリン代をムダにしないためにも、最初からネット通販に目を向けるのが最善と言えます。
高千穂バターをネットで購入するなら、大きく3つのルートがあります。それぞれの特徴と価格感を整理しておくと、買いやすくなります。
① デーリィ公式通販(南日本酪農協同公式)
メーカー直営のオンラインショップです。高千穂発酵バター200g(加塩タイプ)が1個666円から購入できます。ただし送料が1,500円程度かかるため、1個だけ買うと合計2,000円超になります。まとめ買い(5個セットで4,050円・送料無料)のほうがコストを抑えられます。1個あたりに換算すると810円になりますが、送料込みで考えると単品購入よりかなりお得です。
高千穂発酵バター 200g|南日本酪農協同公式 デーリィ通販
② 楽天市場
複数のショップが出品していて、価格比較がしやすいのが楽天の強みです。高千穂発酵バター200gを楽天スーパーセール時などに購入すると、ポイント還元も含めてかなりお得になります。デーリィ公式の楽天市場店も存在しており、そちらで購入するのが安心でしょう。
③ Amazon
高千穂バター加塩ポンドバター(450g)や、カルピス・よつ葉・高千穂の3種を比較できる「発酵バター食べ比べセット」もAmazonで販売されています。450gの業務用タイプは冷凍便で届くため、まとめ買いに向いています。お菓子作りや料理に大量に使う方は、450gタイプのほうが1gあたりの単価が安くなります。つまり大量使いなら450gが基本です。
| 商品 | 内容量 | 価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 高千穂発酵バター(加塩) | 200g | 666円〜(+送料) | テーブル用・パンに最適 |
| 高千穂発酵バター(無塩) | 200g | 666円〜(+送料) | お菓子作り・製菓向け |
| 高千穂発酵バター(無塩)業務用 | 450g | 1,130円〜 | 冷凍便・大量使い向け |
| 高千穂バター(加塩)業務用 | 450g | 1,000円〜 | 冷凍便・お得な大容量 |
通販で購入する際は、冷蔵・冷凍の温度帯に注意が必要です。冷凍便で届く商品は保存期間が長く(最大6ヶ月〜1年程度)、まとめ買いしてそのまま冷凍ストックできるので主婦にとって使い勝手がよい面もあります。
高千穂バターをお得に手に入れたい主婦に、ぜひ知っておいてほしいのがふるさと納税での入手方法です。宮崎県都城市はふるさと納税受入額の全国1位を獲得した実績のある自治体で(令和5年度は193億8,400万円)、返礼品のラインナップの中に高千穂バターがしっかり含まれています。
代表的な返礼品の例を見てみましょう。
都城市の返礼品の還元率は約110%超ともいわれていて(各ランキングサイト調査)、ふるさと納税の返礼品としては非常に高い水準です。通常ふるさと納税の返礼品は寄附金額の30%程度が相場ですが、都城市は食品の充実ぶりで知られています。
具体的に計算してみましょう。高千穂発酵バター200gを通販でまとめ買いすると、1個810円程度(送料込み換算)。ふるさと納税で10,000円の寄附をして200g×4個が届くとすると、通販相場での市場価格は約3,240円。つまり実質の自己負担2,000円(住民税控除後)で3,240円相当のバターが手に入る計算です。これは知らないと損ですね。
ふるさと納税を利用する際は、「ふるさとチョイス」「さとふる」「楽天ふるさと納税」などのポータルサイトから宮崎県都城市を検索し、「高千穂バター」で絞り込むのが一番スムーズです。
なお、ふるさと納税には年収・家族構成によって控除上限額があります。「ふるさと納税控除上限額シミュレーター」で事前に自分の上限を確認してから申し込むのがおすすめです。上限を超えた分は自己負担になるため、上限額の把握が条件です。
せっかく通販やふるさと納税で高千穂バターをまとめ買いしたなら、保存方法と使い方を知っておくと最後まで美味しく使い切れます。
賞味期限と保存温度について
高千穂バター(冷蔵タイプ)の賞味期限は、製造日から冷蔵保存で6ヶ月間です。冷凍便で届いた商品は、適切に保存すれば有塩タイプで最大約1年、無塩(食塩不使用)タイプで4〜6ヶ月が目安になります。まとめ買いしても消費期限に余裕があるということですね。
冷凍保存のコツ
まとめ買いしたバターをすぐ使い切れない場合は、10g程度ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍保存するのが賢いやり方です。10gというのはちょうどスティックのりサイズ(長さ約3cm角)くらいのイメージで、料理1回分に使いやすい量です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジ200Wで10秒ずつ様子を見ながら温めます。一度解凍したバターの再冷凍は品質が落ちるため注意が必要です。
高千穂発酵バターのおすすめの食べ方
高千穂バターをパンに塗るだけでも十分おいしいですが、発酵バターならではの活用法としていくつか知っておくとお料理の質が上がります。
特にお菓子作りに使う場合は「無塩(食塩不使用)タイプ」を選ぶのが基本です。有塩タイプはパンやトーストへの使用に向いています。用途に合わせてタイプを選ぶことが条件です。
バターは脂質が豊富な食品のため、1日の使用量の目安は10〜15g程度(食パン1枚分で約10g)とされています。美味しさを楽しみながら、使いすぎには気をつけたいところです。
バターの保存方法の詳細については、以下のページも参考になります。
バターの上手な保存方法とは?賞味期限やおいしく使い切るコツを解説(雪印メグミルク)