宅配クック123の料金値上げを乗り越える節約術

宅配クック123の料金値上げが家計に直撃。2025年12月から「ごはん」が65円→100円に改定。おかずが据え置きなのを知っていますか?自治体補助で月1万円節約できる方法とは?

宅配クック123の料金値上げの内容と節約方法まとめ

値上げされても「おかずのみ」注文なら、あなたは毎月約1,350円も余計に払わずに済みます。


📋 この記事の3つのポイント
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値上げされたのは「ごはん・おかゆ」だけ

2025年12月1日より、ごはん単品が65円→100円(税抜)に値上げ。おかずの価格は変わっていません。ご飯を自宅で炊いて「おかずのみ」注文に切り替えるだけで節約になります。

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自治体補助で1食200〜410円安くなるケースも

市区町村によっては、1食あたり最大410円の補助が出る「配食サービス(食の自立支援事業)」に宅配クック123が登録されています。窓口に一度相談するだけで月の出費が大幅に変わります。

2024年4月と2025年12月の2段階で値上がり

2024年4月に2〜8%の価格改定、2025年12月にごはん・おかゆが再び値上がりと、過去2年で2度の値上げがありました。今後の家計プランを立てるうえで押さえておきたいポイントです。


宅配クック123の料金値上げの背景と2回の改定内容

宅配クック123は、2024年から2025年にかけて2回の価格改定を実施しています。まず2024年4月1日には、一部商品の価格が消費税抜きで2〜8%程度引き上げられました。続いて2025年12月1日には、「ごはん」および「おかゆ」の単品価格が大幅に改定されています。


つまり2年間で2度の値上げです。


2025年12月の改定では、ごはん・おかゆ単品の税抜価格が65円から100円へと一気に約54%引き上げられました。自宅でお茶碗1杯分のご飯を炊く場合、コメ代はおよそ20〜30円程度といわれています。比べると、単品100円でも悪くはありませんが、家計には積み重なった負担が確実にのしかかります。


なぜここまで値上げが必要だったのでしょうか?


公式サイトの発表によれば、原因は「深刻な米価格の高騰」および「原材料費・物流費の大幅な上昇」です。2024年に起きた全国的なコメ価格の急騰が、ごはん・おかゆ部分の価格改定に直接影響したと考えられます。スーパーで5kgのお米が3,000円を超えるケースも珍しくなくなった時期と重なっており、宅配クック123に限らず食品全般で値上がりが続いている状況です。


一方で、大事なポイントが1つあります。おかずの価格に変更はありません。


ごはんセット弁当として頼む場合は値上げの影響を受けますが、「おかずのみ」を注文すれば従来の価格をそのまま維持できます。毎日昼食と夕食の2食を頼んでいる家庭の場合、ごはんセットで頼み続けると月に計算すると約2,100円〜の追加負担になるケースもあります。自宅でご飯を炊けるなら、おかずのみ注文への切り替えが現時点でもっとも手軽な節約方法です。


また、行政配食サービス(市区町村が実施する食の自立支援事業)として契約している利用者については、一部店舗で「今年度内は据え置き」との案内がなされた例もあります。自治体経由で利用している方は、担当店舗に現在の料金を確認しておくとよいでしょう。


宅配クック123公式:「ごはん・おかゆ」の価格改定について(2025年12月)


宅配クック123の料金プラン一覧と値上げ後の現在価格

値上げ後の現在の料金体系を整理しておきましょう。宅配クック123のお弁当はおかずのみ・ごはんつきの2パターンで注文でき、食事の目的やコンディションに合わせて10種類のプランから選べます。


料金の主な目安は次のとおりです。


プラン名 おかずのみ ごはんつき こんな方に
普通食 577円 685円 日替わりメニューで栄養バランスを取りたい方
幸たんぱく食 616円 686円 たんぱく質を意識しつつ口腔ケアもしたい方
健康ボリューム食 680円 750円 食事のボリュームをしっかり取りたい方
カロリー・塩分調整食 777円 847円 カロリーや塩分を制限している方
たんぱく・塩分調整食 777円 847円 腎臓病などたんぱく・塩分管理が必要な方
透析食 777円 847円 透析治療中の方
やわらか食 777円 847円 噛む力が弱くなってきた方
ムースセット食 777円 847円 噛む・飲み込む力が大幅に低下した方
消化にやさしい食 777円 847円 消化機能が弱い・術後の方
朝食 135円〜 昼・夕食利用者限定の軽めの朝食


値段だけ見ると高く感じる方もいますが、送料は全プランで無料です。


他社の宅食サービスは5〜7食セットで3,000〜5,000円が相場のところ、宅配クック123は1食単位から注文できるのが強みです。「今日だけ頼みたい」「週3回だけ利用したい」という使い方もできるので、毎日頼まなくてもOKです。


また普通食では、月に1回「ご馳走の日」として高級食材や地域特産品を使ったメニューが通常価格で提供されます。追加料金なしで特別メニューが楽しめる点も、長く利用したい家族には嬉しいポイントです。


お弁当を自宅で温めたい場合は、蓋を外して電子レンジで40〜60秒加熱するだけでOKです。ただし、やわらか食・ムースセット食は温め不可ですので注意しましょう。


宅配クック123公式:普通食の詳細メニュー・料金


宅配クック123の料金を自治体補助で安くする方法

宅配クック123の利用料を大幅に下げられる「裏道」があります。それが市区町村の「配食サービス(食の自立支援事業)」を使う方法です。


知らないと損するポイントです。


これは介護保険とは別の福祉制度で、調理が困難な65歳以上のひとり暮らし・高齢者のみ世帯を対象に、1食あたりの費用を自治体が一部負担してくれる仕組みです。自治体によって補助額はまちまちですが、石巻市では1食810円の弁当に対して410円を市が補助し、利用者の自己負担は400円になるケースもあります。伊那市では宅配クック123が指定業者として登録されており、1食200円の補助を受けながら利用できます。


試しに月20食(昼食のみ・週5日)で計算してみましょう。補助ありの場合と補助なしの場合を比べると、以下のようになります。


条件 1食の自己負担 月20食の合計
補助なし(普通食ごはんつき) 685円 13,700円
補助あり(伊那市の例:200円補助) 約485円 9,700円
補助あり(石巻市の例:410円補助) 400円 8,000円


月で最大5,700円、年間にすると68,400円もの差が生まれます。これは年金生活の方にとってかなりの節約になります。


ただし、対象条件は自治体ごとに異なります。「要介護認定を受けていること」「市民税非課税世帯であること」などが条件に加わるケースもありますし、利用できる事業者も自治体が指定した業者に限られます。まずはお住まいの市区町村の役所(高齢福祉課・介護保険課など)か、地域包括支援センターに相談するのが確実です。電話1本で確認できます。


補助金図鑑:高齢者向け配食サービス(食の自立支援事業)とは?自治体補助のしくみ


宅配クック123の料金が高いと感じたときの賢い利用の工夫

値上げが続くなかで、少しでも家計への負担を抑えながら宅配クック123を上手に利用するためのポイントを整理します。


まず押さえておきたいのが、「おかずのみ」注文の活用です。前の章でも触れましたが、値上げされたのはごはん単品部分のみです。自宅でお米を炊ける環境があるなら、おかずのみで注文するほうが1食あたり108円(税込)の節約になります。毎日昼・夕2食頼む場合、月30日で計算すると約6,480円の節約になる計算です。これはかなり大きいですね。


次に、注文は前日17時までにキャンセル・変更できる点を活用するのも有効です。急に外食の予定が入ったときや体調不良で食欲がないときに無駄なくキャンセルできます。頼みすぎて捨てる、というロスを防ぐことで実質的なコストも下がります。


また、意外と知られていない点として「アレルギー対応の無料サービス」があります。献立にアレルギー食材が含まれる場合、別のメニューへの差し替えが無料で対応されます。医療費の節約という観点でも、食材管理がしやすくなる点は見逃せません。


加えて、65歳以上の方には初回の普通食1食が無料で試食できる制度があります。まだ利用したことがない方の親族が初回注文する際は、インターネット注文時のキャンペーンコード欄に「初回無料試食希望」と入力するだけで使えます。これは必須です。


複数の家族で利用している場合、「お弁当の届け先」と「料金の請求先」を別々に設定することもできます。実家の親のために子供が注文・支払いを管理するといった使い方も可能です。各店舗に相談するだけで対応してもらえます。


宅配クック123の料金以外でチェックしたいサービスの中身

料金ばかりに目が行きがちですが、宅配クック123には料金以外の部分でも主婦が知っておくと便利な特徴が複数あります。


特に注目したいのが「安否確認サービス」です。お弁当は基本的に手渡しで届けられ、チャイムを鳴らしても反応がない場合は事前に登録した緊急連絡先へ連絡が入ります。離れて暮らす親が心配だという方にとって、安否確認を兼ねたサービスとして機能します。介護ヘルパーへの依頼や見守りカメラの設置といった追加費用を考えれば、弁当代の中に見守りが含まれているのはコストパフォーマンスが高いといえます。


配達は昼食なら12時まで、夕食なら18時までにお届けというスケジュールです。時間指定はできませんが、土日・祝日も年中無休で対応しています(正月3が日のみ休み)。急な体調変化で親が入院した場合など、前日17時までに連絡すればキャンセルも受け付けてくれます。


お弁当の種類については、ごはんの量を100gから230gの範囲で料金変わらず調整できるプランもあります(店舗によって異なる場合があります)。食が細くなってきた方には少なめに、まだ食欲旺盛な方には多めにと、体の状態に合わせた調整が可能な点は親切です。


運営母体は株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区)で、1999年12月創業のフランチャイズチェーンです。全国に約350店舗を展開し、月間約300万食を配食している実績があります。規模が大きい分、地域ごとの店舗が安定して運営されており、長期的な利用でも安心感があります。


食事の内容については、管理栄養士が70歳以上の在宅高齢者を想定した栄養基準で献立を作成しています。1食あたりのカロリーはおかずのみで128〜314kcal(普通食の場合)、食塩相当量は3.0g以下に調整されています。添加物については、食材本来の風味を損なう調味料や添加物を極力使わない姿勢を公式が明言しています。これは安心ですね。


宅配クック123公式:よくあるご質問(注文・配達・支払い方法)