毎日使っているのに電気代は1ヶ月わずか60円で済みます。
バイタミックス v1200iの定価は税込78,000円です。「ミキサーにしては高すぎる」と感じる方も多いはずですが、国内で販売されている4つのラインナップの中では、上から3番目の価格帯に位置する"コスパ重視モデル"という位置づけになります。
下位モデルのE310(税込89,000円)より実は安く、しかもV1200iにはタイマー(カウントダウン)機能がついているため、毎日使う主婦にとって操作のしやすさという面でも選ばれやすい一台です。
| 機種 | 価格(税込) | 重量 | タイマー | 保証期間 |
|------|------------|------|---------|---------|
| A3500i | 160,000円 | 約6.9kg | ○ | 10年 |
| A2500i | 120,000円 | 約5.6kg | △(カウントアップのみ) | 10年 |
| V1200i | 78,000円 | 約5.6kg | ○(カウントダウン) | 10年 |
| E310 | 89,000円 | 約4.2kg | × | 5年 |
消費電力は1,000Wで、電子レンジとほぼ同等。900Wで1日3回使用した場合の電気代は1日約2円、1ヶ月でも約60円と試算されています(Vitamix公式サイト参照、1kWh=22円計算)。これはコーヒーメーカーを毎朝使うのと変わらないレベルです。これなら安心です。
10年保証が付いているという点も重要です。仮に10年間使い続けた場合、1日あたりのコストは約21円。3,000円台の安いミキサーを2〜3年ごとに買い替えるよりも、トータルのコストが割安になるケースも十分あります。
バイタミックス公式:V1200iの製品情報ページ(スペック・機能の詳細が確認できます)
V1200iの最大の特長は「ホールフードマシン」としての性能です。ホールフードとは、食材を皮・種・茎ごとまるごと活用するという考え方で、これがV1200iの設計思想の根幹になっています。
普通のミキサーでは皮や種はそのまま残ってしまいますが、V1200iの2馬力ブレードはそれらを完全に粉砕します。たとえば、キウイやリンゴは皮をむかずに丸ごと投入してOKです。皮の近くには食物繊維やポリフェノール・フィトケミカルといった抗酸化成分が凝縮されているため、皮ごと摂取することで栄養吸収効率が上がると言われています。研究では、細かくブレンドすることで体が吸収できる栄養素が最大3倍増えることも示されています。つまり栄養効率が大幅に上がります。
V1200iでできる主な調理はこれだけあります:スムージー、温かいスープ(鍋不要)、アイスクリーム、ピーナッツバター、米粉、粉糖、アーモンドミルク、ひき肉。さらに抹茶ラテのフォームミルクも作れます。なんでもできますね。
特にスープ作りは「材料を入れて5〜6分ほど最高速で回すだけで、裏ごし不要のなめらかポタージュが完成する」という点が主婦層から支持を集めています。鍋を使わず、フードプロセッサーやハンドブレンダーなど複数の器具が1台に集約されるため、調理後の洗い物がぐっと減ります。
バイタミックス公式コラム:8つの調理機能の使い方解説(混ぜる・砕く・温める等の詳細が確認できます)
正直に言うと、V1200iの最大のデメリットは「音の大きさ」です。最高速(スピード10)で稼働させた場合、騒音レベルは約80dBに達します。これは換気扇や食洗機の稼働音をかき消してしまうほどの音量で、集合住宅での使用には工夫が必要なレベルです。
しかし、騒音問題は対策できます。具体的な計測データがあります。
| 対策 | 計測値 |
|------|--------|
| 何もなし(デフォルト) | 約80dB |
| 遮音ボックスあり | 約62dB |
| 遮音ボックス+防振マット | 約58dB |
遮音ボックスを使うだけで約20dBの低減が可能です。20dBの差というのは体感上かなり大きく、「暴走族レベルの爆音」が「掃除機くらいの音量」になるイメージです。集合住宅にお住まいの方は、V1200i本体と合わせて遮音ボックスの導入を強くお勧めします。
さらに防振マットを組み合わせると、床や台を伝わる振動音(固体音)も約4dB追加で低減できます。遮音ボックスが空中を伝わる音(空中音)を防ぎ、防振マットが台への伝振動を吸収するという二段構えです。これは使えそうです。
V1200iを最高速でフル稼働させてこそ、食材を限界まで細かく粉砕できます。音を恐れてスピードを下げてしまうと、本来の性能が発揮できません。そのため防音対策は本体購入と同時に検討するのが理想的です。
「こんな高性能な調理器具は、手入れも大変そう」と思う方が多いですが、実際は逆です。洗い方はいたってシンプルで、コンテナに水と洗剤を数滴入れ、30秒〜1分ほどスイッチを入れるだけ。コンテナ内が食洗機状態になり、汚れが落ちます。ブレードを外して洗う必要は一切ありません。
ただし、粘度の高いものや脂っぽい食材を使った後は、少しお湯の温度を上げるか、量を多めにすると蓋の裏まで汚れが落ちやすくなります。仕上げに食洗機(深型対応機種)で洗えばさらに清潔に保てます。洗うのが基本です。
少量調理には注意点があります。標準付属の2.0Lコンテナでは、材料が少ないとブレードの下に食材が潜り込んで均一に撹拌できないことがあります。1人分のスムージーを作りたい場合は、別売りの600mlブレンディングカップや225mlブレンディングボウルが必要です。これを知らずに本体だけ購入すると、少量調理ができずに後悔することになりかねません。
🧊 冷凍フルーツを使う際のポイントも覚えておきましょう。
- 凍ったフルーツだけを2.0Lコンテナに入れると、撹拌中に固まってアイス状になることがある
- 水・牛乳・豆乳などの液体を最低でも150〜180ml入れると、スムーズに回転する
- 解決策として「10〜15分ほど常温で半解凍してから使う」方法も有効
1人分専用に作りたい場合は、最初からブレンディングカップ&ボウルがセットになった「V1200iS」を選ぶか、後から個別に購入するかを事前に計画しておくと無駄な出費を防げます。
バイタミックス公式FAQ:洗い方・トラブルシューティング・電気代の公式回答が確認できます
V1200iは万人向けの家電ではありません。正直に言うと、向いている方とそうでない方がはっきり分かれます。
✅ こんな方に特におすすめ:
- 毎朝スムージーを飲む習慣がある、または始めたい方。市販の野菜ジュースを毎日買うと1本200〜300円でも月6,000〜9,000円になります。自宅で作れば食材費だけで済むため、長期的にはコスト削減になります。
- 手作り離乳食に取り組んでいるお母さん。添加物ゼロ、食材の素材そのままをなめらかにできるため、月齢に合わせたテクスチャーの調整が簡単です。
- 料理の幅を広げたい方。ピーナッツバターやアーモンドミルク、米粉など、市販品ではコスト・添加物が気になるものを自家製できます。
- 健康管理に関心が高い方。フィトケミカルや食物繊維を効率よく摂取できる「丸ごと食材」の調理に適しています。
❌ こんな方は慎重に検討:
- 集合住宅住まいで防音対策にコストをかけたくない方。遮音ボックス(約15,000〜20,000円前後)と合わせると初期費用がさらに上がります。
- キッチンが狭い、吊り戸棚の下にしかスペースがない方。本体の高さは約43cmあり、タンパー使用時はさらに上部に空間が必要です。
- 「たまに使えればいい」という方。週1〜2回程度の使用であれば、ハンドブレンダーや中価格帯のミキサーで代替できる可能性があります。
使用頻度が「毎日」になる方ほど、V1200iへの投資対効果は高くなります。10年保証という長期安心感も含め、毎日の食事と健康にこだわりたい主婦にとって、V1200iは「高い家電」ではなく「長く使える調理パートナー」として機能します。
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