林兼産業とマルハニチロの関係と商品の魅力を解説

毎日食卓に並ぶマルハニチロのフィッシュソーセージ、実は山口県の「林兼産業」が製造しているってご存じでしたか?その深いつながりと栄養・商品の選び方まで、主婦目線でわかりやすく解説します。あなたは本当に知っていましたか?

林兼産業とマルハニチロの関係・商品の魅力を徹底解説

あなたが「マルハニチロのフィッシュソーセージ」と思って買っているものは、実は別の会社が作っています。


この記事でわかること3つ
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林兼産業とマルハニチロは「兄弟会社」

創業家が同じ、約70年にわたる深いつながり。フィッシュソーセージは林兼産業が製造・供給しています。

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1本で牛乳の約3杯分のカルシウムが摂れる

林兼産業のフィッシュソーセージ1本(75g)にはカルシウム272mgが含まれ、毎日の骨活・子どもの栄養補給に活躍します。

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美容・健康に役立つ機能性素材も開発中

カツオ由来エラスチンやヒシエキスなど、林兼産業は食品の枠を超えた機能性素材の研究・販売にも力を入れています。


林兼産業とマルハニチロの「兄弟会社」としての歴史と関係


「マルハニチロ」という名前は知っていても、「林兼産業」という会社名はあまり聞いたことがない、という方が多いのではないでしょうか。実は、この2社は創業家を同じくする、いわば「兄弟会社」なのです。


林兼産業の起源は、1866年(慶応2年)生まれの中部幾次郎が「林兼」という屋号で鮮魚仲買運搬業を興したことにさかのぼります。その屋号「林屋」から「は」の字を丸で囲んだ「マルハ」のマークが生まれ、それがのちにマルハニチロの社名の由来となりました。つまり、スーパーでおなじみの「マルハ」のロゴは、林兼産業と同じ創業家の屋号からきているのです。


林兼産業は1941年(昭和16年)に山口県で設立され、東証スタンダード市場にも上場しています(証券コード:2286)。本社は山口県下関市に置かれており、現在も食料品の製造・販売と飼料の製造・販売を軸に事業を展開しています。兄弟会社としての関係は今も続いており、マルハニチロは現在でも林兼産業の株主として名を連ねています(6.55%保有)。


つながりは株式だけではありません。マルハニチロが販売する「マルハ」ブランドのフィッシュソーセージや魚肉ねり製品の一部は、林兼産業が製造・供給しているのです。買い物でおなじみのあのパッケージの裏側に、実は山口・下関の工場で丁寧に作られた背景があるわけです。これは知らなかった方にとって、かなり意外な事実ではないでしょうか。


林兼産業 - Wikipedia|会社概要・歴史・事業内容などの基本情報


林兼産業のフィッシュソーセージ製造:1954年から続く下関の技術

林兼産業が魚肉ソーセージの生産を開始したのは、今から70年以上前の1954年(昭和29年)のことです。場所は現在も本社が構える山口県下関市。長府工場や下関第一・第二工場などの製造拠点で、70年以上の歳月にわたって技術を積み上げてきました。


「マルハ」ブランドのフィッシュソーセージを製造しているのが林兼産業だという事実は、日常の買い物ではまず気づけません。なぜなら、パッケージの販売者表記に「マルハニチロ」と書かれているからです。しかし製造者の欄をよく見ると、「林兼産業株式会社」の文字が記されていることがあります。スーパーでお手に取ったとき、ぜひ一度確認してみてください。


フィッシュソーセージは「古くさい食品」というイメージを持たれがちですが、実はここ数年でその栄養的な価値が再評価されています。豚肉などを使った畜肉ソーセージに比べて脂質が少なく、DHAやEPA、カルシウムなどを豊富に含む点が注目されているのです。特に林兼産業のフィッシュソーセージ(75g入り1本)のカルシウム含有量は272mgで、これは牛乳コップ約1杯半分(100mlあたり約110mg)に相当します。骨の健康が気になり始めた方や、子どもにカルシウムを手軽に摂らせたい主婦にとって、頼もしい一品です。


なお、林兼産業の「ニューソーセージ」は、1/2本(約37.5g)で1日に必要なカルシウムの約47〜48%が摂取できるとされており、栄養機能食品としても高く評価されています。手のひらに乗るほどのコンパクトなサイズに、これだけの栄養が詰まっているのは確かに驚きです。


林兼産業 沿革|1954年の魚肉ソーセージ生産開始など会社の歴史が確認できます


林兼産業の「霧島黒豚」ブランド:スーパーで買えるこだわりのハム・ソーセージ

林兼産業の食品事業はフィッシュソーセージだけではありません。もうひとつ注目したいのが「霧島黒豚」ブランドのハム・ソーセージです。これは知る人ぞ知る、林兼産業独自のブランド商品。一般のスーパーでも「霧島黒豚荒挽きウインナー」などが販売されており、黒豚の旨みを存分に活かした品質の高さで固定ファンを持ちます。


黒豚のブランドに力を入れ始めたのは1981年で、イギリスからバークシャー種の黒豚を導入したことに始まります。現在、生産の中心を担うのは100%出資の子会社「キリシマドリームファーム」です。農場は宮崎県都城市の霧島連山の麓にあり、安久農場(約5万3千坪)と御池農場(約3万7千坪)という2つの広大な農場で、豊かな自然の中のびのびと黒豚を育てています。東京ドーム(約1万5千坪)と比べると、2つ合わせておよそ6個分に相当する規模です。


こだわりの飼育環境に加えて、林兼産業の強みが光るのが「飼料の内製化」です。飼料事業も持つ林兼産業は、自社で研究・開発した飼料を豚に与えることができるため、育ち方から肉質まで一貫した管理が可能です。つまり、「何を食べて育ったか」という部分から徹底したものづくりをしているわけです。これが市販品と一線を画す旨みの背景となっています。


霧島黒豚の商品は、林兼産業のオンラインショップ「ハヤシカネオンラインショップ」でも購入できます。ギフト需要も高く、お中元・お歳暮の時期には特に人気です。地元のスーパーで見かけない場合は、通販を活用するのが確実です。


ハヤシカネオンラインショップ|霧島黒豚ブランドのハム・ソーセージ・サプリを通販で購入できます


林兼産業が主婦にとって見逃せない理由:エラスチンで美容・健康もサポート

林兼産業が食品・飼料会社として知られる一方で、最近急速に注目されているのが「機能性素材」の分野です。特に「カツオ由来エラスチンペプチド」は、業界内で唯一の機能性表示食品に対応したエビデンスを持つ原料として位置づけられており、化粧品・健康食品メーカーへの原料供給から消費者向けサプリメントまで、幅広く展開しています。


エラスチンとはコラーゲンと並ぶ肌の弾力成分です。コラーゲンはよく耳にしますが、エラスチンはまだあまり知られていない方も多いかもしれません。皮膚の弾力や「ぷるん」とした感触を維持するのに重要なたんぱく質で、加齢とともに減少することが知られています。林兼産業はカツオから取り出したエラスチンペプチドを原料とした機能性表示食品「ミライを、ぷるん。エラスチン」を2024年11月から販売開始しており、肌の弾力・うるおいの維持に役立つとして消費者庁への届出も受理されています。


それだけではなく、2026年1月には「カツオ由来エラスチンペプチドが膝関節の違和感軽減に役立つ」「血管のしなやかさ(血管弾力性)の維持に役立つ」という機能性表示食品の届出も新たに受理されました(届出番号:K498・K499)。中高年の女性にとって、膝の違和感や血管の老化は身近な悩みです。魚を原料としたこうした天然由来の素材から、美容と健康を両立できるという点は、非常に実用的な価値があります。


また、林兼産業はエラスチンの生産プラントを2007年に下関市に設立し、2019年にはさらに製造ライン増強工事も実施しています。国内外で需要が高まっているこの素材を、これだけ本格的な体制で供給できる会社は国内でも希少です。これは確かに主婦に嬉しい情報です。


林兼産業 機能性素材|カツオエラスチンの詳細情報や最新の届出情報が確認できます


フィッシュソーセージの賢い選び方と食べ方のポイント

マルハニチロブランドのフィッシュソーセージを製造している林兼産業ですが、食品としての選び方と食べ方にはいくつか知っておくと便利なポイントがあります。


まず注目したいのが塩分の問題です。魚肉ソーセージは1本あたり食塩相当量が約1.4〜2.1g程度含まれています。厚生労働省が推奨する成人女性の1日あたりの食塩目標量は6.5g未満です。1本で全体の2〜3割近くを占める計算になります。決して「食べすぎ禁止」というわけではありませんが、1日1〜2本程度を目安にしておくと安心です。特に塩分を気にされている方や、高血圧の家族がいる場合は本数に注意が必要です。


次に、添加物については過度に心配しなくて問題ありません。林兼産業のフィッシュソーセージには保存料や酸化防止剤が使われることがありますが、日本では食品衛生法により使用量・種類が厳格に管理されています。それが基本です。ただし、もし添加物をより控えたい場合は、「無添加」タイプの魚肉ソーセージを選ぶという選択肢もあります。


栄養面では非常に優秀です。たんぱく質はもちろん、DHAやEPA、カルシウムが手軽に摂れる点は他の加工食品ではなかなか代えがきかない強みです。朝食に1本プラスするだけで、忙しい朝の栄養バランスをサポートできます。小学生の子どもなら、ランチボックスにそのまま入れてもよいでしょう。加熱不要で、開けてすぐ食べられる手軽さもポイントが高いです。


調理にも向いています。炒め物に加えるとコクが出ますし、薄切りにしてサラダのトッピングにしたり、チーズと一緒にトーストに乗せたりとアレンジの幅も広いです。なじみ深い「魚肉ソーセージを醤油と砂糖で炒める」おかずも、ご飯との相性が抜群で子どもにも人気です。これは使えそうです。


フィッシュソーセージの栄養成分比較(Umios公式)|各メーカーのフィッシュソーセージの栄養成分表が一覧で確認できます






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