平田牧場三元豚のとんかつは、スーパーのロース肉を揚げるより冷凍品のほうが柔らかく仕上がることがあります。
スーパーで「三元豚」と書かれたパックを見ると、なんとなく「どれも似たようなもの」と思ってしまいがちですよね。でも、平田牧場の三元豚は一般的な三元豚とは、品種も育て方も別物と言っていいほど違います。
まず品種から違います。一般的な三元豚はランドレース(L)・大ヨークシャー(W)・デュロック(D)の「LWD交配」が主流ですが、平田牧場三元豚は独自にバークシャー種(黒豚)を組み合わせた「LDB交配」を採用しています。バークシャーは筋繊維のきめが細かく、脂の質が非常に高いことで知られる品種です。この組み合わせにより、普通の三元豚よりも上質な脂の旨みと柔らかさが生まれます。
さらに飼育期間が段違いです。一般的な三元豚の飼育期間は約150〜180日ですが、平田牧場三元豚は約200〜250日。単純計算で約50〜70日も余計に育てられます。1ヶ月以上余分に手間をかけて育てるわけですから、コストも手間も全然違います。じっくり育てることで筋繊維の密度が高まり、食べたときのしっかりした歯ごたえと、かみしめるほど広がる旨みが生まれます。
もう一つの特徴が「こめ育ち」という飼料です。平田牧場では国産の飼料用米を豚に与えており、これが脂の甘みと質を高めます。豚肉の脂は「オレイン酸」の含有量が多いほどさらりとしてヘルシーとされますが、平田牧場三元豚は一般豚よりオレイン酸が多く、脂融点が低いため口の中でスッととろけます。つまり脂っこくないのに旨みがある、という状態です。
これが条件です。品種・飼育期間・飼料の三拍子がそろって初めて、あのとんかつの味になります。
とんかつにしたときの違いを分かりやすく言うと、白い脂の部分が透き通るような甘さで、臭みがゼロです。一般的な豚のとんかつでは脂の部分だけ残してしまう方も、平田牧場の三元豚は脂まで全部食べられる、というレビューが非常に多いのはそのためです。
ちなみに「三元豚」というブランド名を銘柄豚に最初につけたのは平田牧場であり、元祖三元豚と呼ばれています。スーパーで見かける「三元豚」という表示は、平田牧場が名付けたこの名前が広まったものです。意外ですね。
平田牧場三元豚でとんかつを作るとき、まず迷うのが「ロースかつにするかヒレかつにするか」という部位選びです。どちらを選ぶかで、味わいはかなり変わります。
ロースかつは脂の甘みを楽しむ部位です。平田牧場三元豚のロースはサシ(脂の層)が均一に入っており、1枚約100〜125g程度でもボリューム感があります。揚げたときに脂がほどよく溶け出して衣にしみ込み、口に入れた瞬間にジュワッとした豊かな旨みが広がります。食べ盛りの子どもや、「とんかつといえばがっつり食べたい」という方に向いています。カロリーはやや高めで、100gあたり脂質が多い分エネルギーも高くなりますが、そのぶん1枚で十分な満足感が得られます。
ヒレかつはあっさりした赤身の旨みを楽しむ部位です。ヒレ肉は豚1頭から取れる量が非常に少なく、背骨の内側に少しだけついている希少な部位です。脂肪分が少ないため、揚げてもしつこさがなく、きめ細かくふんわりとした食感が持ち味です。ダイエット中の方や、揚げ物でも胃もたれしたくない日、子どもや年配の方と一緒に食べる場面におすすめです。
選び方のポイントをまとめると次のようになります。
| 部位 | 向いている人・場面 | 食感・味わい |
|------|-------------------|-------------|
| 🥩 ロースかつ | がっつり食べたい日・子どもが喜ぶ食卓 | ジューシー・甘い脂 |
| 🍖 ヒレかつ | さっぱり食べたい日・ヘルシー志向 | やわらか・あっさり |
つまり目的で選べばOKです。迷ったときはロースが基本です。
なお、平田牧場の直営店で提供されているロースかつ膳は通常サイズが約125〜135gで、一般的なとんかつ専門店の100g前後と比べるとひと回り大きめです。お店でお腹いっぱい食べたい場合はロース、ヒレとの「合い盛り」メニューを選ぶと両方の味が楽しめます。これは使えそうです。
平田牧場三元豚のとんかつ用肉は、品質が高いぶん「ちゃんと揚げたい」という気持ちになりますよね。でも厚みのある肉を揚げるのは意外と難しく、外は焦げているのに中が生焼け、なんて失敗も起きやすいです。
サクサクに仕上げるための基本が「二度揚げ」です。最初から高温の油に入れると衣だけが先に色づいてしまい、中まで火が通りにくくなります。まず160〜170℃の低温の油でじっくり3分ほど揚げて、いったん取り出します。このとき衣はまだ薄い色で問題ありません。
取り出した後、約2〜3分そのまま置いておきます。この「休ませる時間」が大切です。余熱が肉の中心までじんわり届き、フワッとした柔らかい火通りになります。その後に180〜190℃の高温油に1〜2分戻すと、衣がパリッとサクサクに仕上がります。これが二度揚げの原則です。
下処理も手を抜かないようにしましょう。揚げる前に肉の表面についた水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ることが衣の密着に関係します。水分が残っていると衣がはがれやすく、揚げたときに油がはねる原因にもなります。また、ロースかつは脂身と赤身の間に筋が走っているので、2〜3cm間隔で軽く切り込みを入れておくと、揚げたときに肉が反り返らずきれいに仕上がります。
衣をつける順番は「薄力粉→溶き卵→パン粉」が基本です。薄力粉をしっかりまぶしてから溶き卵にくぐらせると、パン粉が均一につきやすくなります。パン粉は上からギュッと押しつけるのではなく、やさしく押し当てる程度にしておくと、揚げたときに衣が立ち上がってサクサク感が増します。
油の量は鍋の底から3〜4cmほど(ペットボトルのキャップ3〜4個分の深さ)が目安です。少ない油でも揚げられますが、浅すぎると温度が下がりやすく衣がべちゃっとなりやすいです。フライパンを使う場合は厚底のものが温度が安定しやすくおすすめです。
油の温度が不安なときは、パン粉を少し落として確認します。沈まずにすぐに浮き上がってくれば170℃前後の目安です。温度計を持っている家庭は少ないですが、この方法なら道具ゼロで確認できます。これは必須です。
揚げ上がりを網の上に立てかけるようにして油を切ることも大事です。平置きにすると下の衣がじわじわと蒸れてしまい、せっかくのサクサク感が失われます。まな板などに立てかけるか、トング等で立てた状態を1〜2分保つとカリッと仕上がります。
サイボク公式:失敗しないとんかつの揚げ時間・温度・二度揚げのコツ解説ページ
「揚げ物はちょっと面倒」という日に頼りになるのが、平田牧場が2025年4月から販売を始めた冷凍の「レンジで簡単 三元豚かつシリーズ」です。電子レンジで加熱するだけで、直営店で使用しているパン粉・調味料を使ったとんかつが食べられます。
この商品の最大のポイントは、「アートロックフリーザー」という冷凍技術を採用していることです。通常の急速冷凍では水分が凍るときに大きな氷結晶ができて、解凍後に旨みが流れ出しやすくなります。アートロックフリーザーは細胞内の氷結晶を極限まで小さく生成する技術で、解凍後も旨みがほとんど抜けません。揚げたての食感に限りなく近い状態を再現できます。
加熱方法は2ステップで完了します。
1. 凍ったまま耐熱皿に乗せ、電子レンジで加熱(500W:約2分30秒/600W:約2分20秒)
2. トースターにアルミホイルを敷いた上にかつを乗せ、30秒程度加熱→衣がサクサクに
このたった2ステップで、揚げたてに近いサクサク感が再現できます。しかもロースかつ(135g)1枚あたりのカロリーは100gあたり約323kcalで、脂質23.4g・たんぱく質13.8gと栄養素のバランスも確認しやすいです。
「レンジで簡単 三元豚かつ丼の具」も同時にラインナップされており、とんかつと特製タレ・卵がセットになった状態で冷凍されています。ご飯の上に乗せるだけでカツ丼が完成するため、忙しい平日のお昼や夕食のもう1品に非常に便利です。
平田牧場の公式通販サイトで購入できるほか、山形県酒田市のふるさと納税返礼品にもなっています。ふるさと納税を活用すると、例えば2万円の寄付でヒレかつや三元豚のかつセットが届いて、実質の自己負担は2,000円です。年末の納税の締め切り前に一度チェックしておくとお得です。
平田牧場公式:「レンジで簡単 三元豚かつシリーズ」新発売のプレスリリースページ
とんかつはただ揚げて食べるだけでも十分においしいですが、少しの工夫で食卓全体の満足度がグッと上がります。主婦目線で気づきやすい、でも意外と知られていないポイントを紹介します。
まずソース選びです。平田牧場三元豚のとんかつは脂の旨みが繊細なので、濃いウスターソースをたっぷりかけると脂の甘みが隠れてしまいます。最初の一口は何もつけずに、または塩だけで食べると、肉そのものの甘さをダイレクトに感じられます。その後に好みのソースや、レモン汁を少し絞るのが旨みを活かす食べ方です。専門店でも「まず塩で」とすすめるお店が多い理由はここにあります。
揚げたとんかつを切るタイミングも重要です。揚げたてをすぐに切ると、断面から肉汁がどっと流れ出してしまい、パサつきの原因になります。揚げ上がり後に約2〜3分、網の上で休ませてから切ると、肉汁が肉の繊維の中に落ち着いてジューシーさが保たれます。これだけ覚えておけばOKです。
キャベツの切り方も実は大事です。とんかつに添えるキャベツは「千切り」が定番ですが、繊維を断ち切るように切ることで、口当たりがやわらかくなり食べやすくなります。千切りにしたら氷水に5分ほどさらすとシャキッとした食感が復活します。キャベツは食物繊維が豊富で、揚げ物の油と一緒に食べることで、消化を助ける効果も期待できます。
とんかつをお弁当に入れる場合は、衣の水分対策が必要です。揚げたとんかつをそのままお弁当箱に入れると蒸気で衣がべちゃっとしてしまいます。対策は、お弁当箱の底にキッチンペーパーや専用のシートを敷いてからとんかつを乗せること。余分な油と水分を吸収してくれるので、お昼に食べてもサクッとした衣感が残りやすいです。
また、平田牧場の冷凍かつを活用するときは「オーブントースター仕上げ」を忘れないようにしましょう。電子レンジだけで食べると衣がしっとりしてしまいますが、レンジ加熱後にトースターで30秒追い焼きするだけで、衣のサクサク感が大幅に変わります。厳しいところですね、電子レンジだけでは専門店の食感は出せません。
最後に旬のタイミングの話です。平田牧場では毎月第3週の金曜〜月曜の3日間、「三元豚の日」として対象商品がポイント3倍になるキャンペーンを公式通販で実施しています。通常購入であれば、このタイミングを狙うだけでポイント分がお得になります。メモしておくだけで、毎月の食費を少し節約できます。
平田牧場公式通販:三元豚の日(毎月第3週 金〜月・ポイント3倍)詳細ページ
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