一晩浸水させたもち米を使うと、逆に水を減らさないと餅が柔らかすぎて失敗します。
シロカのホームベーカリーには複数の機種があり、それぞれ内釜のサイズやモーターの出力が異なります。そのため、機種ごとに「もち米の合数」と「水の量」が細かく決められています。この水加減を正確に守ることが、美味しい餅づくりの大前提です。
「だいたいでいいか」と目分量で入れると、仕上がりに大きな差が出てしまいます。計量カップで必ず測りましょう。
以下に主要モデルの対応量をまとめました。
| 機種名 | もち米の量 | 水の量 |
|---|---|---|
| SB-2D151 | 2合(280g)/3合(420g) | 220ml/320ml |
| SB-1D251 | 2合(250g) | 200ml |
| SB-1D151 | 2合(250g) | 210ml |
| SHB-712 | 2合(280g)/3合(420g)/4合(560g) | 240ml/320ml/400ml |
| SB-111 | 2合(280g)/3合(420g)/4合(560g) | 240ml/320ml/400ml |
機種ごとの水量が基本です。たとえばSHB-712で4合作る場合、もち米560g・水400mlが正解です。
注意が必要なのは、機種によって「1合あたりのグラム数」が違う点です。SB-2D151とSHB-712はどちらも「2合=280g」ですが、SB-1D251では「2合=250g」になっています。数字だけ見ると紛らわしいので、手持ちの説明書を必ず確認しましょう。
シロカの公式サポートページにも機種別の水加減が記載されており、最新情報を確認するのに役立ちます。
参考:機種別の公式もち作り手順が確認できるシロカサポートページ
ホームベーカリー:もちの作りかたを知りたい|シロカ公式
もち米の下処理を丁寧にするかどうかで、仕上がりのなめらかさが大きく変わります。そこが肝心です。
まず、もち米は水でやさしく研いでください。白米を研ぐときと同じ感覚で大丈夫ですが、ゴシゴシと力を入れて研ぐと粒が砕けてしまうので注意が必要です。2〜3回水を替えながら、ある程度水が透き通るまですすぎましょう。
次に浸水です。シロカの公式手順では「約30分ざるに上げて水を切る」となっていますが、前日の夜から4〜6時間以上浸水させておくと、もち米の芯まで均一に水が行き渡り、つき上がりがよりなめらかになります。
ただし、ここに大事な落とし穴があります。一晩浸水させると、もち米が水分を多く吸ってしまうため、そのままの水量で仕上げると柔らかすぎる餅になってしまいます。一晩浸水した場合は、指定の水量から大さじ1〜2杯(約15〜30ml)を減らして調整するのが正解です。
つまり、「浸水時間が長い=水を減らす」が原則です。
水を切る際は、ザルに上げてから最低でも15〜20分しっかり水を切ることも大切です。水切りが甘いと、その余分な水分が餅の仕上がりに影響します。
急いでいて浸水時間が取れないときは、30分の水切りだけでも十分動作はします。その場合は説明書通りの水量で問題ありません。
シロカのホームベーカリーで餅を作ったとき、「粒が残った」「柔らかすぎてベタベタ」「内釜から取れない」という声はよく聞かれます。
失敗の原因はほぼ決まっています。ほとんどが水加減と浸水の問題です。
| 失敗の状況 | 主な原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 🟡 粒が残る | 浸水不足・もち米の芯が残る | 4〜6時間以上の浸水。古米や一部うるち米混じりのものを避ける |
| 💧 柔らかすぎる | 水が多すぎた・浸水後に水量を調整しなかった | 浸水した場合は水量を15〜30ml減らす |
| 🪨 固すぎる | 水が少なすぎた・浸水時間が短い | 次回は水量を10〜20ml増やして試す |
| 🍬 内釜にくっつく | 完成後すぐに取り出さなかった | 完成直後に取り出す。濡らしたゴムベラ(スパチュラ)を使う |
| 🔊 動作音が気になる | こね工程中のモーター音 | 昼間の使用に限る。マンションでは防音マットも有効 |
内釜への貼りつきは、完成直後に素早く取り出せれば、ほぼ防ぐことができます。
お餅が完成したら、片栗粉をふったトレイやクッキングシートの上に、水で濡らしたゴムベラか木べらを使ってすぐに移しましょう。冷えた後に無理にはがそうとすると、内釜を傷つける可能性もあります。内釜を傷めないためにも、完成後すぐの取り出しが鉄則です。
内釜のお手入れも、餅を取り出したらすぐに行いましょう。パン羽根が浸かるくらいの水またはぬるま湯を入れて、しばらく置いておくとこびりついた餅が柔らかくなり、スルッと洗えます。放置するほど頑固な汚れになっていくので、後回しにしないのがポイントです。
シロカのホームベーカリーで作った餅は、プレーンなもちもちの白餅だけではありません。よもぎや豆、抹茶パウダーなどを加えることで、お正月の手土産や家族へのおやつにもなる一品に仕上がります。これは使えそうです。
ただし、具材を入れるタイミングには注意が必要です。シロカのもちつきメニューには「具入れブザー」が鳴りません。ブザーがないので、自分でタイミングを見計らう必要があります。
具材を入れるのは、液晶ディスプレイの残り時間表示が「10分」になったタイミングです。スタートから約1時間5分が経過した時点になります。このタイミングでフタを開けて具を投入し、再びフタを閉めれば完成まで自動で仕上がります。
よもぎもちの場合、生のよもぎを使うときは、前日に下処理を済ませておくとスムーズです。ゆでた後に冷水でしっかりあく抜きし、絞って冷蔵保存しておけば当日の手間が省けます。
シロカ公式サイトでも「よもぎもち」のレシピが公開されており、分量の目安も確認できます。
参考:よもぎもちの材料と手順が掲載されているシロカ公式レシピページ
もち&よもぎもちのレシピ|シロカ株式会社
つきたての餅は、そのままでも十分においしいですが、せっかく手作りするなら色々な食べ方で楽しみたいですよね。シロカのホームベーカリーで作った出来立て餅のやわらかさは、市販の切り餅とはまったく別物です。
定番の食べ方から試してみましょう。
つきたての餅をすぐに食べない場合は、一口大に丸めて片栗粉をまぶしておくと、冷めてからもくっつきにくくなります。タッパーに入れて冷蔵保存すれば2〜3日、冷凍なら約1ヶ月を目安に保存できます。
冷凍保存したい場合は、1個ずつラップで包んでから冷凍用ジッパーバッグに入れましょう。食べるときは600Wの電子レンジで1個あたり約30〜40秒加熱すると、ふわっとした食感が戻ります。つきたてには及ばないものの、十分においしく食べられます。
なお、シロカのホームベーカリーはもちつき以外に、パン・ジャム・甘酒・バターなど多彩なメニューに対応しています。日常的に使うことでコスパも高まるので、餅だけでなく色々な用途で活躍させるのがおすすめです。
参考:シロカ公式のもち米レシピと機種情報が一覧で確認できるページ
ホームベーカリー製品一覧|シロカ株式会社

シロカ×ニップン(日本製粉) 毎日おいしいお手軽食パンミックス メープル風味食パン(260g×8入) [ドライイースト付/水を加えるだけでOK] SHB-MIX1300