フライパンで焼く前に油を引いてはダメ。ラムチョップは脂身が多く、余分な油で臭みが倍増します。
ラムチョップ独特の臭みは、下処理の段階でほぼ決まります。多くの方が「焼けばどうにかなる」と思いがちですが、実は臭みの原因となる血液や脂肪は、焼く前に取り除くことが大切です。
まず、調理の30分〜1時間前には冷蔵庫から出しておきましょう。冷たいまま焼くと、中心まで火が通る前に表面が焦げてしまいます。これは基本です。
次に、余分な脂身と筋膜を包丁で丁寧に取り除きます。白い脂肪の部分を2〜3mm程度残してカットするのがポイントです。切り落としすぎると旨味まで失われます。
臭み取りに特に効果的なのが、プレーンヨーグルトへの漬け込みです。大さじ2〜3杯のヨーグルトにラムチョップを30分漬けると、乳酸菌の働きでタンパク質が分解され、臭みの成分が中和されます。牛乳に30分〜1時間浸けるだけでも同様の効果があります。時間がない場合でも15分は漬けましょう。
塩は焼く直前に振るのが原則です。早めに振りすぎると浸透圧で肉の水分と旨味が流れ出てしまうため、焼く5〜10分前を目安にするのがベストです。コショウは焼く直前でOKです。
フライパンはテフロン加工よりも、鉄製やステンレス製のものを使うと、より香ばしい焼き目がつきます。ただし家庭にある一般的なフライパンでも十分美味しく焼けます。大切なのはフライパンをしっかり予熱することです。
フライパンを中火で約2分間空で熱してから始めます。水滴を落として玉になってころころ転がるくらいが適温です。ここで油は不要です。
ラムチョップ自体に十分な脂があるため、油なしで焼けます。むしろ余分な油を加えると、脂が溶けて一緒に流れ出た臭み成分と混ざり、独特のにおいが強くなってしまいます。つまり「油なし」が基本です。
焼き時間の目安は以下のとおりです。
| 焼き加減 | 片面の焼き時間 | 仕上がりの特徴 |
|---|---|---|
| ミディアムレア | 2〜3分 | 中心がピンク色、やわらかくジューシー |
| ミディアム | 3〜4分 | 中心がうっすらピンク、肉汁豊か |
| ウェルダン | 5〜6分 | 中心まで火が通り、しっかりとした食感 |
片面を焼いたらひっくり返すのは1度だけにとどめます。何度もひっくり返すと肉汁が逃げてしまい、パサついた仕上がりになりがちです。これは注意が必要です。
側面(厚みのある部分)もしっかり焼くことで、内部まで均一に火が通ります。骨の部分を持ってフライパンの端に立てかけると、側面だけに集中して火を当てられます。約1〜2分が目安です。
焼いている最中にラムから白い脂が溶け出してきたら、キッチンペーパーで都度拭き取ることで臭みを減らせます。これは意外と知られていない小技です。
焼き上がったラムチョップをすぐに切るのはもったいないです。肉を焼くと、熱によって内部の肉汁が中心部に集まります。そのまま切ってしまうと、せっかくの肉汁がまな板の上に流れ出てしまいます。
焼き上がり後は、アルミホイルでしっかり包んで2〜3分休ませましょう。この間に肉汁が全体に均一に行き渡り、しっとりやわらかい食感になります。肉汁を逃がさない、これが条件です。
休ませている間にソース作りをするのがおすすめです。焼いた後のフライパンには旨味成分(肉汁・焦げ)が残っています。そこに赤ワイン大さじ2〜3杯を加えてこそげながら煮詰め、バター5gを加えるだけで本格的なソースが完成します。
仕上げには以下のような薬味やソースが特に相性抜群です。
盛り付けは骨を上に立てると、レストランのような見映えになります。これは使えそうです。
ラムチョップ調理での失敗で最も多いのが「臭みが消えない」「中まで火が通らない」「表面だけ焦げた」の3パターンです。これらはそれぞれ原因が明確で、対策も簡単です。
臭みが強く残る場合は、下処理の漬け込み時間が不足しているケースがほとんどです。ヨーグルトや牛乳に漬けた場合でも15分未満では効果が薄く、30分以上が目安です。また、焼くときにフライパンから出た脂をそのままにしておくと、煙とともに臭み成分が広がります。溶けた脂はこまめに拭き取りましょう。
中まで火が通らない場合の原因は、肉が冷たいまま調理していることが多いです。冷蔵庫から出して室温に戻す時間(30分〜1時間)を省いてしまうと、表面は焼けても中心温度が上がりにくくなります。また、厚みが2cm以上ある場合は、焼き時間を各面1〜2分延長するか、フライパンに蓋をして蒸し焼きにする方法も有効です。
表面だけ焦げる失敗は、火が強すぎることが原因です。強火は肉の表面だけを素早く焦がし、中心に熱が届く前に外側が炭化してしまいます。中火を守ること、これが原則です。
下記の失敗チェックリストを参考にしてみてください。
美味しく焼けるかどうかは、ラムチョップの選び方から始まっています。スーパーで手に入るラムチョップには大きく分けて「ラム(生後12ヶ月未満)」と「マトン(生後2年以上)」の2種類があります。臭みが少なく、やわらかいのは断然ラムです。パッケージの表記を必ず確認しましょう。
色は鮮やかな赤〜ピンク色で、脂肪が白く、ドリップ(赤い汁)が少ないものを選びます。パックに赤い液体がたっぷり出ているものは鮮度が落ちている可能性があります。これは要注意です。
厚みは骨付きの部分で2〜2.5cm程度が理想です。薄すぎると火が通りすぎてパサパサになりやすく、厚すぎると中心まで火が入りにくくなります。はがきの厚みを想像するとわかりにくいですが、スマートフォンの厚みが約7〜8mmですので、それの3倍程度と考えると選びやすいです。
保存方法についても確認しておきましょう。購入後すぐに調理しない場合は、以下を参考にしてください。
| 保存方法 | 保存期間の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵保存 | 購入後1〜2日以内 | ラップで密封し、チルド室へ |
| 冷凍保存 | 2〜3週間 | 1枚ずつラップ→冷凍用袋に入れる |
| マリネ冷凍 | 2〜3週間 | ヨーグルトや調味料ごと冷凍で時短に |
冷凍する場合は、あらかじめヨーグルトや塩コショウで下味をつけてから冷凍する「マリネ冷凍」がおすすめです。解凍しながら下処理が完了するため、忙しい日の夕食にそのまま焼けて時短になります。解凍は冷蔵庫で一晩かけてゆっくり行うことで、ドリップ(旨味の流出)を最小限に抑えられます。
国内でのラムチョップの産地については、北海道産が品質・流通量ともに安定していておすすめです。輸入品ではオーストラリア産(「オージーラム」)とニュージーランド産が多く、どちらも臭みが少なく家庭料理に向いています。
参考リンク:ラムチョップの選び方・栄養素・調理法について詳しく解説されている農畜産業振興機構の情報ページ
農畜産業振興機構:羊肉の基礎知識と利用方法
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