ゆずジャムをはちみつだけで作る簡単レシピと活用法

ゆずジャムをはちみつだけで作れるって知っていましたか?砂糖不要で体に優しく、ゆずの栄養を丸ごと摂れる作り方をご紹介。保存のコツや失敗しないポイントも解説。試してみたくなりませんか?

ゆずジャムをはちみつだけで作る方法と保存・活用のすべて

ゆずの皮を捨てると、ビタミンCを約4倍も損しています。


🍋 この記事でわかること
🫙
はちみつだけで作れる基本レシピ

砂糖不使用でもしっかりとろみのつくゆずジャムの作り方と、苦くならないための下処理を丁寧に解説します。

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ゆずの栄養を丸ごと摂るコツ

皮・果汁・種すべてに異なる栄養が詰まっています。捨てがちな部位の活用法も紹介します。

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保存・活用・失敗ゼロのポイント

冷蔵で3か月・冷凍で半年もつ保存法と、トーストだけじゃない多彩な使い方をまとめて紹介します。


ゆずジャムをはちみつだけで作る前に知っておきたい「下処理」の大切さ


ゆずジャムを初めて作った方が「苦くて食べられない…」と感じる原因のほとんどは、皮の下処理の甘さにあります。ゆずの皮には独特の苦み成分が含まれていて、この処理をきちんとしておくかどうかで、仕上がりがまるで変わります。


下処理の基本は「茹でこぼし」です。皮を鍋に入れて水から沸騰させ、お湯を捨てて新しいお湯で再び煮るという作業を、2〜3回繰り返します。沸騰後3分を目安に行うのが一般的で、1回ごとに苦み成分が抜けていきます。苦みが得意な家族なら2回、苦手な方が多い家庭なら3回が目安です。


茹でこぼし後は、ざるにあげて粗熱を取るだけでOKです。このとき、白いワタ(アルベド)をわざわざ削り取る必要はありません。白いワタにはヘスペリジンという血管をサポートする成分が含まれているため、そのまま使うのが栄養面でもおすすめです。


苦みを気にしすぎて過剰に茹でこぼすと、今度はゆず本来の香りまで飛んでしまうので注意が必要です。つまり2〜3回の茹でこぼしが基本です。








茹でこぼし回数 苦みの残り具合 香りの残り具合
1回 やや強め 強い
2回 ほどよく残る しっかり残る
3回 ほぼなし やや薄れる


また、もうひとつ知っておきたいのが「種の扱い」です。ゆずの種にはペクチンという天然のとろみ成分が豊富に含まれています。種をそのまま鍋に入れてしまうと食感を損ねるので、お茶パックや清潔なガーゼに包んで一緒に煮込みます。こうするとゲル化剤を加えなくても、自然なとろみがつくのです。これは使えそうです。


ゆずジャムをはちみつだけで作る基本レシピと手順

材料はとてもシンプルです。ゆず5個(目安:約400〜500g)と、ゆずの固形分の重量に対して半量のはちみつだけ。砂糖を一切使わないので、さっぱりとした甘みが際立ちます。


材料(作りやすい分量)


- ゆず:5個(約400〜500g)
- はちみつ:ゆず固形分(皮+果肉)の重量の半量


手順はこちらです👇


1. ゆずを横半分に切り、果汁を絞って種を取り出す。種はお茶パックへ。


2. 皮を千切り(または細かく刻む)にする。白いワタはそのままでOK。


3. 薄皮と果肉も刻んでおく。


4. 皮をかぶる程度の水と一緒に鍋へ入れ、沸騰後3分で湯を捨てる(2〜3回繰り返す)。


5. 水を切った皮・果肉・果汁・はちみつ・種入りパックをすべて鍋に入れ、中火で沸騰させる。


6. アクを取りながら弱火で15〜20分、好みのとろみになるまで煮る。


7. 種のパックを取り出し、熱いうちに煮沸消毒済みの瓶に詰める。


煮詰めるときの重要なポイントが1つあります。熱いうちはジャムがゆるく見えても、冷めると固くなるという性質があります。「ちょっとゆるいかな?」と感じる段階で火を止めるのが正解です。コールドプレートテスト(冷やした皿に少量落として固まり具合を確認する方法)を使うと判断しやすいです。


はちみつのみを使う場合、砂糖よりも糖度がやや下がる傾向があります。そのため保存性は砂糖使用のジャムより若干短くなることを理解しておくと安心です。冷蔵3か月・冷凍6か月が目安ということですね。


参考:薬膳料理家・山田奈美さんによる砂糖不使用のゆずはちみつジャムレシピ(天然生活)
お砂糖なしの「ゆずのはちみつジャム」のつくり方。果汁、皮、果肉|天然生活


ゆずジャム作りで捨てがちな「種と皮のワタ」に眠る栄養の話

ゆずジャムを作るとき、種や皮の白いワタを取り除いている方は多いのではないでしょうか。実は、その部分にこそ見逃せない栄養が集中しています。


まず皮についてです。ゆずのビタミンCは、果汁100gあたり約40mgに対し、皮には約160mgと約4倍も含まれています(文部科学省・食品成分データベースより)。冷え対策や美肌として知られるビタミンCを効率よく取るなら、皮ごと使うジャムは非常に理にかなった食べ方です。


次に種についてです。ゆずの種には水溶性食物繊維の一種であるペクチンが豊富で、これがジャムのとろみを自然につける役割を果たします。市販のジャムでよく使われるゲル化剤の代わりになるため、ペクチンが重要です。さらに、ペクチンは腸内環境を整える働きも期待できるという点で、健康面でも頼りになる成分です。


白いワタの部分にはヘスペリジンという成分が含まれています。ヘスペリジンは毛細血管を丈夫にし、血行促進をサポートするとされています。苦みを避けたいあまりワタをすべて削り取ると、この成分も一緒に失ってしまいます。意外ですね。


加熱によってビタミンCが壊れると心配する方もいるかもしれません。しかし、ビタミンCは60℃程度の加熱なら120分間でも安定しており、短時間の煮詰めで大幅に失われることはないとされています(農林水産省関連資料・各栄養研究機関のデータより)。ゆずジャムの調理時間は15〜20分程度なので、栄養が丸ごと失われる心配はほぼありません。


参考:ゆずの皮のビタミンCが果汁の4倍である根拠(ウェザーニュース)
皮のビタミンCは果汁の4倍!? "捨てるところがない"ゆずの栄養成分|ウェザーニュース


ゆずジャムの正しい保存方法と日持ちを最大化するひと工夫

手作りジャムの悩みのひとつが「どのくらい保存できるか」という点です。ゆずジャムを砂糖なし・はちみつだけで作った場合、保存方法によって日持ちが大きく変わります。冷蔵で約3か月・冷凍で約6か月が目安です。


保存性を高めるために最も重要なのが、瓶の煮沸消毒と脱気(だっき)処理です。煮沸消毒とは、瓶とフタを沸騰したお湯に入れて数分間加熱する方法です。脱気処理とは、熱いジャムを瓶いっぱいに詰めてフタをしたあと、逆さまにして冷ます工程を指します。こうすることで瓶内の空気が抜け、雑菌の繁殖を抑えられます。


はちみつには砂糖と同様に高い浸透圧作用があり、雑菌の増殖を抑える効果があります。ただし、砂糖ジャムと比べると含有する糖度がやや低い場合があるため、開封後はなるべく2週間以内を目安に食べきるのが安全です。


保存のポイントをまとめると以下の通りです。


- 🫙 保存瓶は必ず煮沸消毒する
- 🔄 熱いうちに瓶へ詰め、すぐに逆さにして脱気する
- 🧊 開封後は冷蔵保存し、2週間以内に使いきる
- ❄️ 長期保存は冷凍庫を活用(半年ほど保存可能)
- 💡 小分けにして冷凍保存すると使い勝手がよい


瓶に詰めるときはできる限りいっぱいまで詰めることがポイントです。空気が残ると酸化が進みやすくなります。また、一度に大量に作って冷凍保存しておくと、ゆずの旬が終わった春〜夏でもジャムを楽しめます。これも覚えておきたい知識です。


参考:cotta(コッタ)のゆずジャム保存方法・賞味期限の解説


ゆずジャムをはちみつで作ったあとの意外な活用法5選

手作りゆずジャムの使い道は、トーストに塗るだけではありません。はちみつ仕立てのゆずジャムは酸味と甘みのバランスが上品なので、料理の隠し味としても非常に優秀です。


まず定番のドリンク使いです。大さじ1杯のゆずジャムをカップに入れ、お湯を注ぐだけで本格的なゆず茶になります。はちみつの甘みがすでに入っているので、追加の砂糖は不要です。冬の夜の温活ドリンクとして手軽に楽しめます。これは使えそうです。


次に、お肉やお魚のグリルの隠し味としての使い方です。鶏の照り焼きやぶりの照り焼きのタレにゆずジャムをほんの少し加えると、柑橘の香りと深みが出ます。料理に使う量は小さじ1程度でも十分効果があり、余ったジャムの大量消費にも役立ちます。


ヨーグルトや豆腐にかける使い方も人気です。砂糖ジャムより甘みが穏やかなはちみつジャムは、ギリシャヨーグルトとの相性が特によく、ほんのり苦みのあるゆず皮が大人っぽいアクセントになります。


サラダドレッシングへの応用も覚えておくと便利です。ゆずジャム・オリーブオイル・塩・酢を合わせるだけで、爽やかな柑橘ドレッシングができあがります。ゆずジャムが乳化剤の役割も果たしてくれるので、ドレッシングがまとまりやすくなります。


最後に、焼き菓子への活用です。スコーンやパウンドケーキに練り込むと、ゆず風味の上品な菓子ができます。はちみつジャムは砂糖代わりにもなるため、生地の砂糖量をやや控えて調整するのがコツです。つまり1瓶あれば料理もお菓子も楽しめます。










使い方 分量の目安 ポイント
ゆず茶 大さじ1/お湯150ml 追加の砂糖不要
照り焼きのタレ 小さじ1〜2 香りと深みがプラス
ヨーグルトがけ 小さじ1〜2 ギリシャヨーグルトと特に相性◎
柑橘ドレッシング 小さじ1(オイル・酢と合わせて) 乳化しやすい
焼き菓子への練り込み 大さじ1〜2 砂糖量を少し減らす


参考:ゆずジャムの活用レシピ(macaroni)
使い方いろいろ。ゆずはちみつジャム|macaroni(マカロニ)




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