チキンカツの作り方 簡単で失敗しないコツと揚げ方

チキンカツの作り方を簡単に知りたい主婦必見!下処理から衣のつけ方、揚げ油の温度管理まで丁寧に解説します。サクサクに仕上げるコツは何でしょうか?

チキンカツの作り方を簡単にマスターするコツと手順

薄力粉をまぶしてから卵液に通すと、衣が3倍はがれやすくなります。


この記事のポイント3つ
🍗
下処理が仕上がりを左右する

鶏むね肉は繊維を断つように切ることで、柔らかくジューシーなチキンカツに仕上がります。

🌡️
揚げ油は170〜180℃が基本

油の温度管理がサクサク衣の決め手。温度計がなくても菜箸を使った確認方法で失敗を防げます。

衣の順番と密着がカギ

薄力粉→溶き卵→パン粉の順番と、しっかり密着させるひと手間でプロのようなチキンカツが作れます。


チキンカツの作り方に使う鶏肉の選び方と下処理のコツ


チキンカツを簡単においしく作るためには、まず鶏肉の選び方と下処理が重要です。スーパーでよく見かける鶏むね肉と鶏もも肉では、仕上がりの食感がまったく異なります。


鶏むね肉は脂肪が少なくパサつきやすい反面、カロリーは100gあたり約108kcalとヘルシーです。鶏もも肉は100gあたり約204kcalとやや高めですが、脂肪分が多くジューシーに仕上がります。家族の好みや健康面を考えて選ぶといいでしょう。


下処理で最も大切なのは、筋切りです。鶏むね肉の場合、フォークで全体を20〜30箇所ほど刺してから、包丁の背で軽くたたくと繊維がほぐれ、火が通りやすくなります。これだけで柔らかさが格段に変わります。


厚みのある鶏肉はそのまま揚げると外は焦げても中が生焼けになりがちです。1.5cm程度の厚さになるよう切り込みを入れるか、観音開きにして均一な厚みにするのが基本です。はがきの短辺が約10cmなので、切り開いた鶏肉の厚みがはがきの厚み(約0.2mm)×75倍=1.5cmというイメージで確認してみてください。


塩・こしょうは揚げる10分前に振っておくことで、肉の内部まで味が染み込みます。この「10分前ルール」だけ覚えておけばOKです。


部位 カロリー(100g) 食感 おすすめ用途
鶏むね肉 約108kcal さっぱり・ヘルシー ダイエット中の方向け
鶏もも肉 約204kcal ジューシー・柔らか 子どもや食べ盛りの家族向け


チキンカツの作り方で失敗しない衣のつけ方と順番

チキンカツの作り方で検索上位に出てくるレシピのほとんどが「薄力粉→溶き卵→パン粉」の順番を推奨しています。この順番には明確な理由があります。


薄力粉を最初にまぶす理由は、肉の表面の水分を吸収して卵液が密着しやすくなるためです。薄力粉を省いてしまうと、揚げている途中で衣がはがれる原因になります。これが冒頭でお伝えした「衣が3倍はがれやすくなる」メカニズムです。


溶き卵は牛乳を大さじ1加えると粘度が下がり、全体に均一にのびやすくなります。卵だけより衣がやさしくまとわりつき、仕上がりが軽くなるのでおすすめです。


パン粉は生パン粉と乾燥パン粉で仕上がりが変わります。


- 🍞 生パン粉:水分が多くサクッと大きな食感。ボリューム感が出やすい。


- 🌾 乾燥パン粉:きめが細かくカリッとした食感。冷めても衣がしっかりしている。


お弁当用には乾燥パン粉、食卓で食べるなら生パン粉が向いています。用途で使い分けが条件です。


衣をつけたあとは、手のひらで軽く全体を押さえてパン粉をなじませるひと手間を忘れずに。30秒ほど置いてから揚げると、衣の密着度がさらに高まります。


チキンカツを簡単においしく揚げる油の温度と時間の目安

揚げ物で最も失敗しやすいポイントが油の温度管理です。チキンカツに適した油の温度は170〜180℃が基本で、この範囲を外れると「衣が先に焦げる」「中が生焼け」「べちゃっとした仕上がり」などのトラブルが起きます。


温度計がない場合は、菜箸を油に入れて気泡の出方で確認できます。


- 🌡️ 160℃以下:菜箸の先からじわじわと小さな気泡が出る(低すぎる)
- ✅ 170〜180℃:菜箸全体からシュワシュワと細かい気泡が勢いよく出る(適温)
- ⚠️ 190℃以上:入れた瞬間から激しく気泡が出て煙が出始める(高すぎる)


揚げ時間の目安は、1枚あたり片面3〜4分、裏返して2〜3分の合計5〜7分が目安です。厚みが1.5cmの鶏むね肉1枚(約120g)であればこの時間で中心まで火が通ります。


油の量は鍋の深さの1/3程度が適切です。鍋底からチキンカツの半分くらいが浸かる量を確保すると、均一に揚がります。これは使えそうです。


揚げている途中で触りすぎると衣がはがれるので、片面2分は触らないのが原則です。衣の色が均一なきつね色になっていれば、中まで火が通っているサインです。揚げたあとはバットに立てかけて油を切ることで、べちゃつきを防げます。


参考:食品の揚げ物に関する油の温度管理と食中毒予防について
厚生労働省|食中毒予防のための食品の加熱について


チキンカツの作り方で覚えておきたい時短テクニックと節油の工夫

フライパン揚げという方法をご存知でしょうか。大きな鍋に大量の油を使わなくても、フライパンに油を1〜2cm程度入れるだけでチキンカツを揚げることができます。


この方法では油の量が従来の1/3〜1/4程度で済みます。200mlの油で揚げられるため、油のコストが大幅に削減できます。節約志向の家庭には特に向いている方法です。


フライパン揚げの手順は以下の通りです。


1. 🥘 フライパンに油を1〜2cm入れて中火で熱する
2. 🌡️ 170〜180℃になったらチキンカツを並べる
3. ⏱️ 片面3分揚げたら裏返し、さらに3分揚げる
4. 📐 バットに立てかけて1〜2分油を切る


揚げ終わった油は冷ましてから油ポットで保存すれば、2〜3回再利用できます。揚げ物用フィルターで漉してから保存するのが衛生的です。


もう一つの時短テクニックがミルフィーユ仕込みです。チキンカツを衣をつけた状態でラップに包み冷凍しておくと、使いたいときにすぐ揚げられます。冷凍状態のまま160℃の低めの油で8〜10分揚げると、解凍せずに中まで火が通ります。まとめて作ると時間が節約できますね。


チキンカツの作り方で意外と知らないプロの仕上げテクと保存方法

プロの料理人がチキンカツ作りで実践しているのに、家庭ではほとんど知られていないテクニックがあります。それが「二度揚げ」です。


一度目は160℃で4〜5分揚げて中まで火を通し、取り出して2〜3分休ませます。次に180〜190℃の高温で1〜2分揚げることで、衣がサクッとした仕上がりになります。この方法では中がしっとり・外がサクサクという理想的な食感が実現します。


二度揚げが効果的な理由は、一度目で内部温度を75℃以上にしてしっかり加熱し、二度目で表面の水分を一気に飛ばすためです。食品衛生上でも鶏肉の中心温度75℃以上・1分以上の加熱が推奨されており、安全面でも安心です。


仕上がりを格上げする方法がもう一つあります。揚げたてを食べる前の2〜3分、キッチンペーパーの上ではなく「網の上」に置くことです。キッチンペーパーは蒸気を吸わずに衣をしっとりさせてしまうことがあります。網に置くと底面にも空気が通り、衣のサクサク感が持続します。意外ですね。


保存方法については、揚げたチキンカツを冷ます際に重ねて置くのは厳禁です。衣に蒸気がこもり、食感が悪くなります。冷ます場合は必ず一枚ずつ広げて置き、粗熱が取れてからラップに包んで冷蔵保存します。冷蔵保存で翌日まで、冷凍保存で約2週間が目安です。


お弁当に入れる場合は、翌朝オーブントースターで170℃・5分加熱すると揚げたての食感に近づきます。電子レンジは衣が水分を吸ってしまいべちゃつきやすいため、温め直しにはオーブントースターが向いています。トースターで温め直しが条件です。


参考:食品の安全な保存温度と保存期間の目安
食品安全委員会|食品の安全に関する情報






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