ジャスミンライスを30分以上水に浸けると、パラパラ食感が完全に台なしになります。
ジャスミンライスは、タイ米(インディカ米)の中でも最高級とされる長粒種のお米です。タイ語で「カオ・ホーム・マリ(香り米)」と呼ばれ、炊き上がりにふわっと広がる甘く爽やかな香りが最大の特徴です。この香りは「2-AP(2-アセチル-1-ピロリン)」という天然香気成分によるもので、ポップコーンやパンダンリーフを思わせる、食欲をそそる独特の風味があります。
日本米(ジャポニカ米)との違いを一言で表すなら、「粘りとパラパラ感」です。日本米は炊くとふっくら粘り気が出て、そのままでも美味しく食べられます。一方でジャスミンライスは粘りが少なくパラパラとした食感で、カレーや炒め物など汁気や油のある料理と組み合わせることで、その美味しさが最大限に引き出されます。
また、健康面でも注目の違いがあります。日本米のGI値(血糖値の上昇スピードを示す数値)が約88であるのに対し、ジャスミンライスを含むインディカ米のGI値は約50と大幅に低く、食後の血糖値が上がりにくい特性を持っています。血糖値が気になる方や、腹持ちをよくしたい方にも取り入れやすいお米と言えるでしょう。GI値が低いというのは大きなメリットですね。
| 項目 | ジャスミンライス | 日本米(うるち米) |
|---|---|---|
| 米の種類 | インディカ米(長粒種) | ジャポニカ米(短粒種) |
| 食感 | パラパラ・粘りが少ない | もちもち・粘りがある |
| GI値(目安) | 約50 | 約88 |
| 研ぎ方 | さっとすすぐだけ | しっかり研ぐ |
| 浸水 | 不要(むしろNG) | 30分〜1時間が基本 |
| 向いている料理 | カレー・チャーハン・ガパオ | おにぎり・丼・和食全般 |
なお「ジャスミンライス」という名前は、ジャスミンの花の香りがするからではなく、炊き上がったお米の粒がジャスミンの白い花に似た色と輝きを持つことから名付けられました。意外ですね。
参考:ジャスミン米の特徴・炊き方・食べ方を詳しく解説(タイセレクト公式)
https://thaiselect.jp/trend/jasminerice/
ジャスミンライスを美味しく炊くうえで、最もつまずきやすいポイントが「洗い方」と「水加減」です。日本米の常識をそのまま当てはめると、せっかくの香りや食感が台なしになってしまいます。
まず洗い方から確認しましょう。日本米は米ぬかのにおいを取るためにしっかり研ぎますが、ジャスミンライスは逆です。お米の表面に香り成分「2-AP」が集中しているため、日本米のように力を入れて研ぐと、その香りとビタミンが一緒に流れ落ちてしまいます。正しい洗い方は、ボウルに米を入れて水をさっと注ぎ、軽くかき混ぜて水を捨てる「すすぎ」を1〜2回行うだけです。研がないが基本です。
次に水加減です。鍋で炊く場合、ジャスミンライスに必要な水の量の目安は以下のとおりです。
日本米の鍋炊きは1合あたり水200ml前後が標準ですが、ジャスミンライスの場合はそれよりも明らかに少ない水分量が正解です。水を入れすぎると、パラパラどころかベチャッとした仕上がりになってしまいます。水を入れすぎないが基本です。
また、長時間の浸水は厳禁です。30分以上水に浸けてしまうと、米粒が水分を吸い込みすぎて割れやすくなり、炊き上がりがお餅のように固まる原因にもなります。洗い終えたらすぐに鍋に入れて炊き始めるのが正しい手順です。
参考:ジャスミンライスの炊き方・保存方法(TIRAKITA)
https://www.tirakita.com/food/how_to_cook_jasmine_rice.shtml
水加減と洗い方さえ押さえれば、ジャスミンライスの鍋炊きは意外と簡単です。ここでは、炊飯器がなくても失敗しない基本の手順を、火加減と蒸らし時間も含めて丁寧に解説します。
蒸らし10分が条件です。蒸らしを短縮すると水分が均一にまわらず、底だけ固くなることがあります。忙しい朝でもタイマーをかけておけば手間なく管理できますよ。炊いている最中の香りの広がりは、日本米とはまったく別物の豊かさがあり、キッチンが一気に南国ムードになります。これは使えそうです。
参考:ふんわり香るジャスミンライスの炊き方(鍋)(デリッシュキッチン)
https://delishkitchen.tv/recipes/330976790421963193
基本の鍋炊きに慣れてきたら、ぜひ挑戦してほしいのが「湯取り法(ゆとりほう)」です。日本ではあまり馴染みのない炊き方ですが、タイでは家庭でも一般的な方法で、ジャスミンライスのパラパラ食感と香りを最大限に引き出すことができます。
湯取り法とは、お米を茹でてからザルにあけ、余分な水分を捨ててから再び蒸らして仕上げる方法です。ちょうどパスタを茹でるような感覚に近く、炊き加減を目で見ながら調整できるのが大きなメリットです。
手順は次のとおりです。
この方法で炊き上げると、米一粒一粒がしっかり立ち、パラパラでありながらパサつきが少ない、本場タイのような食感が再現できます。タイカレーやガパオライスを作るときにこの方法で炊くと、仕上がりのクオリティが格段に上がります。
慣れるまでは茹で加減のタイミングが難しく感じるかもしれません。最初は少量(1合程度)から試して、芯の残り具合を確認しながら感覚をつかんでいくのが近道です。厳しいところですね。
参考:鍋でも炊飯器でもOK。ジャスミンライスの炊き方はこれで完璧!(macaroni)
https://macaro-ni.jp/28526
ジャスミンライスは「タイカレーのときだけ」と思っていると、その活用範囲を大きく見逃しています。日常の食卓でも無理なく取り入れられる食べ方と、香りを損なわない保存のコツを合わせて知っておくと、毎日の料理の幅がグっと広がります。
まず、ジャスミンライスに合わせるおかずの選び方です。パラパラとした粒立ちと甘い香りを活かすなら、汁気のある料理や味の濃いおかずと合わせるのがポイントです。
次に、保存方法です。ジャスミンライスの生米は「香り」が命なので、保存方法を間違えると購入直後から香りがどんどん抜けていきます。
正しい保存方法は、密閉できる容器(ジップロックや密閉瓶など)に移し替え、直射日光の当たらない涼しい場所か、冷蔵庫の野菜室に入れることです。野菜室は温度が10℃前後に保たれており、米の保存に最も適した環境です。ただし、冷蔵庫内は他の食品のにおいが移りやすいため、必ず密閉状態を徹底してください。常温保存は約1ヶ月が目安、冷蔵保存では約6ヶ月間、品質を保つことができます。
なお、冷凍保存は生米には向きません。米粒の水分が凍ることでひび割れが生じ、炊き上がりの見た目と風味が落ちる原因になります。冷凍に注意が条件です。
炊いたジャスミンライスの余り分は、日本米と同様にラップで包んで冷凍保存が可能です。1食分ずつ小分けにして冷凍しておけば、忙しい平日のランチにレンジで温めるだけで、すぐにエスニックなごはんが楽しめます。
日本国内でジャスミンライスを購入できる場所は、カルディコーヒーファームや成城石井などの輸入食材店のほか、大型スーパーの米売り場、AmazonやYahoo!ショッピングなどの通販でも取り扱いがあります。特に人気の銘柄として「ゴールデンフェニックス」は品質が高く、5kg入りがカルディのオンラインストアでも購入できます。まずは少量パックから試してみると、無駄なく香りのよい状態で使い切れます。これは使えそうです。
参考:ジャスミン米とは?タイ米・日本米との違いや美味しい食べ方・炊き方(タイセレクト)
https://thaiselect.jp/trend/jasminerice/
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