カロリーを毎日手帳に書いても、3日で挫折してしまったことはありませんか。
「無料アプリって機能が少ないんでしょ?」と思っている方は多いですが、実はそうでもありません。
代表的なアプリの一つである「あすけん」は、無料版でも1日の食事記録・カロリー集計・栄養バランスのグラフ確認が可能で、国内ユーザー数が1,000万人を超えています。同じく人気の「カロミル」も、無料版で1日3食の記録と7日分の食事履歴を確認できます。有料版との主な違いは、詳細な栄養アドバイスのカスタマイズや広告の非表示、長期グラフの閲覧などです。
つまり、「まず続けてみる」段階では無料版で十分です。
有料版への切り替えは、3か月ほど無料で使い続けて習慣化してから検討するのが賢い順番です。月額課金は「あすけん」プレミアムで480円前後、「カロミル」プレミアムで500円前後となっており、コーヒー1杯分の金額で詳細な栄養管理が可能になります。焦って課金するより、まず無料で使い倒すのが基本です。
| アプリ名 | 無料版の主な機能 | 有料版の月額 |
|---|---|---|
| あすけん | 食事記録・カロリー集計・栄養グラフ | 約480円 |
| カロミル | 3食記録・7日履歴・体重管理 | 約500円 |
| MyFitnessPal | 900万食品データベース・バーコードスキャン | 約1,300円 |
| FatSecret | 食事・運動・体重の総合記録 | 無料のみ |
参考リンク:あすけん公式サービス概要(機能比較・料金プランを確認できます)
https://www.asken.jp/
「食べるたびにアプリを開いて入力するのが面倒」という声はとても多いです。これはアプリの選び方と使い方を少し工夫するだけで解消できます。
バーコードスキャン機能は、市販食品のパッケージ裏にあるバーコードをカメラで読み取るだけで、食品名・カロリー・糖質・タンパク質が自動入力される仕組みです。「あすけん」や「MyFitnessPal」はこの機能が充実しており、スーパーで購入したお惣菜やレトルト食品もほぼ一発で検索できます。これは使えそうです。
一方で、手作りの料理に対しては「レシピ登録機能」が便利です。例えば肉じゃがを一度レシピ登録しておけば、次回からはアプリ内で検索して「1人前」を選ぶだけで済みます。週に何度も作る定番料理を5品ほど登録しておくだけで、毎日の入力時間が大幅に短縮されます。登録作業は最初だけです。
音声入力については、iPhoneのSiriやAndroidの音声入力機能と連携できるアプリもあり、「昼食、ご飯1杯、味噌汁1杯、卵焼き2切れ」と話しかけるだけで食事記録が完成するケースもあります。両手が塞がっている料理中や育児中でも使いやすい方法です。
主婦にとって、自分のカロリー管理だけでなく家族全員の食事を把握したいというニーズはとても多いです。
「カロミル」には家族共有機能があり、無料版でも複数のプロフィールを登録して切り替えながら使うことが可能です。夫のお弁当分、子どものおやつ分と別々に記録できるので、家族全体の食生活を見渡しやすくなります。ただし同時ログインはできないため、スマートフォン1台で順番に切り替える形になります。これが条件です。
また、「FatSecret」はファミリーアカウントの概念は持っていませんが、食事日記をSNSのように家族で共有できる機能があります。夫が別のスマートフォンで同じアプリを使い、お互いの食事記録を確認し合うことで、家族ぐるみでの健康管理が実現します。
主婦が家族分のカロリーを管理しようとすると、どうしても自分の分の記録が後回しになりがちです。そのリスクを防ぐためには、夕食の片付け後10分だけをアプリ入力タイムと決めてしまうのが現実的です。習慣化が続けるコツです。
カロリーさえ減らせば痩せると信じて、1日1,200kcalを目標に数か月頑張ったのに体重が全く変わらなかった、という経験をしている方は少なくありません。
この原因の一つは、タンパク質不足による筋肉量の低下です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によれば、成人女性のタンパク質推奨量は1日50gですが、カロリー制限中の主婦は平均的にこれを10〜15g程度下回るケースが多いとされています。筋肉が落ちると基礎代謝が低下し、同じカロリーを食べても太りやすい体質になってしまいます。意外ですね。
「あすけん」や「カロミル」はカロリーだけでなく、タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素グラフを無料で表示できます。カロリーの数字だけ見るのではなく、このグラフを毎日確認することが重要です。タンパク質のバーが毎日不足しているなら、鶏むね肉・豆腐・卵・ギリシャヨーグルトなどを意識的にプラスするだけで状況が改善されます。
また、食物繊維と鉄分も主婦が不足しやすい栄養素です。アプリの「栄養素詳細」画面をタップすると、その日の不足栄養素がランキングで表示されます。カロリーだけが管理の目標になっていたとしたら、今日から栄養バランスも同時に見るよう切り替えてみましょう。栄養バランスが基本です。
参考リンク:日本人の食事摂取基準(2020年版)概要・タンパク質推奨量の根拠として参照できます
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
「3日坊主で終わった」という経験は、アプリの問題ではなく記録の仕組みの問題である場合がほとんどです。
実際に「あすけん」の調査では、同アプリを30日以上継続したユーザーの約68%が体重・体脂肪率のどちらかに変化が見られたという結果が報告されています。逆に言えば、続けさえすれば7割近くに効果が出るということです。続けることが条件です。
挫折を防ぐために効果的な方法として、「完璧に記録しようとしない」姿勢が重要です。例えば、外食した日は「外食・ランチ・800kcal(推定)」と大まかに入力するだけでも記録として成立します。1食記録できなかった日があっても、次の食事から再開するだけで十分です。
3か月継続できた主婦のケースでは、体重の変化よりも先に「お腹が空く前に食べていたことに気づいた」「間食の量が自然と減った」という行動変容が起きることが多いです。カロリーを「意識する」だけで、無意識の食べ過ぎが減るのです。これが大きなメリットです。
また、記録を続けていると外食時のカロリー感覚が磨かれてきます。例えばファミリーレストランのパスタ1皿が約800〜1,000kcalあることや、コンビニのおにぎり1個が約180〜200kcalであることが、アプリを使い続けるうちに自然と頭に入ります。アプリを卒業した後も太りにくい判断ができるようになるのは、大きな財産です。
参考リンク:カロミル公式サイト(アプリの機能詳細・継続サポートの仕組みを確認できます)
https://calomeal.com/