冷凍グラタンをそのまま温めて食べるだけだと、毎日の食事がマンネリになりがちです。
冷凍グラタンでドリアを作る基本は、「ケチャップライスの上に温めた冷凍グラタンをのせてチーズを追いがけし、焼く」という3ステップだけです。材料はお茶碗1杯分のご飯・冷凍グラタン1個・ケチャップ・とろけるチーズ(ピザ用チーズ)のみ。調理道具は耐熱容器とオーブンまたはトースターがあれば十分で、包丁もまな板も不要です。
調理時間の目安はおよそ10分以内に収まります。これはカップラーメンを待つ時間(3分)にトースターの焼き時間を足した程度なので、忙しい昼ごはんにも十分対応できます。つまり「時短ランチの定番」として十分成立するということですね。
手順をより具体的に整理すると、次のようになります。
このレシピのポイントは、冷凍グラタンをあらかじめ温めてからのせること。温めずにご飯と一緒に焼こうとすると、ご飯が乾燥する前にグラタンの中心が冷たいまま、という焼きムラが起きやすくなります。先に冷凍グラタンを温めておくのが基本です。
クックパッド:冷凍グラタンでボリューム満点ドリア(実際に多くの主婦が試したレシピ・具体的な材料と工程を確認できます)
冷凍グラタンをのせるご飯の種類によって、完成するドリアの風味はまったく違うものになります。これは使えそうです。
① ケチャップライス×冷凍グラタン(スタンダード型)
最もオーソドックスな組み合わせで、程よい酸味と甘みがグラタンのクリーミーなホワイトソースと相性抜群です。ご飯1膳に対してケチャップ大さじ2〜3を混ぜるだけなので、朝の残りご飯を使い回すのに最適です。冷ご飯1膳(約150g)にケチャップ大さじ2を混ぜ、レンジで1分温めれば下準備は完了します。コンソメ顆粒を少量(小さじ1/4)加えると、一気に洋食レストランの風味に近づきます。
② バターライス×冷凍グラタン(リッチ型)
温かいご飯にバター5〜8g(親指の第一関節ほどの量)をのせて混ぜるだけで、コクのあるバターライスが完成します。これを下地にすると、冷凍グラタンのクリームソースと合わさったとき、まるでレストランのランチのような濃厚な仕上がりになります。塩をひとつまみ加えるとバターの風味がより引き立ちます。
③ 白ご飯×冷凍グラタン(ヘルシー型)
「ご飯を炒めたり味をつけたりする手間すら省きたい」という日は、白ご飯のままでも問題ありません。このとき、冷凍グラタンのソースの塩分・うまみが白ご飯全体に染みるので、むしろグラタンの味そのものを引き立てたいときにはおすすめです。追いチーズをやや多めにするとまとまりが出ます。
どのパターンでも、最後の「追いチーズ」はシュレッドチーズかピザ用チーズを大さじ2〜3ほどかけると、見た目にも食欲をそそる仕上がりになります。チーズが条件です。
基本のレシピに慣れたら、具材を少し足すだけで毎日飽きないドリアが作れます。冷凍グラタンのホワイトソースはどんな食材とも相性がよく、プラス1品で大きくボリュームや栄養バランスを変えられます。これが発展編のメリットです。
冷凍ブロッコリーのトッピング
冷凍ブロッコリー(40g程度=小房4〜5個)をレンジで加熱し、ドリアのご飯の上に並べてからグラタンをのせると、彩りと栄養バランスが大幅にアップします。ブロッコリーにはビタミンCが豊富で、チーズのカルシウムとも相性のよい組み合わせです。
えびグラタン×ケチャップライスのシーフードドリア
市販の冷凍えびグラタン(明治「えびグラタン」や味の素「クリーミー エビのグラタン」など)を使うと、シーフードドリアが非常に手軽に仕上がります。えびのプリプリ感とクリーミーなホワイトソース、ケチャップライスの酸みが三位一体になった味は、外食に近い満足感があります。
粉チーズ+バジルで仕上げる本格風
焼き上がりに粉チーズを小さじ1ふりかけ、乾燥バジルをパラパラとのせるだけで、見た目と香りがカフェのランチプレートに近づきます。コストはほとんどかかりません。意外ですね。
カルボナーラ風ドリア(ちょい足しアレンジ)
マヨネーズ大さじ2・牛乳大さじ2・粉チーズ大さじ1・卵1個を混ぜたソース(もどきホワイトソース)をご飯の上にかけ、上から冷凍グラタンをのせて焼くと、カルボナーラ風ドリアになります。冷凍グラタンのホワイトソースと卵のコクが合わさり、ひと味違う濃厚感が生まれます。
Nadia:カルボナーラ風ドリアの混ぜるだけホワイトソースレシピ(具体的なソースの配合と手順を確認できます)
冷凍グラタンの温め方で仕上がりは大きく変わります。方法を間違えると、「外は焦げているのに中が冷たい」「ソースが水っぽくなる」といった失敗につながるので、正しい手順を覚えておくことが重要です。
レンジ単体で温める場合
500W〜600Wで商品パッケージの規定時間(多くは4〜5分)を守るのが基本です。加熱しすぎるとソースが分離したり、マカロニがパサパサになったりします。加熱後すぐにドリアにのせれば、トースターで焼いたときの加熱ムラが抑えられます。
レンジ+トースターの「二段階加熱」が最強
最もおすすめの方法は、まずレンジで中心が人肌程度に温まるまで加熱し、その後200℃のオーブントースターで3〜7分追加焼きする方法です。レンジ単体では得られない「こんがりした焼き色と香ばしさ」が加わり、仕上がりの差は歴然です。
| 方法 | 目安時間 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| レンジのみ | 4〜5分(500W) | 最速・洗い物ゼロ | 焼き色なし、ソースが水っぽくなることも |
| トースターのみ | 12〜15分(200℃) | 香ばしい焼き色がつく | 時間がかかり、焦げやすい |
| レンジ+トースター | 計7〜10分 | ムラなく温まり焼き色もつく | 手間がやや増える |
ドリアとして完成させる場合は、チーズをのせた後にトースターで焼くことになるので、冷凍グラタン自体はレンジで加熱するだけで十分です。これが原則です。
なお、紙製や樹脂製の容器のままトースターに入れるのは発火の危険があります。必ずアルミ容器か耐熱皿に移してから使用してください。
ニチレイフーズ公式:グラタンの冷凍・解凍テクニック(プロの料理研究家監修。温度・時間の目安が詳しく載っています)
ドリアは作り置きして冷凍保存することができます。まとめて作って冷凍しておけば、平日の朝に詰めてそのまま昼ごはんにもなります。冷凍保存のポイントを正しく押さえておくと、1食あたりのコストを100〜200円台に抑えることも十分可能です。
作り置きドリアの冷凍保存手順
1食あたりのコスト試算
市販の冷凍えびグラタン(1個あたり約100〜150円)+ご飯1膳(約20〜30円)+チーズ少量(約20円)+ケチャップ(約10円)=合計でおよそ150〜210円程度で1食が完成します。外食のランチが1,000円前後かかることを考えると、毎日続けた場合1か月で2万円以上の節約効果になります。
冷凍に不向きな具材に注意
ドリアに加える具材として、じゃがいもを使う場合は要注意です。じゃがいもは冷凍すると水分が抜けてボソボソした食感になります。使う場合はフォークで潰してマッシュ状にしてから混ぜ込むか、最初から省くのが安全です。また、ゆで卵も同様に冷凍すると白身がパサパサになるため、冷凍前提のドリアには入れない方が無難です。厳しいところですね。
ドリアのご飯部分については、冷凍して再加熱する場合でも炊きたて同様の食感に戻すことができます。こちらはケチャップライスでも白ご飯でも問題ありません。
冷凍ドリアの解凍は、冷凍用保存容器の蓋をずらして電子レンジ(500W)で約250gにつき7分加熱するだけで完了します。仕上げにトースターで2〜3分追加焼きすると、焼き立てに近い香ばしさが復活します。
![]()
ジャンボかに玉グラタン140g 大冷 グラタン・ドリア 洋風料理 【冷凍食品】【業務用食材】【10800円以上で送料無料】