甘酒は甘いから、飲むたびに砂糖をガブ飲みしているのと同じです。
「甘酒なのに砂糖を使っていない」と聞いて、不思議に思う人は多いでしょう。実は、その甘みのすべてはお米と米麹の発酵の力から生まれています。
こうじや里村の甘酒は、株式会社コーセーフーズ(岐阜県揖斐郡大野町)が製造する米麹甘酒です。同社は全国トップクラスの米麹専門メーカーとして知られており、米麹の選定から製法まで徹底的にこだわっています。
原材料はたったの2つ。国産米と米麹だけです。これだけです。
その2つの原材料を、15時間以上かけてじっくり熟成糖化させることで、米のデンプンが麹の酵素によってブドウ糖とアミノ酸に分解されます。このブドウ糖が甘みの正体であり、砂糖を一切加えなくても驚くほど甘く仕上がる理由です。一般的な甘酒の製造よりも手間と時間をかけていることが、味の違いに直結しています。
アルコール分もゼロです。甘酒には「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の2種類がありますが、こうじや里村の甘酒は後者の米麹甘酒。酒粕を使わないため、妊娠中・授乳中の方や小さなお子さんも安心して飲むことができます。
さらに2023年には、JFS(ジャパン・フード・セレクション)で甘酒史上初のグランプリを受賞。品質の高さが広く認められた一品です。つまり品質は折り紙付きです。
こうじや里村「お米と米麹でつくったあまざけ」公式ページ(製品詳細・特徴)
甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由は、点滴液の主成分であるブドウ糖が豊富に含まれているからです。こうじや里村の甘酒は市販の甘酒の中でもトップクラスのブドウ糖含有量を誇ります。これは使えそうです。
主な栄養素と期待できる効果は以下の通りです。
| 栄養素 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ブドウ糖 | 疲労回復・脳のパフォーマンス向上 |
| 必須アミノ酸(9種) | 美肌・免疫力サポート・筋肉維持 |
| ビタミンB1・B2・B6 | 代謝促進・疲労回復・ホルモンバランス |
| オリゴ糖 | 腸内善玉菌のエサになり腸活をサポート |
| 食物繊維 | 腸の動きを活発にして便秘解消 |
| ビオチン(ビタミンB7) | 皮膚・髪・爪の健康維持 |
注目すべきは必須アミノ酸の存在です。必須アミノ酸とは体内では合成できないため食事から摂る必要があるアミノ酸のことで、全9種類が含まれています。これはビューティケアの観点で非常に重要です。
月桂冠と神戸女学院大学の共同研究では、米麹甘酒を4週間継続的に飲むことで、首や腕のキメが整う効果が確認されています。また、100g摂取群よりも200g摂取群のほうが肌の水分量が高くなる傾向が見られました。数字で効果が示されているのは心強いですね。
さらに腸活の視点でも見逃せません。腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖が含まれており、善玉菌を増やして腸内環境を整える効果が期待できます。腸内環境が整うと、免疫力アップや肌荒れ改善にも間接的につながります。
月桂冠×神戸女学院大学 共同研究「甘酒による美肌効果を確認」(研究内容の詳細はこちら)
健康によさそうだからといって、甘酒を好きなだけ飲んでいると逆効果になることがあります。これは見落としがちな落とし穴です。
米麹甘酒は糖質が多いのが特徴です。100gあたりの糖質量は約18gで、同量の牛乳(約4.8g)やリンゴジュース(約11.4g)を大幅に上回ります。1杯(200ml)あたりのカロリーは約160〜160kcalほどで、ご飯小茶碗1杯分と同程度です。
つまり、毎日2〜3杯飲んでいると、気づかないうちにカロリーをかなりオーバーしている可能性があります。
1日の目安は100〜200mlが基本です。成人女性の間食の推奨カロリーは200kcal以内とされていますので、コップ1杯(200ml、約160kcal)はちょうどよいおやつ代わりになります。
飲むタイミングも大切です。朝に飲むとエネルギー源として効率よく吸収され、集中力のサポートに。美肌効果を期待するなら、肌の新陳代謝が活発になる夜・就寝前が効果的とされています。また、食前に少量飲むと食欲を抑えてくれる効果も期待できます。
血糖値が気になる方は特に注意が必要です。米麹甘酒に含まれるブドウ糖は吸収が速く、空腹時に一気飲みすると血糖値が急上昇する恐れがあります。食後や食間に少量ずつ飲むのが安心です。
川島屋「甘酒のデメリット|健康に悪い?妊婦・糖尿病でも飲めるのか解説」(デメリット・注意点の詳細)
そのまま飲むのはもちろんおいしいのですが、こうじや里村の甘酒はアレンジすることでさらに楽しみが広がります。豆乳や果物と合わせると、栄養効果も高まります。
| アレンジ名 | 作り方 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 🥛 豆乳甘酒 | 甘酒:豆乳=1:1〜2で混ぜる | 大豆イソフラボンがプラスされ、美容効果が高まる |
| 🍎 りんご甘酒 | 甘酒125ml+りんご+水125mlをミキサーへ | 食物繊維がさらにアップ。朝のスムージーに◎ |
| 🫚 生姜甘酒 | 甘酒を温めてすりおろし生姜を加える | 冷え性対策・体を温める効果が期待できる |
| 🍋 はちみつレモン甘酒 | 温めた甘酒125mlにはちみつ小さじ1+レモン汁を加える | ビタミンCでさらに美肌効果アップ |
| 🍅 冷やしトマト甘酒 | トマト半分+冷やした甘酒125mlをミキサーへ | リコピンとのコンビで抗酸化効果が高まる |
特に豆乳割りはこうじや里村の公式サイトでもイチオシのアレンジです。甘酒の自然な甘みと豆乳のまろやかさが非常によくなじみ、ラテのような感覚で楽しめます。豆乳に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、美肌・更年期対策にもよいとされています。
生姜甘酒も冬だけでなく、冷房による冷えが気になる夏にも活躍します。甘酒を電子レンジで温め、チューブの生姜を小さじ半分程度加えるだけで完成です。手軽さが一番です。
なお、甘酒をアレンジすると1杯あたりのカロリーが増えることがあります。豆乳や果物のカロリーも意識しながら、1日の総量が200ml換算でおさまるよう調整するとよいでしょう。
こうじや里村公式レシピページ(豆乳・果物など詳細な飲み方アレンジ集)
甘酒は飲み物として使うだけでは、実はもったいないです。砂糖の代わりに料理に使うと、味に深みとコクが生まれ、栄養価もアップするというメリットがあります。
砂糖と甘酒のカロリーを比べると、砂糖大さじ1杯が約35kcalなのに対して、甘酒大さじ1杯は約12kcal程度です。同じ甘みを出そうとすると使う量が増えるケースもありますが、料理に使う範囲では大幅なカロリーカットも期待できます。
置き換えの目安は「砂糖大さじ1に対して甘酒大さじ2〜3」が基本です。
特に煮物やたれに使うと、甘酒に含まれるアミノ酸がうまみ成分として働き、砂糖だけでは出せない奥行きのある味になります。これが料理上手に見える秘訣です。
こうじや里村の甘酒は粒感がなくサラリとした質感のため、料理への溶け込みがよく、使いやすいのも特徴です。ドロドロした甘酒だと料理に混ぜにくいことがありますが、その心配がほぼありません。
また、甘酒はお肉の漬け込み調味料としても優秀です。麹の酵素がたんぱく質を分解してお肉を柔らかくしてくれるため、安いお肉でも驚くほど柔らかく仕上がります。鶏むね肉を甘酒に30分〜1時間漬けてから焼くだけで、パサつきが大幅に減ります。
こうじや里村公式トピックス「甘酒を使ったかぼちゃスイーツレシピ」(砂糖代わりのアレンジ実例)