市販のレモンかき氷シロップを「レモン味」だと思って選んでいたら、実はどの味も同じ原液でした。
レモン味のかき氷シロップを選んでいるとき、「どうせ同じ甘さだし」と思ったことはないでしょうか。実は、それは半分当たっていて半分外れています。
一般的な市販かき氷シロップは、ベースとなる原料が「果糖ブドウ糖液糖」という甘い液体で、レモン・いちご・メロン・ブルーハワイすべて共通しています。違いをつけているのは、香料と着色料だけというのが事実です。つまり、目を閉じて鼻をつまんで食べると、どの色も同じ味に感じるのです。これは「クロスモダリティ効果」と呼ばれる現象で、視覚と嗅覚が連動して味覚を左右しているためです。
これは嘘のような話ですね。でも、だからこそ手作りシロップには大きな意味があります。
市販シロップには「香料・保存料(安息香酸Na)・着色料(黄4号)・甘味料(サッカリンナトリウム)」などの添加物が複数含まれていることが多く、小さなお子さんを持つ主婦の方が気になるポイントでもあります。一方、本物のレモン果汁と氷砂糖だけで作る手作りシロップは、フレッシュな酸味と本物のレモンの香りが楽しめるうえ、添加物ゼロで仕上げられます。これは使えそうです。
ちなみに、レモン・いちご・メロンなど色とりどりのシロップが実は同じ味という検証記事は、食品専門サイトでも多数紹介されています。
かき氷シロップは全部同じ味って本当?比較検証してみた! – macaroni(内容:市販シロップの原材料比較と、手作りシロップへの切り替えメリットを詳しく解説)
手作りレモンシロップは、材料が2つだけで作れるのが最大の魅力です。用意するのは無農薬レモン3個(約400g)と氷砂糖400gだけ。レモンと氷砂糖の比率は1:1が基本です。
作り方の手順はとてもシンプルです。
氷砂糖を使う理由があります。氷砂糖はゆっくりと溶けることでレモンの風味をしっかり引き出すことができ、上白糖より透明度の高いきれいなシロップに仕上がるのです。
また、かき氷をよりふわふわに仕上げたい場合は、水200mlに砂糖大さじ2を溶かした砂糖水を凍らせて氷を作ると効果的です。砂糖が氷の分子のすき間に入ることで、削ったときに空気を含んだふわふわの食感になります。冷凍庫から出したばかりの氷は温度が約−18℃と低すぎるため、削る前に5〜10分ほど室温に置いて−5℃程度まで温度を上げるのもコツです。ふわふわが基本です。
手作りシロップは保存瓶で冷蔵保存すれば約1ヶ月持ちますが、発酵を防ぐため涼しい場所での保存が必要です。
ドリンクにもかき氷にも!材料2つで手作りレモンシロップ – DELISH KITCHEN(内容:無農薬レモンと氷砂糖を使ったレモンシロップの詳しい作り方と保存方法)
市販のレモンかき氷アイスといえば、フタバ食品の「サクレ レモン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。1983年(昭和58年)の発売から40年以上愛され続けるロングセラー商品で、かき氷系アイスの人気ランキングでは「ガリガリ君」を抑えて1位に輝くこともある定番商品です(投票調査より)。
サクレに乗っているスライスレモンについて、意外と知られていないことがあります。「皮が苦そうだから」と捨ててしまっている方も多いですが、実はあのスライスレモンは工場内で洗浄・殺菌されており、皮まで食べられます。生のレモンをスライスしたあと、かき氷のシロップが少し染み込むことで、甘酸っぱい独特の風味に仕上がっています。捨てるのは損ですね。
サクレのおすすめアレンジ方法をいくつか紹介します。
特にレモンティーフロートは、紅茶パックとサクレさえあればすぐに作れるので、忙しい主婦の方にとってコスパの高いアレンジです。
禁断の味「サクレレモンの最強アレンジ術」練乳がけ、紅茶と混ぜる – kufura(内容:サクレを使った練乳・紅茶など家庭で試せる簡単アレンジレシピを多数紹介)
「かき氷はカロリーが低いから安心」と思っていた方に、少し気をつけてほしいことがあります。
かき氷の氷部分は水を凍らせたものなのでカロリーも糖質もゼロです。シロップをかけたかき氷1杯(グラス1杯・約230g)のカロリーは約39kcal、糖質は約10g程度で、アイスクリーム1カップ(約321kcal)と比べると圧倒的に低カロリーです(管理栄養士監修・シンクヘルス調べ)。
ただし、トッピング次第でカロリーは大きく変わります。加糖練乳は大さじ1杯で63kcal・糖質11.3gもあるため、かけすぎると一気にカロリーが高くなります。これが落とし穴です。
太りにくくするための工夫をまとめると以下の通りです。
また、レモンに含まれるクエン酸とビタミンCには嬉しい効果があります。京都府立医科大学の研究によると、食前にレモン果汁入りの水(常温)を飲むことで食後の血糖値上昇を抑える効果が確認されています。つまり、レモンシロップを使ったかき氷は、糖質の吸収を穏やかにする効果まで期待できるということですね。
カロリーを抑えたい場合は、ラカントSシロップを使って手作りシロップを作るのが最もコントロールしやすい方法です。
かき氷のカロリーと糖質量はトッピング次第〜太りづらい食べ方を管理栄養士が解説〜 – シンクヘルス(内容:かき氷本体・シロップ・練乳などのカロリー・糖質の詳細数値と、ダイエット中の食べ方アドバイス)
レモンかき氷をさらに美味しくする方法として、意外と知られていないのが「レモン+ジンジャー」の組み合わせです。S&Bのおろし生姜をシロップに少量加えると、夏の暑さに疲れた体に染みるキレのある風味が出ます。生姜には体の内側から発汗を促す効果があるため、暑い日にかき氷で体を冷やしながら同時に発汗を助けるという、一見矛盾しているようで理にかなった組み合わせです。
また、かき氷シロップが余ったときの活用法として、アイスキャンデーを作るのもおすすめです。牛乳と練乳を混ぜてよく溶かし、レモンシロップを加えてアイスキャンデー型に流し込み冷凍するだけ。子どもに大人気のひんやりおやつが、市販品より安く・添加物なしで作れます。
はちみつとレモンの組み合わせも外せません。はちみつレモンシロップはかき氷に使うとまろやかな甘みと酸味のバランスが抜群です。はちみつには喉を保護する効果や抗菌作用もあり、夏の疲労回復にも役立ちます。ただし1歳未満のお子さんにははちみつを与えないよう注意が必要です。これは必須の知識です。
さらに独自の視点として、冷凍レモン氷を活用する方法があります。ポッカサッポロの「ポッカレモン100」を製氷皿に入れて冷凍すると、レモン氷が完成します。これをかき氷機にかければ、100%果汁のかき氷アイスが作れます。市販シロップ不要で、レモンの酸味が直接楽しめるうえ、糖質もゼロに近い仕上がりになります。
余ったかき氷シロップでアイスキャンデーを作る方法は、楽天レシピでもつくれぽが多数ついている人気レシピです。
余ったかき氷レモンでアイスキャンデー レシピ・作り方 – 楽天レシピ(内容:牛乳・練乳・レモンシロップを使ったアイスキャンデーの具体的な作り方を掲載)