豆腐を水切りせずに使うと、肉だねが50%以上の確率で剥がれ落ちます。
「椎茸の肉詰めをヘルシーにしたいけど、鶏ひき肉だけでは物足りないかな……」と感じている方は多いかもしれません。そこで注目したいのが、豆腐をプラスする方法です。
鶏ひき肉(100g)のカロリーは約171〜186kcalで、豚ひき肉の約209〜236kcalと比べると、同じ量でも約50〜65kcal低くなります。さらに豆腐(木綿・100g)は約72kcalと非常に低カロリー。ひき肉の一部を豆腐に置き換えることで、1食あたりのカロリーを大幅に抑えながらボリューム感はキープできます。
カロリーが下がるだけではありません。豆腐には植物性たんぱく質・カルシウム・イソフラボンが豊富に含まれており、鶏ひき肉の動物性たんぱく質との相乗効果で、栄養バランスが整いやすくなります。つまり「おいしく食べながら栄養も補える」のが最大のメリットです。
豆腐を加えると肉だねがふんわり柔らかく仕上がるのも嬉しいポイントです。鶏ひき肉だけでは焼いたときにパサつきが出やすいのですが、豆腐が水分を保持してくれるため、ジューシーで口当たりのよい食感になります。これは使えそうです。
| 食材(100gあたり) | カロリー | たんぱく質 |
|---|---|---|
| 豚ひき肉 | 約209〜236 kcal | 約17〜18 g |
| 鶏ひき肉 | 約171〜186 kcal | 約17〜20 g |
| 木綿豆腐 | 約72 kcal | 約6.6 g |
ダイエット中でも罪悪感なく食べられるのが、鶏ひき肉+豆腐の組み合わせの強みです。
参考:ひき肉の種類別カロリー・栄養素の詳細はこちら
豆腐を使う料理でもっとも大事な工程が「水切り」です。豆腐の約90%は水分でできているため、水切りが不十分なままひき肉に混ぜると、肉だねがまとまらず焼いたときにしいたけからボロっと剥がれ落ちてしまいます。
水切りの方法は大きく3つあります。
肉詰め用には「木綿豆腐」がおすすめです。木綿豆腐は絹ごし豆腐に比べてもともと水分が少なく、加熱しても形が崩れにくいのが特徴。絹ごし豆腐は滑らかな食感が魅力ですが、水分が多くて肉だねがまとまりにくいため、より念入りな水切りが必要になります。水切りが基本です。
水切りした豆腐をひき肉と混ぜるとき、手で潰しながらまんべんなく混ぜ込むのがコツ。豆腐の塊が残ると焼いたときに崩れやすくなるので、なめらかなペースト状になるまでしっかり混ぜましょう。
参考:豆腐の水切り方法の詳細比較はこちら
豆腐の水切り方法6選を比較!簡単で時短な水切り(キッコーマン)
「せっかく作ったのに、焼いたら肉だねが剥がれてしまった……」という経験はありませんか?これはちょっとしたコツを知っているかどうかで大きく変わります。
まず最初にやっておきたいのが、しいたけの傘の内側(くぼんでいる部分)に片栗粉を薄くふる作業です。片栗粉が接着剤のような役割を果たし、肉だねがしいたけにしっかりとくっつきます。茶こしを使ってまんべんなくふるとムラになりにくく、仕上がりがきれいです。片栗粉は必須です。
肉だねを作るときには、マヨネーズを大さじ1加えると劇的に変わります。マヨネーズの油分がひき肉のたんぱく質をコーティングし、焼いたときのパサつきを防ぎます。加えて、片栗粉も肉だねに混ぜ込むと弾力とまとまりが出て剥がれにくくなります。
詰めるときは「空気を抜きながらこんもり盛り上がるように」がポイントです。空気が入ったままだと焼いたときに内部で膨張して割れの原因になります。はがきの横幅(約10cm)ほどの傘であれば、大さじ1強の肉だねが目安量です。
焼き方も重要です。肉だね面を下にしてフライパンに並べ、蓋をして中火で3分焼いたら裏返し、さらに3分。最後に水を少量(20ml程度)加えて蒸し焼きにすることで、中まで確実に火が通ります。意外ですね。
参考:肉が剥がれないコツの詳細はこちら
【お肉が剥がれないコツ】しいたけの肉詰めの作り方(アメブロ)
では実際の作り方を見ていきましょう。材料はシンプルで、特別なものは何もいりません。
材料(2〜3人分・しいたけ10個分)
タレの材料(甘辛あんかけ仕立て)
作り方の手順
1. 木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで重しをのせ、30分以上水切りする。
2. しいたけは軸を切り落とし、軸の石づきを除いた柔らかい部分はみじん切りにする(旨みアップのため捨てない)。
3. ボウルに水切りした豆腐、鶏ひき肉、みじん切りにした軸、長ねぎ、マヨネーズ、片栗粉大さじ1、おろし生姜、醤油、みりん、塩を加えて粘りが出るまでよく混ぜる。
4. しいたけの傘の内側に片栗粉を茶こしで薄くふる。
5. 肉だねを10等分にして、空気を抜きながらこんもりとしいたけに詰める。
6. フライパンにサラダ油を薄くひき、肉だね面を下にして並べる。蓋をして中火で3分焼いたら裏返し、さらに3分。水20mlを加えて3分蒸し焼きにする。
7. 一度火を止め、タレの材料(水溶き片栗粉以外)を加えて弱火で30秒煮立てる。水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。
工程は6〜7ステップですが、1つひとつはシンプルです。慣れると20分以内に作れます。
参考:Nadiaの詳細レシピはこちら
【しいたけの肉詰め】豆腐が入ってヘルシー!(レシピサイトNadia)
しいたけを肉詰めに使うとき、軸を捨てていませんか?実はこれ、大きな損失です。
しいたけの軸には傘と同様にグアニル酸(三大うま味成分のひとつ)が含まれており、みじん切りにして肉だねに混ぜることで風味が格段にアップします。また、食感のアクセントにもなるため、豆腐で柔らかくなりがちな肉だねにちょうどよい歯応えをプラスしてくれます。軸の活用が原則です。
しいたけにはエリタデニンというしいたけ特有の成分も含まれています。エリタデニンは血中コレステロールの上昇を抑え、血流をスムーズにする働きがあると研究で示されており、高血圧や動脈硬化の予防に役立つ可能性があります。さらにβ-グルカンという食物繊維が免疫細胞の働きを活発にすることでも注目されています。
しいたけを冷凍してから使うという方法も知っておくと便利です。冷凍することでしいたけの細胞が壊れ、旨みを作り出す酵素が活性化するため、生のまま使うよりも旨みが増します。買ってきたしいたけをまとめて冷凍しておけば、使いたいときにすぐ使えて便利です。これは使えそうです。
参考:しいたけの栄養と効能について
食卓から人の健康を支え続ける「きのこの力」(ホクト)
基本の甘辛あんかけ以外にも、タレのアレンジで料理の幅がぐっと広がります。しいたけの肉詰めはタレとの相性が抜群で、いろんな味わいを楽しめるのも魅力のひとつです。
人気のタレバリエーション3選
お弁当への活用もおすすめです。しいたけの肉詰めは冷めても美味しさが保てるので、作り置きやお弁当のおかずとして非常に優秀です。特にタレをしっかり絡めたものは時間が経っても味がなじんでいっそう美味しくなります。
保存のポイント
焼き上がりを粗熱が取れたら密閉容器に入れ、冷蔵庫で2〜3日保存できます。電子レンジで温め直す際は、ふんわりラップをして600Wで1分〜1分30秒が目安です。冷凍する場合は焼く前の詰めた状態で冷凍すると、解凍後の食感が損なわれにくいです。保存の方法だけ覚えておけばOKです。
週末にまとめて作り置きしておけば、平日の忙しい夜も電子レンジで温めるだけですぐに1品追加できます。鶏ひき肉と豆腐を使った肉詰めはカロリーも控えめなので、ダイエット中の作り置きおかずとしても大活躍します。
参考:しいたけの肉詰めおろしポン酢だれレシピの詳細
しいたけの肉詰めおろしポン酢だれ(macaroni)
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