豆乳を毎日飲んでいる主婦の半数は、イソフラボンの効果をほぼ受け取れていません。
2026年3月25日(水)から全国で放映が始まったキッコーマン豆乳の新CM「実は意外と豆乳も」篇。この新CMに初出演したのが、俳優の北川景子さん(39歳)です。北川さんは1986年8月22日生まれ、兵庫県出身。2003年に雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルとして芸能界入りし、同年ドラマ『美少女戦士セーラームーン』で俳優デビューを果たしました。
映画『探偵はBARにいる3』では第41回日本アカデミー賞助演女優賞、2025年公開の映画『ナイトフラワー』では第49回日本アカデミー賞主演女優賞を受賞するなど、演技力でも高い評価を受けています。現在はNHK連続テレビ小説『ばけばけ』にも出演中です。
今回のCM起用が発表された2026年3月23日のイベントに登壇した北川さんは、キッコーマン豆乳のCMに「初出演」であることに触れながら、実は17歳でモデルデビューした頃から豆乳を愛飲していることを明かしました。つまり、20年以上のリアルな豆乳ユーザーでもあるわけです。
北川さんが豆乳を飲み始めたきっかけは、モデル時代の先輩の姿でした。「モデルを始めた時にすごくきれいな先輩が飲んでいて、美容と健康のために飲んでいると聞いて、きれいな人は豆乳を飲んでいると思って始めました」と語っています。憧れの先輩の習慣を真似たことが、20年以上続く習慣につながったというのは、多くの主婦にとっても共感できる話ではないでしょうか。
キッコーマン豆乳の歴代CM出演者を振り返ると、2022年から2023年は水野美紀さんと桜田ひよりさんが出演。2024年からは林遣都さんとAマッソ加納さんという男性俳優・お笑いコンビがCMの顔を務めていました。2026年から北川景子さんが新たな顔として起用されたことで、女性・美容・健康というテーマがより強く打ち出されています。
CMのコンセプトは「朝の満たんぱく」。これまでのキッコーマン豆乳CMが掲げてきたテーマが引き継がれながら、北川さんの自然体でやわらかな笑顔とともに豆乳の魅力が表現されています。
以下のリンクでは、北川景子さんのキッコーマン豆乳CM発表会の詳細が確認できます。
キッコーマン豆乳 2026年度事業戦略&新TVCM発表会 公式プレスリリース(PR TIMES)
今回の新CM「実は意外と豆乳も」篇のメッセージは、「豆乳でたんぱく質がとれる」という、意外と知られていない事実の発信です。卵・ヨーグルト・納豆と並べながら、豆乳にも同程度のたんぱく質が含まれていることをアピールしています。
では、実際の数値はどうなのでしょうか? 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年のデータをもとにした比較が参考になります。
| 食品 | 1食あたりの量 | たんぱく質量 |
|---|---|---|
| 豆乳(無調整) | 200ml | 約6.4〜7.2g |
| 卵 | 1個(約50g) | 約6.1g |
| ヨーグルト(普通) | 100g | 約3.6〜4.0g |
| 納豆 | 1パック(約50g) | 約8.3g |
豆乳1本(200ml)のたんぱく質は約6〜7g。これは卵1個とほぼ同じです。つまり、コップ1杯の豆乳を朝に飲むだけで、卵1個分のたんぱく質を手軽に摂れる計算になります。意外な事実ですね。
特に主婦にとって嬉しいのは、豆乳のたんぱく質が「植物性」であること。植物性たんぱく質は、動物性と比べてカロリーが低く、脂質も少ない傾向があります。また、豆乳には食物繊維やオリゴ糖も含まれており、腸内環境の改善にも貢献します。
北川景子さんは発表会で「朝、プロテインと豆乳を混ぜて飲むのが習慣になっています」と語りました。これはトレーナーから勧められたというもので、ここ4〜5年の日課だといいます。植物性たんぱく質の豆乳にプロテインを組み合わせることで、たんぱく質の摂取量をさらに底上げする飲み方として、近年注目されているやり方です。
豆乳1本で約7g、プロテイン1杯で約15〜20gのたんぱく質が摂れるとすると、合計で約22〜27gを朝一杯で確保できます。成人女性の1日のたんぱく質推奨量は体重×0.8g程度(例えば体重55kgなら約44g)とされており、朝だけでその半分以上をカバーできる計算です。これは使えそうです。
北川さんはプロテインを飲む習慣のない方向けには「朝の目覚めのラテをソイラテにしてみたり」という提案もしており、手軽に取り入れられるアレンジ法も紹介しています。豆乳を料理に使う場合には「豆乳スープや豆乳鍋が好きで、子どもたちも美味しいと言ってくれます。プリンやパウンドケーキなどのスイーツにも使っています」とのことで、飲む以外の活用法も豊富です。
キッコーマン豆乳は、現在30種類以上ものラインナップを展開しています。これだけ多いと、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。大きく分けると以下の3タイプがあります。
たんぱく質量を重視するなら無調整豆乳が原則です。健康目的なら無調整か調製豆乳、子どもへの豆乳デビューや飲みやすさ優先なら豆乳飲料を選ぶといいでしょう。北川景子さんがプロテインと混ぜて飲む際にも、たんぱく質量が最も多い無調整豆乳を使うのがおすすめです。
また、糖質が気になる方にはキッコーマンの「低糖質調製豆乳」という選択肢もあります。一方、子どもには「いちご味」「バナナ味」などのフレーバーシリーズが特に人気で、北川さんも「子どもたちにはいちご味やバナナ味の豆乳を朝ごはんの1つとして出したりしてもいいなと思います」と話しています。
容量は200mlの紙パックタイプと1000mlのパックタイプがあります。毎朝飲むなら1000mlタイプのほうがコストパフォーマンスは高いですが、持ち運びや飲み切りやすさを重視するなら200mlが便利です。キッコーマンの200ml豆乳は1ケース18本入りで販売されており、まとめ買いで割安になります。
豆乳を料理に使いたい場合は、味への影響が少ない無調整豆乳が使いやすく、鍋やスープ、グラタンなどにも活用しやすいです。キッコーマン豆乳公式サイトにはレシピも多数掲載されているため、豆乳料理を試してみたい方は参考にしてみましょう。
豆乳を飲む健康効果として多くの主婦が期待しているのが「イソフラボン」の働きです。大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造を持ち、更年期障害の緩和・骨粗しょう症予防・肌の弾力維持などの効果が期待されています。ただし、ここに大きな落とし穴があります。
大豆イソフラボンの中でも特に強い効果を持つのが「エクオール」という物質ですが、このエクオールは「腸内細菌が大豆イソフラボンを変換することで生まれる」ものです。つまり、豆乳を飲んだだけで自動的に効果が出るわけではないのです。
研究によると、日本人女性のエクオール産生率は約50%。同じ量の豆乳を飲んでも、半数の女性はエクオールを体内で作ることができず、イソフラボンの恩恵を十分に受けられていません。さらに若い世代に限ると、産生率は約20%まで下がるという報告もあります。つまり若い女性の5人に4人は、豆乳を飲んでもイソフラボンの効果をほとんど感じられていない可能性があるということです。意外ですね。
エクオールが作れない原因として挙げられているのが、食の欧米化による腸内環境の変化です。腸内細菌の種類が減ることで、エクオールを作り出せる菌も減少しているといわれています。
では、エクオールを作れるか調べる方法はあるのでしょうか。市販の「ソイチェック」という検査キットを使えば、尿検査で自分がエクオール産生者かどうかを自宅で確認することができます。エクオールを作れないとわかった場合には、エクオールを直接補えるサプリメント(大塚製薬の「エクエル」など)を活用するという選択肢もあります。
ただし、豆乳を飲むことはイソフラボン以外にも、たんぱく質・食物繊維・鉄分・ビタミンB群などさまざまな栄養素の補給につながります。エクオール産生の有無にかかわらず、豆乳を朝食に取り入れる習慣は健康面で多くのメリットがあります。腸内環境を整えることがエクオール産生の近道でもあるため、発酵食品や食物繊維も合わせて意識的に摂ることが大切です。
大豆イソフラボンを取っても効果がある女性は50%だけという新事実(オレンジページ)
北川景子さんが実践している豆乳習慣は、「ただ豆乳を飲む」だけではありません。主婦が日常生活で取り入れやすい具体的なアレンジ法が複数あるため、参考にしてみましょう。
まず北川さんが最もおすすめするのが「プロテイン+豆乳」の組み合わせです。コップ1杯の無調整豆乳(200ml)にプロテインパウダーを溶かすだけで、1杯で20g以上のたんぱく質が摂れます。プロテインパウダーは現在、ドラッグストアやスーパーでも購入できる商品が増えており、価格も1食あたり50〜100円程度のものが多く、コスパも良好です。これは使えそうです。
プロテインを飲む習慣がない方には、「朝の目覚めのカフェラテをソイラテに置き換える」という方法もあります。普段コーヒーを飲む際に牛乳の代わりに豆乳を使うだけで、植物性たんぱく質と大豆イソフラボンを自然に摂取できます。カロリーは牛乳ラテより低く、豆乳独特のまろやかさで美味しく仕上がります。
料理への活用としては、「豆乳スープ」「豆乳鍋」「豆乳プリン」「豆乳パウンドケーキ」が北川さんの定番です。豆乳スープは市販のスープの素を豆乳で溶かすだけで作れるため、朝の忙しい時間でも5分以内で準備できます。豆乳鍋は白菜・豆腐・きのこなどと豆乳ベースのだしで煮るだけで、家族全員が食べやすい一品になります。
子どもがいる家庭では、フレーバー豆乳を朝ごはんの飲み物として出すという方法が手軽です。キッコーマンのいちご・バナナ・コーヒー牛乳風など甘いフレーバーシリーズは子どもに人気が高く、牛乳が苦手な子でも飲めることが多いです。コップ1杯の置き換えでも、たんぱく質・カルシウム・イソフラボンを補えます。
豆乳習慣を長続きさせるコツは、北川さんのように「毎朝のルーティンにセットで組み込む」ことです。歯磨きの前にコップ1杯、コーヒーを入れるついでにソイラテにする、といった形で他の習慣と組み合わせると続けやすくなります。20年以上続く北川さんの習慣は、こうした無意識のルーティン化が支えているのかもしれません。
最後に、豆乳の飲みすぎには注意が必要なことも覚えておきましょう。大豆イソフラボンの上限摂取量は1日あたり70〜75mg(食品安定供給・安全確保のためのガイドライン)とされており、コップ2杯以上の豆乳を毎日飲み続けるとオーバーする可能性があります。1日コップ1〜2杯を目安にするのが基本です。
大豆イソフラボンの嬉しい効果を徹底解説(日本豆乳協会・豆乳生活)