マッサマンカレーを「普通のタイカレー」として作ると、家族に不満顔をされ、食費だけが余分にかかります。
マッサマンカレーは、タイ南部で生まれたカレー料理です。一般的にタイカレーと聞くと、グリーンカレーやレッドカレーのような辛くてサラサラとしたスープ状のものをイメージされる方が多いでしょう。しかしマッサマンカレーは、その常識を大きく覆します。
ここが大事なポイントです。マッサマンカレーは「タイカレーの中で最もマイルドなカレー」と言われており、ココナッツミルクをたっぷり使うことで、子どもや辛いものが苦手な方でも食べやすいまろやかな風味に仕上がります。カルダモン、シナモン、クローブといったスパイスを使うため、どちらかといえばインドカレーやペルシャ料理に近いフレーバーが特徴です。
その名前の由来には諸説ありますが、「ムスリム(イスラム)カレー」が語源という説が有力で、マレーシアやインドネシアのイスラム系商人がタイに持ち込んだ料理がルーツと考えられています。そのためポークではなく、牛肉や鶏肉、じゃがいも、ピーナッツが主な具材として使われるのが伝統的なスタイルです。
つまり「タイカレー=辛い」は思い込みです。
2011年には世界的グルメサイト「CNN Travel」が発表した「世界で最も美味しい料理50選」でなんと第1位に輝いたこともあり、日本国内でも「マッサマンカレーとは何か」を検索する方が急増しました。これは意外ですね。
料理の特性上、煮込み時間が長くなるほど肉が柔らかくなり、スパイスとの一体感も高まります。じっくり煮込む時間が取れる週末の料理としても最適で、作り置きにも向いています。
Snow Manのメンバーである向井康二さんは、食への強いこだわりで知られています。向井さんはバラエティ番組やSNS、雑誌インタビューなどの場で繰り返し「マッサマンカレーが好き」と公言しており、その発言がファンの間で大きな話題になりました。
これは使えそうです。
特に注目を集めたのは、向井康二さんがタイ料理店でマッサマンカレーを食べた経験を語ったエピソードで、「辛くないのに奥深くて、一度食べたらやみつきになる」という言葉が多くのファンや主婦層の心をつかみました。この発言をきっかけに、「向井康二 マッサマンカレー」という検索キーワードが急増し、タイ料理専門店の予約が増加したとも報告されています。
向井康二さんは大阪出身で、食に関する感受性が豊かなことでも知られています。スパイスカレー文化が根付いた関西圏で育った背景が、マッサマンカレーのスパイシーながらも優しい風味への親しみにつながっているのかもしれません。
向井さんの発言が持つ影響力は大きく、彼が「好き」と言った食べ物はSNS上で「向井康二グルメ」として拡散され、実際にその料理を自宅で再現しようとする主婦が増えるという現象が起きています。マッサマンカレーもその一つで、Twitterや Instagram上では「向井くんと同じもの食べた」「家で作ってみた」という投稿が続出しました。
ファンが料理に挑戦するきっかけになる点は、いいことですね。
この流れは、芸能人発信のグルメトレンドとして一時的なブームにとどまらず、マッサマンカレーそのものの認知度向上という形で食文化に定着しつつあります。タイ料理の裾野が広がることで、家庭料理のレパートリーが増える主婦にとってもプラスの影響をもたらしています。
マッサマンカレーを家庭で作る際、材料選びが仕上がりを大きく左右します。基本の材料は以下のとおりです。
特に重要なのがスパイスの構成です。マッサマンカレーに使われる主なスパイスは次のとおり。
これらのスパイスは健康効果も注目されており、スパイスカレーブームとともに「体に優しいカレー」として再評価されています。スパイスが原則です。
市販のマッサマンカレーペーストを使えば、これらのスパイスを個別に揃える必要がなく、手軽に本格的な風味を再現できます。初めて作る方はペーストから始め、慣れてきたら個別のスパイスを足してアレンジするのが現実的な進め方です。
スパイスを個別に揃える場合、合計コストが1,500〜2,000円程度かかることもありますが、1回分の使用量は少量なので、一度買えば10回以上使えることが多いです。長い目で見ればコストパフォーマンスは良好です。
マッサマンカレーを家庭で作るとき、最もよくある失敗が「ペーストを油で炒めずに液体と一緒に入れてしまう」ことです。これをやると香りが立たず、味がぼんやりしたカレーになってしまいます。結論はペーストを油で炒めることが先決です。
基本的な手順を整理すると、以下のとおりです。
煮込み時間が長いほど肉が柔らかくなるため、圧力鍋を使うと時短になります。圧力鍋なら通常40分の煮込みが10〜15分に短縮でき、牛すね肉でもトロトロの食感に仕上がります。これは使えそうです。
タイ料理全般に言えることですが、ナンプラーの塩気と砂糖の甘みのバランスが味の決め手です。「なんか物足りない」と感じたらナンプラーを少し足す、甘みが足りなければパームシュガー(ない場合は黒砂糖でも代用可)を追加するというシンプルな調整で、プロに近い味に近づけます。
タイ産のパームシュガーはAmazonや業務スーパーで手に入り、価格は200〜400円程度と手頃です。一度使うとコクが全然違うと感じる方が多く、リピート率の高い調味料の一つです。
マッサマンカレーは「作り置きに強いカレー」としても優秀です。冷蔵で3日、冷凍で1ヶ月ほど保存できるため、週末にまとめて作り、平日の献立に回す時短作戦との相性が抜群です。
作り置き活用が基本です。
具材のアレンジも自由が利きます。たとえば以下のようなバリエーションが人気です。
一方で、コスパ面を考えると、牛すね肉は100gあたり100〜150円程度で買えることが多く、じゃがいも・玉ねぎは家計の定番安定野菜です。4人前で材料費を計算すると、だいたい700〜1,000円の範囲で作れることが多く、外食でタイ料理を頼んだ場合の1人前1,200〜1,500円と比較すると、家族4人なら4,800〜6,000円かかるところを大幅に節約できます。
数字にすると差は大きいですね。
また、「マッサマンカレーをもっと本格的に作りたい」と感じてきた方には、タイ料理専門のレシピ本も選択肢の一つです。「ガイ・ソンポン」や「ホワイトスパイス」などのタイ料理研究家が監修した書籍はレシピの精度が高く、スパイスの使い方を体系的に学べます。Amazonや楽天ブックスで1,500〜2,000円程度で購入可能です。
向井康二さんのように「好きなものを自分で作れる」という体験は、料理の楽しさを広げてくれます。マッサマンカレーはその入り口として非常に優秀な料理です。まず一度、市販のペーストで気軽に作ってみることをおすすめします。
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