ヘルシーと思って食べたソムタムで、もち米のせいでカロリーオーバーになっていた。
東京・三軒茶屋駅から徒歩わずか2分。雑居ビルの地下1階に、本場タイの空気をそのまま閉じ込めたような空間があります。
店名の「イサーン」とは、ラオスやカンボジアと国境を接するタイの東北地方のことを指します。現地では「カオニャオ(もち米)文化」が根付いており、バンコクを中心とした中部タイとはまったく異なる食文化を持つ地域です。出稼ぎ労働者がバンコクへ多く流入したことで、今ではタイ全土で最もポピュラーな庶民料理として親しまれています。
つまりイサーン料理が原点です。
イサーン・キッチンの店内は26席とこぢんまりしていますが、座敷・カウンター・ロフト状の2階席と多彩な席構成で、落ち着いた雰囲気があります。壁にはタイ王室の写真や鮮やかな装飾品が並び、南国の異国情緒が漂っています。BGMにはイサーン・ソングが流れていることも多く、日本にいながらタイ旅行気分を味わえる点が主婦層を中心に幅広い層から支持されています。
店舗は「タイ食市場 サイアム・タラート」の姉妹店という位置付けでもあり、タイからの輸入食材を使った本格的な料理を提供している点も信頼性が高いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都世田谷区太子堂4-27-11 ウィンベル福本 B1F |
| アクセス | 三軒茶屋駅より徒歩2分 |
| 営業時間(平日) | 11:30〜15:00 / 18:00〜23:00 |
| 営業時間(土日祝) | 11:30〜15:00 / 17:30〜23:00 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 席数 | 26席(カウンター・座敷・ロフト2階席) |
| 支払い | カード不可 / PayPay可 |
支払いは現金かPayPayに限られます。カードが使えない点だけ注意が必要です。
参考:食べログ公式ページ(店舗詳細・口コミ・メニュー情報)
タイ東北料理 イサーン・キッチン|食べログ
ランチに来た人のお目当ては、なんといっても「セット価格のコスパの良さ」です。
平日・土日問わず、ランチタイムには全メニューに生春巻き・スープ・デザート・タイハーブティーの4点がセットで付いてきます。価格はメニューによって異なりますが、おおむね950円前後から1,000円強という水準です。三軒茶屋という都心の人気エリアでこの価格帯は、相当コスパが優秀だと言えます。
これは使えそうです。
ランチの人気メニューをいくつか挙げると次のようになります。
辛さはオーダー時にリクエスト可能で、日本人向けにやや控えめに調整されています。辛いものが好きな方は「プリック・ポン(唐辛子フレーク)」を加えれば現地の味に近づけられます。
土日・祝日はランチメニュー以外のアラカルトからも注文できる点も嬉しいところです。
参考:タイ国政府観光庁によるイサーン料理の代表メニュー解説
タイ東北部の郷土料理「イサーン料理」|タイ国政府観光庁
「タイ料理はカロリーが高い」というイメージを持っている方も多いですが、それは主にガパオやパッタイなど炒め料理の話です。
イサーン料理の特徴は、油・砂糖をほとんど使わないこと。この一点がほかのタイ料理と大きく異なります。料理の味付けはナンプラー(魚醤)・マナオ(ライム)・唐辛子・ハーブが中心で、脂質の多い調理法を避けた「和え物・蒸し・炭火焼き」スタイルが基本です。
つまり素材の旨みが原則です。
代表的なメニューのカロリー目安は次のとおりです。
特にソムタムに使われる青パパイヤには、糖質・脂質を分解するパパイン酵素やビタミンCが豊富に含まれています。食物繊維も多く、腸の動きをサポートする効果が期待できます。ダイエット中のランチ候補として、管理栄養士の観点からも注目されているメニューです。
ただし、ひとつだけ注意点があります。
ソムタムやラープのお供として出てくる「カオニャオ(もち米)」は、普通のジャスミンライスよりもGI値が高く、カロリーも若干高めです。ヘルシーなおかずと一緒にもち米をたっぷり食べてしまうと、せっかくのカロリー控えめが帳消しになる可能性があります。ダイエット目的で訪れる場合は、もち米の量をやや控えるか、ジャスミンライスへの変更を検討するのが賢明です。
ハーブについても触れておくと、レモングラス・ガランガル・パクチー・バイマックルー(コブミカンの葉)などが料理に多用されています。これらには発汗作用・消化促進・抗酸化作用などが期待でき、体の内側から整えたい方に合った食材です。
参考:低カロリーなタイ料理とその栄養効果について
ダイエット中におすすめ!低カロリータイ料理おすすめ5選|LABタイ語学校
ランチもよいですが、イサーン・キッチンの真骨頂はディナーにあります。
ディナータイムには70種類近くのイサーン料理が揃います。ガパオやカオソイなどの定番から、ラープ・チムチュム・ソムタムの派生バリエーションまで、まさに「イサーン料理の辞典」とも言えるラインナップです。
お得なセットメニューは必見です。
ディナーはアルコールも充実しています。タイのビール「シンハー」や「チャーン」、焼酎・ワイン・カクテルまで幅広く揃っているため、夫婦でのちょっとした外食や、ママ友との女子会にも向いています。2時間半以上の宴会利用も可能です。
ビールが進む雰囲気ですね。
ひとつ頭に入れておきたいのが、ディナーの予算感です。食べログのデータでは、ディナー利用時の一人あたりの目安は2,000〜2,999円ほど。予約は電話で受け付けており、週末夜は席が埋まりやすいため、事前に連絡を入れておくのが安心です。電話番号は03-5486-2023です。
「お店には行けないけど食べたい」という日もあります。そんな時に役立つのが、イサーン・キッチンのデリバリー・テイクアウト対応です。
実はUberEatsでの評価がかなり高く、UberEats上では4.6という高スコアを記録しており、4,000件以上のレビューが集まっています。「リピート率No.1メニュー」として紹介されているのが、タイの薬膳ハーブ(八角・シナモンなど)をふんだんに使用したスープで、ほのかな酸味とコクが人気を集めています。
これは便利ですね。
UberEatsで注文できる主なメニューと参考価格は次のとおりです。
テイクアウトを利用する場合は、電話で事前予約しておくとスムーズです。「電話番号:03-5486-2023」に、希望のメニューと受け取り時間を伝えるだけで対応してもらえます。待ち時間なく受け取れるので、買い物ついでにピックアップするのも効率的です。
子どもが小さくてお店に入りにくいシーンや、外出が難しい日の夕食として自宅に本格タイ料理を取り寄せる使い方も人気です。日常の食卓に少し特別感をプラスしたい時の選択肢として、覚えておいて損はありません。
参考:UberEats公式ページ(イサーン・キッチンのデリバリーメニュー)
タイ東北料理 イサーン・キッチン|UberEats
多くの人がイサーン料理に出会う時、ソムタムやガイヤーンだけを「タイ料理の一種」として捉えがちです。でも実は、イサーン料理はタイの中で独自に発展した「別の食文化圏」と言っても過言ではありません。
意外ですね。
タイには大きく分けて4つの郷土料理圏があります。バンコクを中心とした中部料理、プーケットなどの南部料理、チェンマイなどの北部料理、そしてタイ東北部のイサーン料理です。この中でイサーン地方は農業地帯で、昔から食材を余さず使う知恵が発達してきました。
具体的には次のような特徴があります。
イサーン・キッチンではこうした食文化的背景を持つ料理を、日本人が食べやすい形に適度にアレンジして提供しています。例えばソムタムは辛さを★1〜5で調整でき、初めての方でも安心してオーダーできます。辛いものが得意な方はオーダー時に「辛め」とリクエストすれば、より現地に近い刺激的な味わいになります。
プラーラーを使ったゲーンタイプラー(魚内臓の発酵カレー)は、常連客の間で「一度はまると抜けられない」と言われるほど独特の一品です。少し冒険してみたい方はぜひ試してみてください。
参考:タイ国政府観光庁による食文化ページ(イサーン地方の食習慣と特徴)
タイの食文化について〜東北(イサーン)地方編|タイ国政府観光庁